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カイ

카이
EXOSuperM歌手俳優・女優

カイは全羅南道順天市出身の歌手で、本名はキム・ジョンイン。2012年にEXOのメンバーとしてデビューし、グループの看板パフォーマーとして活躍。SuperMへの参加や2020年からのソロ活動、俳優業でも存在感を示している。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-08

生い立ちとデビューまで

8歳で始めたバレエ

1994年1月14日生まれ。父親は自身が若い頃に美術の道を家族に反対された経験から、息子には興味のあることを何でもやらせようと、美術や音楽などさまざまな習い事に通わせた。その中でカイが最も夢中になったのが踊りで、幼い頃に観た『くるみ割り人形』をきっかけにバレエに憧れ、8歳からレッスンを受け始めた。本人によれば全国大会で優勝したこともあるという。父は彼が踊る姿を幼い頃から欠かさずビデオカメラに収めており、その映像が後に芸能事務所の扉を開くことになる。

ゲーム機に揺れた進路選択

小学6年生だった2005年、カイは中学でバレエを専攻するつもりでいたが、父親はSMエンターテインメントのオーディションを勧めた。折悪しく志望校の面接日とオーディションの日程が重なり、本人はバレエを選ぼうとしたものの、父の「合格したらゲーム機を買ってあげる」という一言でオーディション会場へ向かったという。結果は不合格で、幼いながら人生に失敗したような気持ちになったと振り返っている。その後もバレエとオーディション準備を並行し、RAINやマイケル・ジャクソンの映像を見ながら練習を重ねた。中学2年の2007年にSMから連絡があり、練習生よりも一段下の「見習い」として入所した。

練習生時代と同い年の友人

SMに入ってからは、バレエやジャズで培った基礎の上にヒップホップなど新しいジャンルを身につけていった。カイは後年、同じ酉年生まれのSHINeeのテミンを最も親しい同い年の芸能人に挙げ、物をよくなくすところや一つのことに没頭する性格が似ていると笑って語っている。約5年の準備期間を経て、2012年にEXOのメンバーとしてデビューを果たした。芸名「カイ」には「開く」という意味が込められており、本人も後にこの由来をソロアルバムの題名に重ねている。

活動の歩み

EXOのセンターとして

EXOでは主にダンスを担い、ステージの中心に立つことが多いメンバーとして定着した。グループは2010年代半ばに国内の授賞式で大賞を重ね、ソウル歌謡大賞では史上初の3年連続大賞を達成している。2014年には、雑誌企画で幼い頃の夢だったバレリーノに挑戦し、国立バレエ団のプリンシパル、イ・ジェウから「今も線が生きている」と驚かれた。コンサートのソロステージでは楽曲や振り付けづくりにも自ら関わるなど、演者にとどまらず作り手としての関心も見せてきた。ファッションへの感度も高く、グッチとの縁から海外メディアに「ヒューマン・グッチ」とあだ名されたこともある。

演技とSuperM

2010年代後半には演技にも活動の幅を広げた。ウェブドラマ『初めてのキスだけ7回目』などを経て、2017年にはKBS1の日曜ドラマ『アンダンテ〜恋する速度〜』で地上波ドラマ初主演を務め、反抗心の強い高校生を演じた。演技について当時は「まだ堂々と語れる段階ではない」としつつ、俳優たちが演技を愛する理由が分かる気がすると話している。2019年にはSMが各グループの精鋭を集めたプロジェクトグループSuperMに、テミン、EXOのベッキョンらとともに参加。デビュー作『SuperM』は米ビルボード200で1位となり、韓国の歌手としてはBTS以来の快挙として話題を呼んだ。

ソロ歌手としての歩み

2020年11月30日、デビューから8年を経て初のソロミニアルバム『KAI』を発表し、タイトル曲『Mmmh』で抑えた色気を打ち出した。全6曲をR&Bでそろえ、収録曲すべての振り付けを自ら準備したという。2021年の『Peaches』では一転して明るく軽やかな雰囲気に挑み、2023年3月の3枚目のミニアルバム『Rover』では脱色した髪にレザージャケット姿で自由を求める放浪者を表現し、iTunesのトップアルバムチャートで40の国・地域の1位を獲得した。しかし同年5月11日、兵役延期の運用が厳格化された影響でEXOのカムバック準備中に入隊が決まり、社会服務要員として代替服務に就いた。

除隊後の再始動

2025年2月に召集解除となり、そのわずか2カ月後の4月21日に4枚目のミニアルバム『Wait On Me』を発表した。アフロビーツのリズムを取り入れたタイトル曲には、パワフルなイメージを求めるファンのためにダンスブレイクを盛り込んだと説明している。5月からはソウルを皮切りにアジア10都市を巡るソロツアー『KAION』を開催。2026年1月には、スホ、チャニョル、D.O.、セフン、レイとの6人でEXOの正規8集『REVERXE』を約2年6カ月ぶりに発表した。グループは4月から14の地域で27公演のツアーを行い、11月にはソウルでアンコール公演を予定している。

エピソード

誕生日の涙

2016年1月14日、自身の誕生日に開かれたソウル歌謡大賞で、EXOは本賞と大賞を受け、カイは本賞の受賞コメントの途中で涙を見せた。後のインタビューでは、前年は年明けからミュージックビデオの撮影で苦労が続き、一時は個人的なスランプにも陥っていたと明かした。歌手を夢見る人たちの姿を見て「頑張ろう、幸せでいよう」と自分を励まし、一年を乗り切った末の大賞だったため、人生でも指折りの誕生日プレゼントに感じたという。同じインタビューでは、12年後には自分の名前の前に「最高」という言葉が付いていてほしいとも語っている。

交際報道と入隊前の涙

2019年1月にはBLACKPINKのジェニーとの交際が報じられ、所属事務所が認めたが、同じ月のうちに別れたと伝えられた。2023年5月の入隊決定は本人にとっても急な知らせで、発表前日のインスタグラムのライブ配信では「準備したことがたくさんあったのに残念だ」と話しながら涙を見せた。入所の場所や時間は本人の意向で公開されず、当日のイベントも行われなかった。除隊後のショーケースでは、2年間はただ過ぎたのではなく良いものを積み上げた時間だったと示したかったと語っている。

バラエティへの心境変化

かつては、バラエティ番組への出演がアーティストとしてのパフォーマンスに悪影響を与えかねないと考えていたという。しかし2019年の『知ってるお兄さん』出演時、ゲーム中に発した突拍子もない一言が大きな話題になり、本人も後にこれをバラエティでの転機に挙げている。2025年のカムバック時には「今は楽しんでいる」と語り、バラエティもパフォーマンスを見に来てもらうための一つの道だと考えるようになったと説明した。クロップトップ姿の多さを「なぜそんなに布が足りないのか」とD.O.にからかわれたという逸話も笑いながら明かしている。

プロフィール

生年月日
1994年1月14日[1]
出生地
順天市[1]
国籍
韓国[1]
職業
歌手 / 俳優[1]
関連グループ
EXO / SuperM[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2017年アンダンテ〜恋する速度〜Amazonで探す안단테出演[2]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. カイ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. アンダンテ〜恋する速度〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08