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キム・ナムギル

김남길Kim Nam-gil
俳優・女優

1980年ソウル生まれの俳優。MBC公募タレント出身で、一時は「イ・ハン」の芸名で活動した。『善徳女王』のピダム役で一躍スターとなり、『熱血司祭』で2019年SBS演技大賞の大賞を受賞。俳優業と並行して自ら設立した非営利団体での社会貢献活動でも知られる。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

舞台への憧れと遠回りのデビュー

キム・ナムギルは1980年3月13日、ソウル・江東区で生まれた。俳優を志したきっかけは高校時代に観た演劇『リア王』で、舞台の迫力に心を動かされたことだったという。大学は演劇系の学科に進んだが卒業には至らず、地道に舞台に立ちながら機会をうかがった。1999年にKBSの青春ドラマ『学校』で画面デビューを果たしたものの、その後もKBSやSBSの公募には落選が続いた。転機は2003年、MBCの第31期公募タレント試験に首席で合格したことである。また駆け出しの頃には、ベテラン俳優カン・ナムギルと名前が紛らわしいことから「イ・ハン」という芸名を使っていた。

活動の歩み

ピダム役でつかんだ大ブレイク

下積み時代は脇役や低予算映画で経験を重ね、2008年の映画『カンチョルジュン 公共の敵1-1』をきっかけに、カン・ウソク監督の勧めで本名に戻した。そして2009年のMBC時代劇『善徳女王』で、実在の人物ピダムを演じて一気に注目を集める。無邪気さと狂気を行き来する人物像は視聴者を強く惹きつけ、各種授賞式でも評価された。その勢いのまま主演ドラマ『悪い男』にも挑んだが、2010年7月から2012年7月までは社会服務要員として兵役に就き、キャリアは一時中断している。

映画と熱血司祭で築いた地位

復帰後は映画で存在感を広げた。2014年の『パイレーツ』では海賊の頭目を豪快に演じ、2015年にはチョン・ドヨンと共演した『無頼漢 渇いた罪』がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に招待された。ドラマでは2019年の『熱血司祭』で、怒りっぽいが正義感の強い神父役を快活に演じてヒットさせ、同年のSBS演技大賞で大賞を受賞、作品自体も多数の部門を制した。その後もプロファイラーを演じた『悪の心を読む者たち』(2022年)や、映画『非常宣言』などに出演。2024年には5年ぶりの続編『熱血司祭2』でシーズン制ドラマ部門の最優秀演技賞を受け、同年はNetflixシリーズ『トランク』でコン・ヒョジンと共演するなど、主演俳優として第一線に立ち続けている。

エピソード

自ら望んだピダム役

『善徳女王』では当初、別の人物であるチルスク役を打診されていたが、本人がピダムを演じたいと申し出て役を勝ち取ったとされる。結果としてこの選択が出世作になったわけで、自分の勘を信じた判断が実を結んだ形である。2019年の大賞受賞時には、人生は塞翁が馬だと言い聞かせてきたが大きな賞を前に平常心ではいられないと率直に語り、明日の自分を良くしてくれる仲間に栄光を捧げたいと共演者への感謝を述べた。

照れ屋の社会貢献家

社会貢献への関わりは、2009年ごろ知人の誘いで重度障害児の施設「ラファエルの家」を訪ねたのが始まりだった。2010年には番組の取材で地震被害を受けたインドネシア・スマトラ島の救援現場に入ったが、当初はカメラの前で善行をするのは見せかけのようで気が進まず、制作陣と衝突したという。「あなたが伝えれば家は10軒、100軒に増える」と説得され、放送後に支援が広がるのを見て考えを改めた。2012年に文化芸術の社会ブランド「ギルストーリー」を立ち上げ、2013年の台風被害を受けたフィリピンへの募金をきっかけに、2015年には正式な非営利民間団体として登録した。本人は「良い人だからするのではなく、良い人になりたくてやっている」という趣旨の言葉を残している。

プロフィール

生年月日
1980年3月13日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2023年剣の詩Amazonで探す도적: 칼의 소리出演[2]
  2. 2019年시베리아 선발대出演[3]
  3. 2017年殺人者の記憶法Amazonで探す살인자의 기억법出演[4]
  4. 2022年非常宣言Amazonで探す비상선언出演[5]
  5. 2022年悪の心を読む者たち(原題)Amazonで探す악의 마음을 읽는 자들出演[6]
  6. 2017年医心伝心〜脈あり!恋あり?〜Amazonで探す명불허전出演[7]
  7. 2019年熱血司祭Amazonで探す열혈사제出演[8]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. キム・ナムギル — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. 剣の詩 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 시베리아 선발대 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. 殺人者の記憶法 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. 非常宣言 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  6. 悪の心を読む者たち(原題) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  7. 医心伝心〜脈あり!恋あり?〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  8. 熱血司祭 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08