キム・ジョンナン
キム・ジョンナンは1971年ソウル生まれの女優で、本名はキム・ヒョナ。1991年にKBS公募タレントとしてデビューした。『紳士の品格』『SKYキャッスル』『愛の不時着』などで強い印象を残す脇役を演じ、近年はYouTubeでも親しまれている。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
公募タレント落選からの再挑戦
ソウル生まれ。東国大学の演劇映画科で演技を学んだ。テレビ局の公募タレントには一度でたどり着いたわけではなく、1990年にMBCの19期公募に挑んだ際は3次審査で落ちている。翌1991年、KBSの14期公募タレントに合格して俳優としての第一歩を踏み出した。デビュー当初は本名のキム・ヒョナで活動し、1997年から現在の芸名キム・ジョンナンを名乗っている。
休業と復学、リポーター時代
最初の大きな成果は早くに訪れた。1992年のKBSドラマ『明日は愛』で演じたファン・ジンソン役が評価され、KBS演技大賞と百想芸術大賞の新人賞をそろって手にしたのである。ところが本人は、放送の現場が自分の思い描いていた姿とかけ離れていると感じ、ほどなく活動を休んで大学に戻った。数年後に演技の世界へ戻ってきたときには視聴者の記憶から名前が薄れており、しばらくはリポーターの仕事で生計を立てた時期もあったという。
活動の歩み
舞台・ラジオ・映画で積んだ実力
2000年代に入ると映画とドラマの両方で着実に役を重ねた。2006年の映画『タチャ イカサマ師』ではセラン役を演じ、2008年には舞台『ハムレット』でガートルードを務めている。声の仕事も多く、2007年から翌年にかけてSBSラジオ『キム・ジョンナンのラジオシティ』、2012年から翌年にかけてはtbsの深夜番組でDJを担当した。2012年のSBS『紳士の品格』では、清潭洞のビルオーナーで夫を尻に敷くパク・ミンスクを演じ、コミカルで華やかな存在感が話題になった。
短い出番で物語を動かす
2018年のJTBC『SKYキャッスル』では、序盤だけの登場ながら物語全体の発端となるイ・ミョンジュ役を演じ、強烈な印象を残した。翌2019年のtvN『愛の不時着』では北朝鮮の軍官舎で婦人たちを仕切るマ・ヨンエを演じ、口は悪いが情の厚い人物像で人気を集めた。その後も『ボーンアゲイン 運命のトライアングル』『財閥家の末息子』、映画『世にも美しいオードリー』と作品が続き、2026年には時代劇『愛する盗賊様よ』に出演している。
エピソード
猫と暮らす日常と病の告白
YouTubeチャンネル「정난이를 부탁해」では、猫たちと暮らす独身生活や運動、インテリアの悩みを率直に見せ、BTSやATEEZのファンであることも隠さない。肩の腱板断裂をリハビリで乗り越えた経験も語っている。2026年9月30日放送のMBC『ラジオスター』では、甲状腺がんの手術を受けていたことを初めて明かした。早期発見で抗がん治療は必要なく、手術後まもなくYouTubeを再開し、2か月後にはドラマの撮影に入ったという。前年には父を亡くし、愛猫も相次いで失って心身が弱り、倒れてあごを縫うけがもしていた。入院時に付き添ってくれた親友パク・ミソンへの感謝も口にしている。
20年来の友情と独身生活
私生活では独身を通しており、結婚の可能性について「完全に閉ざしたわけではない」と冗談まじりに語ったこともある。タレントのパク・ミソンとは20年来の親友で、互いにつらい時期を支え合ってきた。気の合う仲間と「おばさんたちの友情を死ぬまで」という意味の頭文字をとった会「아우디」を作り、一緒に旅行にも出かけている。華やかな悪女役や強気な奥様役の印象が強いが、番組で見せる素顔は気さくでよく笑い、そのギャップが中高年の女性を中心に共感を集めている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- キム・ジョンナン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 愛の不時着 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- ボーンアゲイン 運命のトライアングル — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 財閥家の末息子 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 世にも美しいオードリー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 愛する盗賊様よ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09