ファン・ジョンミン
1970年馬山生まれの俳優。下積みを経て2005年に『ユア・マイ・サンシャイン』で青龍映画賞主演男優賞を受賞した。『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』『ソウルの春』の3作で観客1000万人を超え、主演作の累計動員で韓国トップに立った。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
借金返済のためのデビュー
慶尚南道の馬山で育ち、小学生の頃からバスケットボール部の選手として活躍していた。中学も特待生として入学したが、家計が苦しくなって競技をやめている。高校生の頃に舞台の魅力にとりつかれ、仲間と大学入試を投げ出して劇場を借り、公演を打った。しかし客は入らず、多額の借金が残った。くじ引きで最も大きい100万ウォンを返すことになった彼は、アルバイト中に受けた映画『将軍の息子』のオーディションに合格する。その出演料で借金を完済したのが、1990年の公式デビューの経緯である。
学田の「独鷲五兄弟」
ソウル芸術大学の演劇科で学び、卒業後は主に舞台に立ちながら端役で映画に出演した。1999年の『シュリ』にも端役で短く登場しているが、これは撮影直前に先輩から電話で急に誘われた仕事だったという。劇団「学田」の時代には、ソル・ギョング、キム・ユンソク、チャン・ヒョンソン、チョ・スンウとともに観客から「学田の独鷲五兄弟」と呼ばれる人気を得た。
活動の歩み
「ご飯の膳」の受賞スピーチ
2001年の『ワイキキ・ブラザース』で注目され、2002年の『ロードムービー』でその年の新人賞を総なめにした。『浮気な家族』『甘い人生』を経て、チョン・ドヨンと共演した2005年の『ユア・マイ・サンシャイン』で青龍映画賞の主演男優賞を受賞する。2010年代には『生き残るための3つの取引』『新しき世界』で人気を固め、『国際市場で逢いましょう』と『ベテラン』で2年連続の1000万人ヒットを記録した。『哭声/コクソン』では祈祷師イルグァンを演じたが、2017年の『軍艦島』は興行に失敗し、翌年の『工作 黒金星と呼ばれた男』で巻き返した。
『ソウルの春』と新たな挑戦
2018年には『リチャード三世』で舞台に戻り、これを演技の転機と位置づけている。コロナ禍の2020年には『ただ悪より救いたまえ』をヒットさせ、2022年のNetflixシリーズ『ナルコの神』でも存在感を示した。2023年の『ソウルの春』では頭を剃って独裁者チョン・ドゥグァンを演じ、3本目の1000万人映画となった。この役で百想芸術大賞と青龍映画賞の主演男優賞を受賞し、2024年の『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』の公開で主演作の累計観客数でもソン・ガンホを抜いて首位に立った。2026年にはナ・ホンジン監督の『호프』(HOPE)で主演し、同作はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映された。
エピソード
受賞スピーチとミーム
2005年の青龍映画賞で「スタッフが用意したご飯の膳を、自分はおいしく食べただけ」と語ったスピーチは、今も語り継がれる名言となった。近年はユーチューバーが彼の映画のセリフをつないでK-POPを「歌わせる」リミックスがヒットし、「人間楽器」と呼ばれている。ちなみに、同じ馬山出身のカン・ホドンとは中学時代の同級生として知られる。
2026年の私生活騒動
2026年7月、ある女性がSNSでファン・ジョンミンとの私的な関係を主張し、メッセージや録音を公開したと報じられた。本人側は不適切な関係を否定し、この女性を長期間つきまとっていたストーカーだとして告訴していた。女性はストーカー行為で罰金300万ウォンの略式命令を受けたが、不服として正式裁判を求め、2026年9月の一審では罰金600万ウォンが言い渡された。女性側は控訴したと伝えられており、ファン・ジョンミン側は虚偽事実の流布についても法的に対応するとしている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ファン・ジョンミン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- スリナム — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 人質 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08