パク・ソンヨン
パク・ソンヨンは1975年生まれの女優である。大学路の小劇場で鍛えた演劇俳優で、1996年に初舞台を踏んだ。映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のキム・チーム長役などで注目され、近年は『涙の女王』『テプン商事』など話題のドラマに欠かせない名脇役となっている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
演劇に心を奪われて
演劇との出会いは中学1年のときで、舞台『われらの歪んだ英雄』を観て夢中になり、児童劇団で演技を始めたという。その後は芸術高校から檀国大学の演劇映画学科へと進み、一貫して舞台の道を歩んだ。1996年に『날 보러와요(私に会いに来て)』で初舞台を踏み、以降はソウル・大学路を拠点に活動。2010年代には『목란 언니(モンラン姉さん)』『ベルナルダ・アルバの家』『三人姉妹』などに出演し、演技力に定評のある舞台俳優として知られるようになった。
活動の歩み
スクリーンとドラマの名脇役へ
初めての映画出演は大学時代、先輩のチョ・ボムグ監督に誘われた短編『장마(梅雨)』で、当初は「演劇しかやらない」と断ったほどだった。長編映画は2000年の『ペパーミント・キャンディー』の女工役という端役が最初である。映画に本気で向き合うようになったのは、レジ係の一人として約30回の撮影に参加した『明日へ』がきっかけだったという。その後『京城学校:消えた少女たち』『哭声/コクソン』『毒戦 BELIEVER』の手話通訳士などで印象を残し、2019年の『82年生まれ、キム・ジヨン』では主人公の職場の先輩キム・チーム長を演じて注目された。2022年には『말임씨를 부탁해(マリムさんをお願い)』で映画主演も務めている。ドラマへの本格進出は2019年の『アビス』『アスダル年代記』からで、その後『恋するアプリ Love Alarm』『Mine』『涙の女王』と出演が続き、2025年には『エマ』『テプン商事』など話題作に次々と起用された。2026年にはENA『클라이맥스(クライマックス)』に出演し、同年7月には新たな事務所と専属契約を結んだ。
エピソード
演出家との縁と演劇への執念
『82年生まれ、キム・ジヨン』のキム・ドヨン監督とは、監督が俳優として舞台に立っていたころに演劇を通じて知り合った仲である。監督から連絡を受けると、役柄も聞かずに「絶対にやります」と即答したという。小説より比重の増したキム・チーム長には知名度のある俳優を望む声もあったが、監督は彼女の起用を譲らなかった。本人は会社勤めの経験がなかったが、有能でありながら家庭との両立に悩む上司像を立体的に演じ、監督の信頼に応えた。若いころは「演劇俳優として生き、演劇俳優として死ぬ」つもりだったと振り返る一方、演劇が自分という人間をつくり、映画が性格を明るく変えてくれたとも語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- パク・ソンヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- アビス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08