コ・ソンヒ
1990年生まれの女優。米国で生まれ、モデル活動を経て2013年の映画『憤怒の倫理学』で俳優デビューした。『夜警日誌』で初主演を果たし、『マザー』『SUITS/スーツ』『ガウス電子』などで対照的な役柄を演じ分けてきた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
二つの国を行き来した少女時代
コ・ソンヒは1990年6月21日、米国で生まれた。父が現地の大学院で博士課程に在籍していた時期の誕生で、そのため韓国と米国の二つの国籍を持つ。一家は彼女が4歳のときに帰国したが、中学から高校にかけては再び米国と韓国を往復する生活となり、その多くを一人で過ごした。新しい学校に溶け込むのに苦労はしなかったと本人は話す一方、孤独を感じる時間も長かったと打ち明けている。芸能界との接点が生まれたのは高校2年生のときで、モデルとしてスカウトされ、大学2年生の頃まで誌面や広告の撮影に携わった。
モデルから俳優へ
俳優を志す転機は、モデルの現場で訪れた。写真撮影より動画の撮影に参加したときのほうがずっと心が躍ることに気づき、演技を本業にしようと決めたのである。そのためにモデル事務所との契約は違約金を負担して解消し、以後は自作のプロフィールを手に各所のオーディションを受けて回ったという。こうした売り込みが実り、2013年に映画『憤怒の倫理学』でスクリーンデビューを果たした。同じ年にはMBCドラマ『ミス・コリア』にも出演し、映像作品での経験を重ね始めた。
活動の歩み
『夜警日誌』での初主演
大きな飛躍となったのは時代劇『夜警日誌』である。ヒロインのトハ役で、初めての時代劇、初めての一人二役、初めての主演という「初めて」が一度に重なった。撮影当初は実感が湧かないまま走り出したが、主演としての責任を感じ、とにかく最善を尽くそうとしたという。演出側からは時代劇特有の古風な話し方をしないよう求められ、新しいスタイルへの挑戦ゆえに視聴者の戸惑いも肌で感じたという。本人は、手探りで成長していくトハの姿が当時の自分と重なっていたと振り返り、成長痛を経験した特別な作品だと語っている。
暗い母親と明るいキャリアウーマン
2017年の『あなたが眠っている間に』を経て、2018年には正反対の二役を立て続けに演じた。『マザー』では、自分の産んだ娘から目を背けて手放してしまう母親チャヨンを演じ、不安定な心理を体現して評価を得た。一方『SUITS/スーツ』では生き生きとした法律事務所の職員キム・ジナを演じ、原作のキャラクターを意識しすぎず自分なりに立体的に描こうとしたという。その後も2020年の時代劇『風と雲と雨』や『愛しのホロ』、2022年の社内恋愛コメディ『ガウス電子』と、ジャンルを問わず出演を重ねた。
エピソード
「燃え尽きた」作品と「幸せだった」現場
2018年の二作について、彼女は『マザー』では全力を燃やし尽くし、『SUITS/スーツ』では幸せだったと対比して語っている。チャヨン役は胸が高鳴ると同時に怖さもある挑戦だったといい、それまで暗い役が多かった自分が、ジナ役で初めて本来の明るさを見せられた気がして癒やされたとも話した。私生活では2022年に一般男性と結婚し、家族や親しい人だけで式を挙げた。その後しばらく出演が途絶えていたが、のちに事務所が、彼女が娘を出産し、すでに1歳の誕生祝いも済ませたことを明らかにした。事務所は同時に、復帰作を検討中であることも伝えている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- コ・ソンヒ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- あなたが眠っている間に — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 風と雲と雨 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 愛しのホロ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ガウス電子 僕らの社内恋愛マニュアル — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08