パク・ソンフン
長い舞台経験を経て遅咲きでブレイクした俳優。『ザ・グローリー』のチョン・ジェジュン、『涙の女王』のユン・ウンソンといった悪役で広く知られ、『イカゲーム』シーズン2ではトランスジェンダーの元特殊部隊員ヒョンジュを演じた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
内気な青年が舞台に立つまで
パク・ソンフンは1985年2月18日生まれで、京畿道果川の出身とされる。東亜放送芸術大学で映画芸術を学んだが、本人の回想によれば学生時代は人前に立つと震えてしまうほど内向的で、演技の授業でも一番できない学生だったという。それが悔しくて練習を重ねたことが出発点になった。卒業後はソウルの大学路の小劇場を拠点に、『ミンククジラは消化不良だ』『屋根部屋の猫』『ヒストリー・ボーイズ』などの舞台に立ち続けた。インタビューでは貧しさと劣等感こそが自分を動かしてきたと語っており、生活のために次々と舞台に出た日々が、のちの映像作品での確かな演技の土台になった。
活動の歩み
端役から悪役の当たり役へ
映像の仕事は2008年の映画『霜花店(サンファジョム)』の端役から始まった。当時はまだ20代前半で、舞台と並行しながらの出発だった。その後もドラマや映画の脇役を地道に重ね、『たった一人の私の味方』『サイコパス ダイアリー』『ジャスティス』などで少しずつ顔が知られるようになる。大きな転機は、2022年末から配信されたNetflixの『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』だった。主人公を苦しめた加害者グループの一人チョン・ジェジュンを強烈に演じ、街で役名で呼ばれるほどの知名度を得た。2024年のtvN『涙の女王』では、ヒロインのホン・ヘイン(キム・ジウォン)に執着するM&A専門家ユン・ウンソンを演じ、再び悪役として話題を集めた。本人はこの役について、少しでも哀れさや切なさがにじむ複雑な人物に見せたかったと話している。
『イカゲーム』シーズン2と近年
2024年12月に公開された『イカゲーム』シーズン2では、特殊部隊出身のトランスジェンダー女性チョ・ヒョンジュ役に起用された。役作りにあたってはトランスジェンダー当事者に助言を求め、決して笑いの種にしないことを最優先に考えたと語っている。ゲーム参加者の中で仲間を守ろうとする芯の強い人物として描かれ、国内外で注目を集めた。本名より役名で呼ばれることが増えたことについて、本人はジェジュンもヒョンジュもどちらも贈り物のような存在だと前向きに語っている。このほか『ソンサン - 弔いの丘 -』や『誘拐の日』にも出演しており、悪役に限らない役柄へと幅を広げている。
エピソード
SNS騒動と主演ドラマ降板
『イカゲーム』シーズン2の公開直後の2024年12月末、パク・ソンフンのインスタグラムのストーリーに、同作をパロディにした日本のアダルト作品のジャケット画像が掲載され、大きな批判を浴びた。本人側は、関係者に送るつもりだった画像を誤って公開してしまったと説明し、すぐに削除したうえで謝罪した。その後のインタビューでは、自分の愚かな過ちで多くの人の苦労に泥を塗ってしまったと涙ながらに頭を下げている。この騒動の影響で、主演に決まっていたtvN『暴君のシェフ』からは2025年1月に降板が発表され、王イ・ホン役はイ・チェミンが引き継いだ。無名時代から積み上げてきたキャリアの絶頂期に起きた出来事として、本人にとって大きな試練となった。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- パク・ソンフン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 涙の女王 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ザ・グローリー~輝かしき復讐~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ソンサン - 弔いの丘 - — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 誘拐の日 (小説) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- イカゲーム (シーズン2) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08