チュ・スヒョン
1988年光州生まれの女優・モデル。大学で英文学を学んだのち25歳で演技の道に転じ、2014年のtvN『甲桐伊(カプトンイ)』の女性警察官役で一躍注目された。『ピノキオ』『王は愛する』『大君~愛を描く』など、2010年代後半にかけてドラマで脇役を重ねた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
英文科から遅咲きの俳優志望へ
光州で育ち、10代の頃はマリリン・モンローや英国の女優オリヴィア・ウィリアムズの出演作を見て、ひそかに演技への憧れを育てていたという。学校では役員を引き受けることが多く、漫画をパロディにした寸劇を考えて友人たちに演じさせるなど、人前に立つのが好きな子どもだった。それでも進路は両親の希望を優先し、光州大学の英文科に進学している。転機は卒業を控えた25歳の頃で、同級生が就職活動や試験勉強に追われるなか、本人は就職の道を選ばずオーディションに通い、演技の勉強を始めた。最初は漠然としていて「この道で合っているのか」と疑ったが、演じるほど選択に後悔がなくなったと振り返っている。身長171cmの体格を生かし、広告モデルとしても活動し、2013年の方向指示器の使用を呼びかける公共広告をはじめ、SUV「コランドC」、ギャラクシーノート3、コカ・コーラ、SKテレコムなどのCMや紙面広告に起用された。2014年には歌手キム・ウジュの『겨울밤(冬の夜)』のミュージックビデオにも出演している。
活動の歩み
『甲桐伊』の女性警察官で注目
2013年のMBC『7級公務員』への端役出演などを経て、本格的なデビュー作となったのが2014年のtvNドラマ『甲桐伊(カプトンイ)』である。連続殺人事件を追う刑事たちの中で、主人公ハ・ムヨム(ユン・サンヒョン)に片思いする女性警察官オ・ヨンエを演じた。劇中ずっと眼鏡と制服姿だった彼女が、終盤に眼鏡を外してプールで泳ぐ場面が放送されると、検索ランキングに一日中名前が載るほどの反響を呼び、同作で最も得をした出演者とまで言われた。
2010年代後半のドラマ出演
『甲桐伊』の後も、出演の中心はテレビドラマだった。同じ2014年にはSBS『ピノキオ』に起用され、翌2015年にはハ・ジウォン主演の『君を愛した時間』にも名を連ねている。時代劇にも活動を広げ、2017年のMBC『王は愛する』ではオク・ブヨン、2018年のTV朝鮮『大君~愛を描く』ではチョ・ヨギョンを演じた。2018年には映画『女子中学生A』に体育教師役で特別出演し、2019年のKBS2『町の弁護士チョ・ドゥルホ2:罪と罰』ではソ・ジヘ役を務めた。同作を最後に、新たな出演作は確認されていない。
エピソード
刑事役のために警察署へ
『甲桐伊』の撮影現場では女性キャストがほぼ一人だけで、先輩俳優たちから多くの助言を受けた。なかでもソン・ドンイルから「警察官の役なら現場には行ってみたのか」と問われ、すぐに江南警察署に許可を取りに行き、警察官に同行して話を聞いたという。被害に遭う女性たちを描く物語に感情移入し、視聴者にも一緒に怒り、考えてほしかったとも語っている。家族は手放しの応援団ではなく、ぎこちない演技は遠慮なく指摘する厳しいモニター役で、特に兄は結末を先に教えるなと言いながら毎回欠かさず見て感想を伝えてくれたそうだ。デビューの遅さについては、演技を専攻した人がうらやましい反面、その分だけ自分の個性を違った形で見せられるはずだと前向きに捉え、作品を重ねるごとに良くなる姿を見せたいと抱負を語っていた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チュ・スヒョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 大君〜愛を描く — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08