ナ・イヌ
ナ・イヌは1994年光州生まれの俳優で、本名はナ・ジョンチャン。ミュージカルでデビュー後、『哲仁王后』で注目され、『月が浮かぶ川』の代役主演で一気に名を上げた。『私の夫と結婚して』のヒットを経て、日本の連続ドラマにも主演級で出演している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
カナダで出会った韓国ドラマ
1994年9月17日に光州で生まれた。9歳のときに家族でカナダのウィニペグへ移り、12歳で韓国に戻るまで自然豊かな町で走り回って過ごし、校内のマラソン大会で優勝したこともあるという。韓人スーパーで借りたビデオで『ごめん、愛してる』を見て、演技というものに心を引かれたのがこの頃である。中学時代、友人と水原駅で遊んだ帰りにSMエンターテインメントのキャスティング担当から名刺を渡されてオーディションを受けたが、ダンスができず手拍子でリズムを取るしかなく不合格。それでも同じ担当者の推薦でJYPの公開オーディションを受け、中学3年で俳優練習生になった。だが歌手志望と変わらないレッスンに迷いが生じて事務所を離れ、アルバイトをしながら自分を見つめ直す時期を過ごす。高校では遅れた勉強を取り戻そうと図書館にこもり、学年6位まで成績を上げてホテル経営学科に合格した。そこへかつての担当者から、今度はCUBEエンターテインメントの演技練習生にならないかと連絡が入り、俳優の道に戻ることを決めた。2013年にミュージカル『총각네 야채가게(青年たちの八百屋)』で初舞台を踏み、のちに檀国大学校で演劇を専攻している。
活動の歩み
代役から主演俳優へ
当初は本名のナ・ジョンチャン名義で活動し、のちに芸名をナ・イヌに改めた。転機となったのは2020年末から放送されたtvN『哲仁王后~俺がクイーン!?~』で、名門の養子として自分を厳しく律しながら、いとこの王妃に思いを寄せる青年キム・ビョンインを演じた。2021年にはKBS『月が浮かぶ川』で、主演俳優が学生時代の暴力疑惑で降板したことを受け、急きょ第7話から温達(オンダル)役を引き継いだ。途中参加ながら最後まで作品を支え、主演級俳優として認知されるきっかけになった。その後も『징크스의 연인(ジンクスの恋人)』、2022年の映画『동감(同感)』などで主役を担い、2024年のtvN『私の夫と結婚して』ではユ・ジヒョク役で大きな人気を得た。
バラエティと日本進出
2022年からはKBSのバラエティ『1泊2日』シーズン4の固定メンバーとして、長身で素朴な末っ子キャラクターで親しまれ、2024年に番組を降板した。同年1月には長く所属したCUBEエンターテインメントとの契約を終え、のちにハナダカンパニーへ移籍している。2025年はMBC『모텔 캘리포니아(モーテル・カリフォルニア)』でチョン・ヨンス役を務めたほか、TBSの連続ドラマ『初恋DOGs』に韓国人の主要人物ウ・ソハ役で出演し、日本のテレビドラマにも活動の場を広げた。
エピソード
兵役をめぐる報道と受賞
兵役については、身体検査で4級(社会服務要員)の判定を受けたものの、招集を待つ間に3年が過ぎたため、2024年12月に兵役法の規定に基づいて戦時勤労役に編入され、事実上の免除になったと報じられた。事務所は4級判定の理由を明らかにしておらず、この報道を機に議論も起きた。その後は作品で評価を重ねる道を選び、2025年末のMBC演技大賞では『모텔 캘리포니아』で優秀演技賞を受賞した。壇上では、中学時代に続いて「第2の思春期」が来たようだと語り、自分を見つめ直す一年だったと振り返った。いつも一人だと思っていたが、振り返れば一人ではなかったと周囲への感謝も口にしている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ナ・イヌ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 私の夫と結婚して — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 月が浮かぶ川 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ずっとあなたを待っていました — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ジンクスの恋人 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08