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パク・ボゴム

박보검Park Bo-gum
俳優・女優歌手ミュージシャン

パク・ボゴムは韓国の俳優である。2011年の映画『ブラインド』でデビューし、『応答せよ1988』『雲が描いた月明り』で広く知られた。海軍での兵役を経て、2025年にはNetflix『おつかれさま』やJTBC『グッドボーイ』に主演し、音楽番組の司会も務めている。[10][13][16]

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-08

生い立ちとデビューまで

夢はシンガーソングライター

パク・ボゴムが最初に思い描いた将来は、俳優ではなく自分で曲を作って歌うシンガーソングライターだった。本人の話では、歌うことやピアノを弾きながら編曲することが好きで、聴く人の心を動かす音楽家になりたかったという。芸能界に入るきっかけも音楽で、高校生のころ、ピアノの弾き語りを撮影した映像を芸能事務所に送ったことが縁になった。tvNの番組で紹介されたところによると、送り先にはSM、JYP、YGを含む大手事務所があり、映像では2AMの「이 노래(この歌)」を歌っていた。複数の事務所から合格の知らせを受けたが、彼が選んだのは後の所属事務所で、そこで歌手より俳優が向いていると勧められ、演技の道へ進んだ。本人は冗談めかして、歌も踊りも得意ではなかったからだと笑っている。[5][6]

『ブラインド』での出発

俳優としての出発点は2011年の映画『ブラインド』である。デビュー直後は演技に不慣れで、自分の役をこなすことだけで精一杯だったと振り返る。大きな学びになったのがドラマ『ワンダフルママ』で、共演したペ・ジョンオクから、演技ではない「本物」の眼差しを学んだという。以来、作品ごとに相手の目を見て演じることの大切さを感じるようになり、「目で語る俳優」になりたいと考えるようになった。一方で音楽への思いも持ち続けた。『応答せよ1988』を終えた後のインタビューでは、大学ではミュージカル学科で学んでいると明かし、いつか出演作のOSTを自分で歌ってみたいとも話している。[10][8][5]

活動の歩み

ソクヒョンとテク、二つの転機

2015年の映画『コインロッカーの女』(原題『차이나타운』)では、父の借金を背負わされながらも笑顔を失わない青年ソクヒョンを演じた。前向きさは自分と役の共通点だと語る一方、撮影中は自分の演技に確信が持てず、兵役中だった先輩ソン・ジュンギに相談したこともあり、後半になってようやく気持ちが落ち着いたという。同じ年にはKBS『ミュージックバンク』の司会にも就いた。続くtvN『応答せよ1988』では、無口な天才囲碁棋士チェ・テクを演じて一気に知名度を上げた。ヒロインの夫は誰かが話題を呼んだ作品で、本人も序盤は自分の役ではないと思っていたが、終盤の台本で結末を知ったと明かしている。[7][8]

初の主演『雲が描いた月明り』

2016年のKBS2『雲が描いた月明り』では世子イ・ヨンを演じ、作品全体を背負う主演を初めて務めた。以前から時代劇、とりわけ美しい韓服を着る作品に出たかったことが出演の決め手だったという。主演としての責任を強く感じ、監督や脚本家と何度も話し合って台本を分析したうえ、序盤に人物像がぶれたと感じた場面は監督に頼んで撮り直してもらった。劇中の甘い台詞は、台本を読んで自分がときめいた感情をうまく出すのが難しく、録音しながらトーンや話し方を何通りも試したと語っている。相手役のキム・ユジョンについては、目を見るだけで感情が通じ合ったと感謝を述べた。劇中ではOST「내 사람(私の人)」も歌っている。[9][6]

入隊と『SEOBOK』

2020年8月31日、海軍の文化広報兵として入隊した。新型コロナの感染対策から、入営の際に手を振ったり頭を下げたりする挨拶も省いた非公開の入隊だった。直前にはtvN『青春の記録』の撮影を終えており、同作は入隊後の9月7日に放送が始まった。服務中の2021年4月には、初めて長編映画で主演した『SEOBOK/ソボク』が劇場とTVINGで同時公開された。本人は入隊前に応じた書面インタビューで、イ・ヨンジュ監督や先輩たちを信じて臨んだと話し、演じた人類初のクローン人間については、幼く見えず毅然とした姿であってほしいという監督の注文をどう表現するか研究したと明かしている。[10][11][2]

除隊後の広がり

除隊後最初のドラマに選んだのは、2025年にNetflixで配信された『おつかれさま』である。イム・サンチュン作家の脚本にひかれたといい、アイユ演じるエスンを一途に支える青年ヤン・グァンシクを演じた。同年はJTBC『グッドボーイ』で、ボクシングの金メダリストから警察官になったユン・ドンジュ役に挑み、30代に入って以前より大胆になったとして、これまで演じたことのない役やジャンルに挑戦したいと話した。KBSの音楽トーク番組『THE SEASONS-パク・ボゴムのカンタビレ』の司会も担当している。2026年にはキム・ハンミン監督の時代劇アクション映画『칼: 고두막한의 검(剣:コドゥマクハンの剣)』で記憶を失った武士チルソンを演じることが発表され、映画『夢遊桃源図』の公開も控えている。同年には『雲が描いた月明り』10周年を記念したKBSの特別番組にも出演した。[14][16][17][18]

エピソード

囲碁を打てない天才棋士

『応答せよ1988』のチェ・テクは、囲碁界の頂点に立つ天才という設定だったが、パク・ボゴム自身はこの役で初めて囲碁に触れた。打つときの姿勢や目線、石を置く手つきに気を配り、囲碁に詳しい人が見ても不自然に映らないよう基本的な知識を身につけたという。人物の雰囲気をつくるため話し方もゆっくりにした。静かで真面目なところは自分とテクの似た点だとしつつ、「実際の僕は囲碁が打てない」と笑い、酒やたばこもやらないのはテクと違うところだと話している。放送終了後に開いたデビュー後初のファンミーティングでは、満員の客席を見て涙を流し、変わらず応援してくれたファンへの感謝と申し訳なさがこみ上げたと語った。[8]

軍で取った理容師資格

兵役中のパク・ボゴムは、海軍軍楽・儀仗大隊の文化広報兵の鍵盤パートに志願し、実技と面接を経て合格していた。服務中は同僚の兵士たちの散髪を引き受けることもあったとされ、兵長だった2022年初めには、前年12月に実施された国家技術資格「理容技能士」の実技試験に合格していたことが伝えられた。軍では除隊前の自己啓発として資格取得が勧められており、彼は自分の年次休暇を使って鎮海の海軍教育司令部で試験を受けたという。普段から仲間の髪を切っていた腕前を、公的な資格で証明した形である。[12]

グァンシクをつくるまで

『おつかれさま』のヤン・グァンシクを演じるにあたり、かつて水泳選手だったという設定に合わせて体重を増やし、メイク担当の助けを借りて日焼けした顔に仕上げた。口数の少ない人物なので、声も低めに出したという。済州島で育ちながら方言をほとんど使わない点は、監督から父は済州出身、母は別の地方の出身という設定を聞き、済州の言葉と劇中の母クォン・ゲオクの話し方の抑揚を少しずつ取り入れた。テレビ放送がない作品だった分、海外の同胞も見られるKBS『歌謡舞台』にアイユと出演して歌う宣伝を自ら提案したことも明かしている。自分の人生は四季でいえば「まだ初春」だと語り、もっと多くの作品に出たいと話した。[13]

ピアノとともに司会席へ

音楽への愛着は司会業にも表れている。『ミュージックバンク』を担当していた頃には、世界114か国で見られている番組だけにうまくやらなければという重圧が大きいと話し、生放送の司会で瞬発力と度胸がついたとも語った。2025年に始まった『パク・ボゴムのカンタビレ』の初回には、KBSの音楽トーク番組の始まりとされる『ノ・ヨンシムの小さな音楽会』の司会者ノ・ヨンシムが招かれ、新旧の司会者としてデュエットを披露した。『雲が描いた月明り』で共演したキム・ユジョン、ジニョン、クァク・ドンヨンもゲストとして顔をそろえた。本人はいつかドラマで自作の音楽を披露することを目標に挙げている。[7][5][15][13]

プロフィール

生年月日
1993年[13]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優 / 歌手 / ミュージシャン[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2021年SEOBOK/ソボクAmazonで探す서복出演[2]
  2. 2022年청춘MT出演[3]
  3. 2017年ヒョリの民宿Amazonで探す효리네 민박出演[4]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. パク・ボゴム — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. SEOBOK/ソボク — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 청춘MT — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. ヒョリの民宿 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. パク・ボゴム「もともとはシンガーソングライターが夢だった」毎日経済(スタートゥデイ)/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  6. パク・ボゴム、デビュー前に大手事務所へ送った弾き語り映像イーデイリー/参考出典/確認日 2026-10-08
  7. 『チャイナタウン』パク・ボゴム インタビュースターニュース/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  8. 『応答せよ1988』パク・ボゴム「目で演じる」アジアトゥデイ/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  9. 『雲が描いた月明り』を終えたパク・ボゴムのインタビュー国際新聞/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  10. パク・ボゴム、海軍文化広報兵として非公開入隊韓国日報/参考出典/確認日 2026-10-08
  11. 『SEOBOK』パク・ボゴム書面インタビュー民衆の声/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  12. 兵長パク・ボゴム、服務中に理容師資格を取得聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  13. 『おつかれさま』パク・ボゴム「クァンシクはどこかで生きている人物」聯合ニュース/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  14. 『おつかれさま』パク・ボゴム インタビュースターニュース/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  15. KBS『パク・ボゴムのカンタビレ』初回放送KBSニュース/公式一次情報/確認日 2026-10-08
  16. 『グッドボーイ』でアクションに挑んだパク・ボゴム聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  17. パク・ボゴムとチュウォン、キム・ハンミン監督の新作に合流韓国日報/参考出典/確認日 2026-10-08
  18. ドラマ『夜の旅人』制作再整備の報道スターニュース/参考出典/確認日 2026-10-08