BIBI
BIBIは1998年蔚山生まれのシンガーソングライター兼俳優で、本名はキム・ヒョンソである。オーディション番組で注目されてフィールグッドミュージックからデビューし、「밤양갱(栗羊羹)」の大ヒットで幅広い世代に知られた。映画『花蘭』やドラマ『最悪の悪』などで俳優としても評価を得ている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
蔚山の少女がオーディションへ
BIBIは1998年9月27日に蔚山で生まれた。本名はキム・ヒョンソである。地元で中学を終えたのち慶尚南道の高校を卒業し、釜山の大学でスペイン語を専攻したが、芸能活動が忙しくなって長く休学し、最終的に籍を失っている。転機となったのは2018年から放送されたSBSのオーディション番組『더 팬(ザ・ファン)』で、独特の声と存在感で勝ち進み、準優勝を果たした。この出演をきっかけにタイガーJKとユン・ミレが率いるレーベル、フィールグッドミュージックと契約し、2019年にシングル「비누(石けん)」で正式にデビューした。芸名は「ネイキッド・ビビ」、つまり裸の赤ん坊のように飾らない姿を表すという。
活動の歩み
物語を背負った音楽
デビュー後は、愛や欲望、暴力をあけすけに歌う楽曲で個性を打ち出した。「인생은 나쁜X(人生は悪いX)」などの曲で強烈な印象を残し、2022年には1stフルアルバム『Lowlife Princess: Noir』を発表して批評面でも評価を得た。アジア系アーティストを世界に紹介する88risingとも組み、海外での活動の幅も広げている。大きな転機は2024年2月13日発表の「밤양갱(栗羊羹)」で、チャン・ギハが作詞・作曲・編曲を手がけたこの曲は、それまでの尖ったイメージとは違う素朴な歌で大ヒットし、2025年の韓国大衆音楽賞では最優秀ポップ・ソングを受賞した。2025年には2ndフルアルバム『EVE: ROMANCE』を出し、2026年5月にも新曲を発表している。
俳優としてのキム・ヒョンソ
演技の場では本名のキム・ヒョンソを名乗ることが多い。映画では『여고괴담 여섯번째 이야기: 모교(女子高怪談6)』に出演したのち、2023年に『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』、『花蘭(ファラン)』へと出演を重ね、『花蘭』では各映画賞の新人賞候補に挙がった。ドラマでは2023年のDisney+『最悪の悪』でイ・ヘリョン役を演じ、2024年には『江南Bサイド』、SBS『熱血司祭2』にも出演した。歌手として築いた危うく強い魅力を、そのまま役に持ち込める俳優として存在感を高めている。
エピソード
自ら作り込む世界観
BIBIの作品づくりは、一曲一曲を自分で組み立てた物語の一場面として扱うところに特徴がある。ミュージックビデオの演出やアルバムの見せ方、グッズのデザインまで、ほとんどを本人が決めていることでも知られ、制作ではまず言葉を固め、そこに旋律を乗せ、全体のコンセプトは最後に詰めていくという。2024年の雑誌インタビューでは、1stアルバムで「ノワール」の章を閉じたこと、次は近未来の漢江を舞台にした「愛」の章、その先には自分自身の話を正直に描く章を考えていることを語った。将来、結婚して母親になる日が来れば、その経験も歌にしたいとも話している。目の下に描く赤い点は、いまや彼女の代名詞である。
「栗羊羹」の著作権料
2025年5月にMBC『ラジオスター』に出演した際、「밤양갱」が大ヒットしても作詞・作曲をしたのはチャン・ギハなので、著作権料は自分ではなく彼に入ると率直に明かして笑いを誘った。チャン・ギハからは感謝の連絡をもらったという。自分で書いた「나쁜X」のほうが収入面では大きかったとも話している。一方で、この曲のおかげで小中学生のファンができたことを喜んでおり、尖った作風で知られた彼女が幅広い世代に知られるきっかけになった曲として語られている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- BIBI — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 江南Bサイド — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 最悪の悪 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 여고괴담 여섯번째 이야기: 모교 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08