韓国芸能人wiki
バインダーに戻る

キム・ヘスク

김해숙Kim Hae-suk
俳優・女優

1955年釜山生まれのベテラン俳優である。1974年にMBCのタレントとしてデビューし、数え切れないドラマで母親役を演じて「国民の母」と呼ばれる。映画では悪女やコミカルな泥棒まで演じ分け、観客1000万人超えの出演作を3本持つ。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

釜山からテレビの世界へ

1955年12月30日、釜山に生まれた。1974年、18歳でMBCの公開採用タレント試験に合格し、テレビドラマの世界に足を踏み入れる。主役として華々しく売り出されたわけではなく、長い間ドラマの脇を固める役柄で経験を重ねた。整った顔立ちで知られた若い頃の写真は、のちにファンの間で改めて注目されることになる。転機は中年期に入ってから訪れた。1999年のMBC『ホジュン~宮廷医官への道~』で演じたハマンテクは、夫役イ・ヒドとの夫婦漫才のようなやり取りで視聴者を笑わせ、喜劇的な間合いのうまさを印象づけた。

活動の歩み

「国民の母」「韓流の母」

2000年代に入ると、ドラマの母親役といえばまず名前が挙がる存在になり、「国民の母」と呼ばれるようになった。ユン・ソクホ監督の四季シリーズ(『秋の童話』『冬のソナタ』『夏の香り』『春のワルツ』)すべてに出演したことから、「韓流の母」という呼び名もある。キム・スヒョンやムン・ヨンナムら中年女性を描くことに長けた脚本家の作品にも繰り返し起用された。代表的なのはKBS『バラ色の人生』で、がんを打ち明けに来た娘(チェ・ジンシル)を素顔のまま迎え、叱りながら一緒に泣き崩れる場面は今も語り草である。ただし慈愛の母ばかりではない。2008年のMBC『白い嘘』、2009年のSBS『カインとアベル』、2022年のtvN『シュルプ』の大妃のように、子どもを通してではなく自分自身の欲望のために動く母親も演じ、『君の声が聞こえる』『世界で一番可愛い私の娘』の包容力ある母とは対照的な顔を見せた。

映画で見せる別の顔

映画ではテレビとは違う顔を見せることが多い。『무방비도시(無防備都市)』では犯罪組織の悪役、パク・チャヌク監督の『渇き』では冷たく残酷な母ラ夫人を演じた。『10人の泥棒たち』でのとぼけた中年の泥棒「チューインガム」、『暗殺』での独立運動の連絡役を務める喫茶店のマダムも短い出番ながら強い印象を残す。両作はどちらも観客1000万人を突破し、いずれにも出演したチョン・ジヒョンとともに、女優で初めて1000万作品を2本持つことになった。特別出演した『神と共に 第一章:罪と罰』も1000万人を超え、その数は3本となっている。2023年の『3일의 휴가(3日の休暇)』では、亡くなって3日だけ地上に戻り娘(シン・ミナ)を見守る母を演じた。

エピソード

共演者が出演を決めた理由

多彩な役柄をこなす彼女の出演は、後輩俳優が作品を選ぶ決め手にもなる。ソン・ホジュンは映画『크게 될 놈(大物になる奴)』のオファーを受けた際、キム・ヘスクの出演を知って参加を決めたと明かしている。2010年代以降は出演本数が目に見えて増えたが、本人の目標は、休みなく映画に顔を出すオ・ダルスやイ・ギョンヨンのような俳優の「女性版」になることだという。母親役のイメージにとどまらず、声がかかればどんな役にも挑む姿勢がうかがえる言葉である。

70代を前にした主演作

70歳を目前にしても主演級の仕事は途切れない。2024年12月から2025年1月にかけて放送されたKBS2『수상한 그녀(怪しい彼女)』では、ある日突然20代の姿に若返る70代の主人公オ・マルスンを演じ、若返った後の姿を演じたチョン・ジソと一人の人物を分け合った。同名映画のリメイクだが、半世紀を超えるキャリアを持つ俳優が担ったことで、人生を振り返る物語に重みが加わった。国民の母という呼び名に安住せず、新しい役柄で注目を集め続けている。

プロフィール

生年月日
1955年12月30日[1]
出生地
釜山広域市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2021年調査官ク・ギョンイAmazonで探す구경이出演[2]
  2. 2024年Mr. プランクトンAmazonで探すMr. 플랑크톤出演[3]
  3. 2019年バベル~愛と復讐の螺旋~Amazonで探す바벨出演[4]
  4. 2023年力の強い女 カン・ナムスンAmazonで探す힘쎈여자 강남순出演[5]
  5. 2023年マイ・デーモンAmazonで探す마이데몬出演[6]
  6. 2023年京城クリーチャーAmazonで探す경성크리처出演[7]
  7. 2018年アバウトタイム〜止めたい時間〜Amazonで探す멈추고 싶은 순간 : 어바웃 타임出演[8]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. キム・ヘスク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. 調査官ク・ギョンイ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. Mr. プランクトン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. バベル~愛と復讐の螺旋~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. 力の強い女 カン・ナムスン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  6. マイ・デーモン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  7. 京城クリーチャー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  8. アバウトタイム〜止めたい時間〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08