ワン・ビンナ
1981年ソウル生まれの俳優。中央大学で演劇映画を学び、2002年にデビュー。2006年の『ファン・ジニ』で注目を集め、以後は悪女役を中心に主演から助演まで幅広くこなす。2026年もドラマ出演を続けるベテランである。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
勘違いから始まった演技の道
ワン・ビンナは1981年4月15日、ソウルの可楽洞で生まれた。俳優を目指した理由について、本人は少し気恥ずかしいエピソードを明かしている。演劇映画科なら机に向かう勉強をしなくて済むだろうと考えて中央大学の芸術大学に進んだが、実際の授業は予想と大きく異なっていた。それでも演技を学ぶうちにその面白さに引き込まれ、この仕事を一生の道にしようと心を決めたという。在学中の2000年にはポータルサイトのテレビCMに顔を出し、翌2001年からはMBC『セクションTV芸能通信』のリポーターとして芸能界の現場を経験した。まだ無名だった頃には、本名がまるで芸名のように聞こえるという理由から「ウジン」という名前で活動していたこともある。
活動の歩み
端役から主演級へ
ドラマデビューは2002年、KBS1の朝ドラ枠「TV小説」の『새 엄마(新しい母)』で、しばらくは端役や脇役を積み重ねた。同時期には映画『런 투 유(ラン・トゥ・ユー)』や『첼로(チェロ)』にも出演している。飛躍したのは2005年から2006年にかけてで、『하늘이시여(天よ)』、初主演作『내 사랑 못난이(私の愛しいブサイクちゃん)』と話題作が続き、KBS『ファン・ジニ』のプヨン役で2006年のKBS演技大賞女子助演賞を受けた。翌2007年にはSBS『날아오르다(飛び立つ)』でSBS演技大賞ニュースター賞も獲得し、2005年頃からは本名で活動している。
悪女役のその先へ
主演・助演の区別なく、ジャンルを問わず役を引き受け、ほとんど切れ目なく作品に出演してきたのが彼女の持ち味である。2013年から2014年にかけての『두 여자의 방(二人の女の部屋)』ではSBS演技大賞の優秀演技賞、2018年の『人形の家』ではコリアドラマアワードの女子最優秀演技賞を受けた。刺激的な展開で知られる「マクチャンドラマ」で悪女を演じることが多かった時期には、そのイメージが定着しかけたこともある。だが2010年代後半からはミニシリーズで脇を固める仕事が中心となり、善良な人物を演じる機会も戻ってきた。『ヒーラー』『子供が5人』『風と雲と雨』『月が浮かぶ川』『三姉弟が勇敢に 恋するオトナたち』と出演作は多彩で、2025年にはMBC『바니와 오빠들(バニーとお兄さんたち)』、2026年には『그래, 이혼하자(そう、離婚しよう)』に出演した。テレビでは2010年から2011年にかけてOnStyleの『데이트 쇼퍼』『노블레스 노마드』で進行役を務め、女優業とは違う一面を見せてきた。
エピソード
結婚と離婚、意外な縁
私生活では2007年1月27日、6歳年上の男性と結婚式を挙げ、2人の息子をもうけたが、2018年4月に11年の結婚生活に終止符を打った。リポーター時代に番組の司会を務めていたソ・ユジンとは、のちにドラマ『子供が5人』で、不倫が原因で疎遠になった友人同士として共演するという巡り合わせもあった。俳優キム・スンスとは『그래도 당신』『風と雲と雨』『月が浮かぶ川』『三姉弟が勇敢に』など何度も顔を合わせ、夫婦役も複数回演じている。余談ながら、一部の記者に俳優ユン・セアと取り違えられて記事が出てしまうことがあるという。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- ワン・ビンナ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 風と雲と雨 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 三姉弟が勇敢に 恋するオトナたち — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09