チャンヨル
チャンヨルは韓国の歌手・俳優で、ボーイズグループEXOのメンバー。学生時代から楽器に親しみ、2012年にEXOとしてデビューした。作詞作曲、ユニットEXO-SC、映画『ぼくの歌が聴こえたら』の主演を経て、2024年にソロデビューを果たした。[11][9][6]
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-08
生い立ちとデビューまで
楽器に親しんだ少年時代
1992年11月27日、ソウルに生まれた。ギター、ドラム、ベース、ジャンベといった複数の楽器を演奏できることは、デビュー後のプロフィールでも趣味・特技として紹介されてきた。なかでもギターは子どものころから弾き続けてきた楽器で、2025年の雑誌インタビューでは、舞台でも一度はギターを弾きながら公演してみたかったと明かしている。ソロツアーでそれを実現した後に映像を見返し、ギターを弾いているときの自分はこれほど幸せそうな顔をしているのかと気づいたという。[1][3][10]
制服モデル大会からSMへ
芸能界に入るきっかけは、学生時代に出場した制服モデルのコンテストだった。2015年の旧正月にKBS2で放送された特番『スターゴールデンベル』で、本人はこの大会で銀賞を受け、それが芸能界入りの契機になったと語り、その場で制服姿のファッションショーを即興で披露している。2015年の中央日報の紹介記事では、2008年にSMエンターテインメントのキャスティングシステムを通じて選ばれたと記されている。その後の練習生期間を経て、2012年にEXOのメンバーとしてデビューした。[4][3][11]
活動の歩み
EXOの中心メンバーとして
EXOは2012年にデビューすると、翌2013年の「Growl(ウルロン)」で社会現象ともいえるブームを巻き起こし、その後も「Call Me Baby」「Love Me Right」などのヒットを重ねて、2010年代半ばのK-POPを代表するボーイズグループとなった。チャンヨルはグループの中でラップとボーカルの両方を担当している。制作面でも存在感を増し、タイトル曲「Ko Ko Bop」「Love Shot」や収録曲「가끔 (With You)」で作詞・作曲に名を連ねるなど、歌う側にとどまらない音楽的な力量を示してきた。[12][11][5]
ユニットEXO-SCで全曲作詞
2019年7月22日には、メンバーのセフンと組んだユニット「セフン&チャンヨル」(EXO-SC)として初のミニアルバム『What a life』を発表した。収録された6曲はいずれもヒップホップで、「What a life」「있어 희미하게(かすかに残る)」「부르면 돼(呼べばいい)」の3曲をタイトル曲に据えた。プロデュースはDynamic Duoのケコとディバインチャンネルが担当し、二人は全曲の作詞に加わったうえ自作曲も収めた。表題曲には、働くことも遊ぶことも思い切り楽しもうという、二人らしい明るいメッセージが込められている。[5]
映画初主演と兵役
2021年3月24日公開の映画『ぼくの歌が聴こえたら』(原題『더 박스』、ヤン・ジョンウン監督)で、スクリーンでの本格的な初主演を務めた。演じたのは、箱をかぶらなければ人前で歌えない才能ある青年ジフンで、成功に執着するプロデューサーのミンス(チョ・ダルファン)とともに各地で路上ライブを重ねるロードムービーである。劇中ではギターやドラムの演奏、歌も自ら披露した。公開直後の同年3月29日に入隊し、陸軍第9歩兵師団で服務。在隊中も陸軍の創作ミュージカル『ブルーヘルメット:メイサの歌』に出演し、2022年9月28日に満期除隊した。[2][6][8]
ソロ歌手としての出発
除隊後はソロ活動を本格化させた。2024年8月28日に初のミニアルバム『Black Out』を発表し、EXOとしてのデビューから12年目でソロ歌手としての一歩を踏み出した。表題曲は速いテンポのポップロックで、別れの後に訪れる心の混乱を、明かりの消えた街や通知もなく暗くなるスマートフォンの画面になぞらえている。続いてアジアツアー「City-scape」を行い、2025年8月25日には生演奏の比重を高めた2枚目のミニアルバム『Upside Down』をリリースした。[9][11]
グループ復帰と日本での活動
2026年1月19日、EXOはメンバーの兵役を終えて約3年ぶりのフルアルバムとなる8thアルバム『Reverxe』を発表し、スホ、チャンヨル、D.O.、カイ、セフン、レイの6人で活動した。タイトル曲「Crown」は、SMエンターテインメントらしい重厚なパフォーマンス曲として受け止められた。ソロでは前年10月に日本で初のミニアルバム『日々』を出しており、2026年10月2日には日本2枚目のミニアルバム『旅』を発売した。作曲・編曲に参加した曲も収め、音楽フェス「a-nation 2026」に出演したのち、神奈川・愛知・大阪・東京を回る「CHANYEOL JAPAN TOUR 2026 -The Route-」を予定している。[12][13]
エピソード
映画の現場でよみがえった情熱
『ぼくの歌が聴こえたら』では、初めてトロットを歌う場面にも挑んだ。2021年3月の試写会で本人は、実際に歌ってみるととても魅力のあるジャンルで、歌詞も面白かったと振り返っている。劇中曲の作詞にも加わり、制作を通じて多くを学んだという。グループ活動の忙しさから楽器の練習とは遠ざかっていたが、撮影をきっかけに演奏への熱が再びわき上がり、撮り終えた後も練習を続けたと話した。ヤン・ジョンウン監督はもともとEXOのファンで、ラップや低音の声、自由で創造的なアーティストとしての姿に惹かれて起用したと明かし、共演のチョ・ダルファンは現場で辛抱強く取り組む姿に心を打たれたとたたえている。[6][7]
ステージで気づいた自分の顔
2025年初めの雑誌インタビューでは、ソロツアー「City-scape」で特に力を入れた要素としてギター演奏を挙げた。公演の映像を見返すと、自分でも想像したことのない表情をしていて、ギターを弾いているときの自分はこんなに幸せなのだと気づいたという。ツアーでは訪れた土地で親しまれている曲をカバーし、日本では以前から好きだった米津玄師の「Lemon」を歌った。音楽づくりでは、自分の耳に足りない部分が聞こえるうちは妥協しないことを信条とし、他人を説得する前にまず自分自身が納得できる音楽を作りたいと語っている。[10]
ファンへの思いを歌詞に
『Black Out』では、収録曲「I'm on Your Side Too」と「Clover」の作詞を手がけた。普段は自分の経験に想像を織り交ぜて詞を書くが、初めてのソロ作品では大切な記憶そのものを伝えるほうが意味があると考えたという。「I'm on Your Side Too」は、ステージからファンのEXO-Lを見つめていたときに感じた幸福感をもとにした曲である。2025年のインタビューでも、歌手になってよかったと思う瞬間としてファンに会うときを挙げ、ここ数年は誕生日のたびに公演会場でおよそ1000人のファンと過ごしていると話した。[9][10]
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- チャンヨル — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ぼくの歌が聴こえたら — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- EXOメンバー紹介企画:チャンヨル(プロフィール・キャスティング経歴)中央日報(少年中央)/参考出典/確認日 2026-10-08
- 『2015スターゴールデンベル』でチャンヨルが制服モデル大会の銀賞受賞を明かすYTN Star(TVレポート)/参考出典/確認日 2026-10-08
- セフン&チャンヨル、デビュー作『What a life』で全曲作詞に参加アジアトゥデイ/参考出典/確認日 2026-10-08
- 『더 박스』試写会:チャンヨル「トロットに挑戦、音楽的にも成長」エクスポーツニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
- 『더 박스』試写会:監督とチョ・ダルファンが語るチャンヨル韓国日報/参考出典/確認日 2026-10-08
- EXOチャンヨル、陸軍を満期除隊SBS芸能ニュース/公式一次情報/確認日 2026-10-08
- EXOチャンヨル、初のミニアルバム『Black Out』でソロデビューThe Korea Herald/参考出典/確認日 2026-10-08
- チャンヨル インタビュー:ツアーでのギター演奏と音楽観アリーナ・オム・プラス(ARENA HOMME+ Korea)/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
- EXOチャンヨル、2枚目のソロEP『Upside Down』発表へKorea JoongAng Daily/参考出典/確認日 2026-10-08
- EXO、8thフルアルバム『Reverxe』で復帰東亜日報(英語版)/参考出典/確認日 2026-10-08
- EXOチャンヨル、日本2ndミニアルバム『旅』発売と日本ツアーニュースカルチャー/参考出典/確認日 2026-10-08