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イ・ジョンヒョン

이정현Lee Jeong-hyeon
俳優・女優歌手

1980年生まれの歌手・女優。16歳で映画『つぼみ』の主演に抜擢されて新人賞を総なめにし、1999年の「와(ワ)」で“テクノ女戦士”として一世を風靡した。近年は映画やNetflix作品で女優として活躍し、監督業にも挑戦している。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

16歳の衝撃的なスクリーンデビュー

イ・ジョンヒョンは1980年、ソウルの永登浦区で生まれた。芸能界への入口となったのは、チャン・ソヌ監督の映画『つぼみ』(原題『꽃잎』、1996年)のオーディションである。光州事件で心に傷を負った少女という難役に、10代半ばの無名の少女が選ばれた。演技経験のない少女が見せた鬼気迫る表情は大きな反響を呼び、公開年の大鐘賞と青龍映画賞でそろって新人女優賞を受賞し、一躍「天才少女女優」として注目された。この作品は後年まで本人の原点であり続け、2025年の全州国際映画祭では本作の上映にあわせ、チャン・ソヌ監督と共に観客の前に立っている。

活動の歩み

テクノ女戦士の時代

女優として評価を得たのち、1999年に歌手デビューを果たす。デビュー曲「와(ワ)」は、扇子を手にしたパフォーマンスと小指に付けたマイクという強烈なビジュアルで社会現象となり、続く「바꿔(変えろ)」などのヒットで「テクノ女戦士」の異名を得た。アルバムごとにコンセプトを大胆に変えるステージは「変身の女王」とも呼ばれた。2000年代には中国や日本でも活動し、中国語や日本語の楽曲も発表して韓流歌手の先駆けの一人となった。2013年のミニアルバム『V』などで歌手としての活動も続け、MBC『無限挑戦』の企画公演「土曜日土曜日は歌手だ」では「와」の舞台で往年の熱気を再現した。

女優への本格回帰と監督業

2010年代に入ると、再び映画を中心に女優としての存在感を強めた。低予算作品『誠実な国のアリス』(2015年)では、懸命に生きながら追い詰められていく女性を演じ、青龍映画賞の主演女優賞を受賞した。その後も『バトル・オーシャン 海上決戦』『軍艦島』といった大作に出演し、2020年の『新感染半島 ファイナル・ステージ』ではゾンビに覆われた半島で生き抜く母親役を演じた。2024年にはNetflix『寄生獣 -ザ・グレイ-』に出演している。私生活では2019年に一般人男性と結婚し、2人の娘の母となった。近年は監督として短編映画の制作にも取り組み、活動の幅をさらに広げている。

エピソード

伝説のファンと放送事故

公式ファンクラブ「Feel2ya(ピリヤ)」には、今も語り継がれる武勇伝がある。3集「반(半)」の活動期、スタジオの最前列に陣取ったファンはたった4人だったが、軍手をはめて送った声援は大人数のアイドルファンにも負けない迫力で、放送カメラが二度も彼女たちを映したという。この時期には苦い出来事もあった。SBS『人気歌謡』で準備した活動締めくくりの録画ステージが、機材の不具合で音が止まったり乱れたりを繰り返したのである。イ・ジョンヒョンは急きょ生のステージに切り替え、笑顔を崩さずに最後まで務めたが、放送後には悔しさから涙を見せたと報じられた。局は不具合を謝罪して再放送を約束したものの実行されず、怒ったファンの抗議が殺到して番組ホームページのサーバーが止まる騒ぎとなった。

料理番組で見せる素顔

近年はKBS2のバラエティ『新商品発売 ピョンストラン』の常連として、手際のよい料理の腕前を披露している。名節料理や母から受け継いだレシピを紹介する姿は、テクノ女戦士時代とは違う家庭的な一面として好評を得た。2026年10月の放送では、テレビから「와」が流れると幼い次女が指をマイクに見立てて踊り出し、母のトレードマークを真似る姿が話題となった。強烈なステージの記憶を持つ世代と、その娘世代がつながるような微笑ましい場面である。

プロフィール

生年月日
1980年2月7日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優 / 歌手[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2024年寄生獣 -ザ・グレイ-Amazonで探す기생수: 더 그레이出演[2]
  2. 2020年新感染半島 ファイナル・ステージAmazonで探す반도出演[3]

出典

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  1. イ・ジョンヒョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. 寄生獣 -ザ・グレイ- — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 新感染半島 ファイナル・ステージ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08