ユソン
ユソンは1976年ソウル生まれの俳優で、本名はワン・ユソン。韓国芸術総合学校で演技を学び、2000年代にはホラー映画の主演で注目された。『ソル薬局の息子たち』で家庭劇の顔となり、近年は冷酷な悪役や舞台でも存在感を示している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
韓国芸術総合学校から映像の世界へ
1976年2月11日にソウルで生まれた。本名はワン・ユソンで、開城王氏の出身である。ソウルの松谷女子高校を卒業後、韓国芸術総合学校の演劇院演技科に進み、舞台を土台にした演技の基礎を固めた。映像デビューは2001年、MBCの単発ドラマ枠「ベスト劇場」の一編『미필적 고의에 의한 사랑(未必の故意による愛)』である。翌2002年にはSBSのフュージョン時代劇『大望』で準主役級の役を任され、新人ながら落ち着いた芝居を見せた。並行して映画にも進出し、2003年の『4人の食卓』ではヒウン役で物語の謎に関わる人物を演じている。
活動の歩み
ホラーの主演から国民的ホームドラマへ
2000年代の映画では、『4人の食卓』に続き2005年の『ウィッグ』、2007年の『黒い家』と、ホラーやスリラー作品で主演・助演を重ね、陰影のある役柄を得意とする女優という印象を残した。2010年の『黒く濁る村』、2011年の『グローブ』でも重要な役を担っている。2012年には『돈 크라이 마미(ドント・クライ・マミー)』で娘を失った母親を主演で演じるなど、映画への出演を続けた。一方で、お茶の間での知名度を決定づけたのは2009年のKBS2『ソル薬局の息子たち』である。英語名「ジェニファー・キム」を持つキム・ボクシルを演じて大きな人気を得て、明るく親しみやすい役もこなせることを示した。以後は週末ドラマや連続ドラマの常連となり、2019年のKBS2『世界で一番かわいい私の娘』では三姉妹の長女カン・ミソンを主演級で演じ、家族の物語の中心を担った。
悪役の新境地と舞台
2019年の映画『幼い依頼人』では、見る者がぞっとするような悪役を生々しく演じ、評価を高めた。2020年のJTBC『ハッシュ~沈黙は罪~』、2021年のNetflix『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』と話題作への出演が続き、2022年のtvN『이브(イブ)』でも冷徹な悪役を演じて話題を集めた。2023年にはGenie TV『紙の月』で主人公の親友リュ・ガウルを演じた。近年は『マウスピース』『ラブレター』などの演劇にも立ち、映像と舞台を行き来する中堅俳優として活動を続けている。
エピソード
10年愛の夫と「財閥説」
2011年に一般人の男性と結婚し、のちに娘が生まれた。夫とはおよそ10年の交際を経てゴールインしたと本人がバラエティ番組で語っている。結婚当初は夫が財閥の御曹司だという噂が流れたが、2025年に出演したトーク番組で、大企業の社屋で会っていた姿から誤解が生まれただけで夫は財閥ではないと笑いながら否定した。同年末の別の番組では、結婚から14年たった今も毎日ハグとキスを欠かさないと明かし、仲の良さを印象づけた。俳優業以外では、2017年に公開されたアニメ映画『君の名は。』の視覚障害者向けバリアフリー版で画面解説のナレーションを担当した。この仕事は報酬を受けない才能寄付として引き受けたもので、耳で聞くだけで頭の中に絵が浮かぶよう努めたいと意気込みを語っていた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- ユソン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 仮面の女王 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- クリミナル・マインド: KOREA — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- イブの罠 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08