ソ・スジン
元(G)I-DLE(現i-dle)のメインダンサー。2018年にグループでデビューし、艶のあるステージで人気を集めたが、2021年に学校暴力疑惑が浮上して脱退した。2023年に新事務所からソロ歌手として再出発し、『AGASSY』『RIZZ』『BADITUDE』を発表している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
京畿道華城で育つ
ソ・スジンは1998年3月9日、京畿道華城市で生まれた。高校は芸術系の学校に進み、音楽科で学んだ。幼いころから歌や踊りに関心を持っていたという。のちにステージの上で見せる、目線や指先まで計算した表現力の土台は、この時期に積み重ねたダンスの経験にあった。アイドルを目指して事務所の門をたたいたのは10代半ばのことで、最初の挑戦は思うような結果にはつながらなかった。
遠回りの末にキューブへ
デビューまでの道のりは一直線ではなかった。報道や紹介記事によれば、最初は別の事務所で公演型ガールズグループ「VIVIDIVA」のメンバーとして準備を進め、路上公演や撮影にも参加したが、正式デビューには至らず、2015年にその事務所を離れたという。その後2016年にキューブエンターテインメントの練習生となり、約2年間のトレーニングを経た。デビュー前には、のちのリーダーとなるチョン・ソヨンのソロステージに、マスク姿のバックダンサーとして立ったこともあるとされる。こうした回り道を経て、6人組のメンバーに選ばれた。
活動の歩み
(G)I-DLEのメインダンサーとして
2018年5月2日、ソ・スジンは(G)I-DLEのメンバーとして、1stミニアルバム『I am』のタイトル曲『LATATA』でデビューした。担当はメインダンサーとサブボーカル。クールで近寄りがたい外見と、女性らしさを前面に出したコンセプトが合わさり、デビュー直後から女性ファンの支持を集めた。初期のファン層のうち女性ファンの多くは彼女が引き寄せたと言われるほどで、グループの急速な人気上昇を支えた一人だった。ファンの間では「ソタン」という愛称でも呼ばれた。
『Senorita』と『LION』
2018年夏の『HANN(一)』の活動では、表情の作り込みとダンスの切れで評価を高めた。続く『Senorita』の活動では、目元のきらめくアイメイクと赤い口紅のスタイルが話題を呼び、ステージの切り抜き画像が大量に出回った。最も語り継がれているのは、2019年のMnet『QUEENDOM』の最終競演で披露した『LION』である。王冠や獣の群れを思わせる演出の中、冒頭から視線を一身に集め、彼女をパフォーマーとして記憶するファンを増やした。
脱退からソロでの再出発
2021年の疑惑で活動を止めたあと、同年8月14日にグループを正式に脱退し、2022年3月5日にはキューブとの専属契約も終了した。その後約2年間は公の場にまったく姿を見せず、友人の配信で近況がわずかに伝えられた程度だった。2023年7月に個人SNSを開設して沈黙を破り、同年10月16日にBRDエンターテインメントと契約。11月8日にソロアルバム『AGASSY』を出して、約2年8か月ぶりに歌手として復帰した。2024年5月23日にはミニアルバム『RIZZ』(タイトル曲『Mona Lisa』)、2025年8月27日にはシングル『BADITUDE』を発表している。
エピソード
学校暴力疑惑と俳優ソ・シネ
活動のさなかの2021年2月、オンラインコミュニティに学生時代の学校暴力を訴える投稿が上がった。事務所は同級生と口論したことはあるが暴力やいじめではないと否定し、投稿者を虚偽事実の流布で告訴すると発表した。ところが同じ学校に通っていた俳優ソ・シネが、自身のSNSに被害を示唆する言葉を掲げ、のちに約2年間にわたって廊下などで悪口や非難を浴びたと具体的に主張したことで、騒動は一気に拡大した。これに対しスジン側は、学生時代にソ・シネと会話を交わしたことも悪口を言ったこともないと反論し、ソ・シネは一方的な侮辱だったのだと応じた。疑惑の真偽については双方の主張が食い違ったまま、本人は活動休止に入った。
「メンバーに迷惑をかけたくない」
脱退は、本人がこれ以上メンバーに迷惑をかけたくないと考えて決めたものだったとされる。事務所も発表の中で、捜査が続いている状況でもチーム全体への被害を食い止める必要があると説明した。グループはその後5人で活動を続け、のちに名前をi-dleへと改めている。一方で残されたファンの間では、真相が明らかにならないまま去った形になったことへの複雑な感情が長く残った。
『AGASSY』に込めた思い
ソロ初のEP『AGASSY(아가씨=お嬢さん)』は全6曲で、タイトル曲は韓国の伝統楽器の音色を取り入れたオリエンタルな一曲で、花が咲いて散る一瞬の美しさをテーマにしていた。韓服風の衣装や赤を基調にしたビジュアルも、グループ時代とは違う顔を打ち出すものだった。発売時のインタビューで本人は、最も思い入れのある曲に『SUNSET』を挙げた。夕焼けの時間に好きな人に会いに行くまでの、待つことさえ幸せに感じる気持ちを描いた曲だという。長く待ってくれたファンには、申し訳なさとありがたさでいっぱいだと心境を明かしている。
割れる評価とソロの歩み
2023年のソロ復帰は、疑惑に決着がつかないままの再出発だったことから、メディアでは「視線が割れた」と報じられ、批判的な論調も少なくなかった。それでも本人は、新作を出し続けることで音楽で答える姿勢を貫いた。『RIZZ』ではルネサンス絵画の『モナ・リザ』を下敷きにしたビジュアルを打ち出し、R&Bやロック、アフロビートまで幅広いジャンルの6曲を収めた。2025年のシングル『BADITUDE』は「BAD」と「ATTITUDE」を合わせた造語を題名に掲げ、収録曲『Little Bit More』とともに、ふてぶてしいほどの自信を前向きな意味で表現した。本人は、一つのイメージに縛られないアーティストになりたいと目標を語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ソ・スジン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- (G)I-DLE: I-TALK — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08