キム・ソンチョル
1991年ソウル生まれの俳優。2014年にミュージカルでデビューし、『賢い監房生活』の法子役で映像でも注目された。舞台、映画、ドラマを行き来し、『その年、私たちは』や『破果』などで存在感を高めている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
怒りのはけ口から演技へ
1991年12月31日、ソウル松坡区蚕室洞で生まれた。俳優になろうと決めたのは18歳のときである。一時は社会体育系の大学受験を準備したものの、自分には合わないと感じてすぐに方向転換したという。演技を選んだ理由について、本人は普段から想像をたくさんし、それを素直に信じ込む性格が演技に向いていると思ったこと、そして子どものころ怒りっぽく、その感情を吐き出す手段が必要だったことを挙げている。韓国芸術総合学校演劇院の演技科に2010年に入学し、21歳で陸軍に入隊、第8軍団で兵長として満期除隊した。2014年、ミュージカル『思春期』で初舞台を踏んだ。
活動の歩み
舞台で磨いた主演の力
キャリアの土台はミュージカルの舞台にある。出世作は2016年に初演された創作ミュージカル『ファンレター』で、憧れと恋心の間で揺れる青年チョン・セフンを繊細に演じ、ファンの間では今も彼のセフンを再び見たいという声が絶えない。2023年には『恋におちたシェイクスピア』のウィル・シェイクスピアと『モンテ・クリスト』のエドモン・ダンテスで大作の主演を立て続けに担い、デビューの場となった忠武アートセンター中劇場から、ちょうど10年で同センター大劇場を完売させる存在になった。デビュー10周年の2024年には『ジキル&ハイド』20周年公演で題名役を務めている。とりわけ縁が深いのが『デスノート』のL役で、2022年の公演と2023年のアンコール、2026年の再演と、二つ以上のシーズンに出演した唯一のミュージカルとなった。原作アニメを数百回見返し、漫画を自分で訳しながら敬語の言い回しを磨いた準備ぶりから、「信じて見るL」と呼ばれている。
ドラマと映画での飛躍
映像で広く知られるきっかけはtvN『賢い監房生活』(2017〜2018年)の法子役である。主人公を支える受刑者を演じて評判を呼び、2018年にはKBS2の音楽ドラマ『To. Jenny』で初主演を務め、楽器演奏と歌も披露した。2019年はtvN『アスダル年代記』でどんでん返しの多いイプセンを演じ、映画『82年生まれ、キム・ジヨン』では主人公の弟役を担った。2020年のSBS『ブラームスは好きですか?』でSBS演技大賞新人賞候補となり、2021年末からのSBS『その年、私たちは』では幼なじみキム・ジウンの切ない片思いで多くの視聴者をつかんだ。2022年の映画『梟―フクロウ―』では昭顕世子を演じ、同作で春史国際映画祭の新人男優賞を受賞した。その後もNetflix『地獄が呼んでいる』シーズン2のチョン・ジンス役(2024年)、映画『破果』の殺し屋トゥウ役(2025年)などで振れ幅を広げている。
エピソード
ソン・ジュンギとの縁と素顔
2021年のtvN『ヴィンチェンツォ』に若い銀行頭取ファン・ミンソン役で特別出演したのは、『アスダル年代記』で共演したソン・ジュンギに頼まれたからである。最終回にも本来は台本にない場面が追加され、囚人服の小道具がないと聞くと、『賢い監房生活』で着た囚人服姿の自撮りを送ったという。ソン・ジュンギは「後輩だけど演技がうますぎて嫉妬する」と称えた。素顔の面では、毎日欠かさず運動し、公演前は集中のため食事をとらずプロテインで済ませる。演技の前に香水をつける習慣があり、体には18か所のタトゥーがあることも明かしている。ミュージカル授賞式ではチョ・スンウが注目する後輩として名前を挙げ、話題になった。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・ソンチョル — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- NO WAY OUT:ザ・ルーレット — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- その年、私たちは — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08