ハン・チェヨン
1980年大邱生まれの俳優。米国で10代を過ごした後に韓国で芸能界入りし、2000年の『秋の童話』の悪女役で注目された。『快傑春香』で主演女優としての地位を固め、「バービー人形」の愛称で知られる。近年は中国作品や悪役にも挑んでいる。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
大邱からアメリカへ
ハン・チェヨンは1980年9月13日、大邱で生まれた。本名はキム・ジヨンで、英語名レイチェルとしても知られる。幼少期を大邱で過ごしたのち、10代で家族とともに米国へ渡り、シカゴ近郊の高校を卒業したとされる。芸能界入りのきっかけは偶然で、韓国を訪れていた際にソウル・仁寺洞のカフェでコメディアンのチョン・ユソンと知り合い、それが縁でこの世界に足を踏み入れたと伝えられている。英語が堪能で、はっきりした目鼻立ちとスタイルの良さは、デビュー当初から注目の的だった。
活動の歩み
悪女役から春香へ
映画デビューは2000年のホラー『撮ったら死ぬ』(原題『찍히면 죽는다』)。同じ年の暮れに始まったKBS『秋の童話』が初のドラマ出演で、ヒロインを執拗に追い詰める役どころだった。演技経験がほとんどないまま臨んだ現場で、つたない演技を指摘されて苦しんだと伝えられる。2003年の映画『ワイルド・カード』では、ヤン・ドングンが思いを寄せる警察官カン・ナナを演じた。流れを大きく変えたのは2005年のKBS『快傑春香』である。現代版『春香伝』の主人公ソン・チュニャンとして見違えるような演技を見せ、ドラマは視聴率30%を突破。相手役のジェヒやオム・テウンにとっても飛躍の作品となった。2007年8月公開の『今、愛する人と暮らしていますか?』は大胆なベッドシーンが宣伝されたものの、本編の露出はごく控えめで、2か月前に挙げた結婚式が影響したのではとの臆測も呼んだ。
結婚後の活動と新境地
2007年6月に一般男性と結婚し、2013年には長男が生まれた。結婚後の韓国での出演作は、主役から一歩引いた立ち位置が中心となる。『花より男子〜Boys Over Flowers』のミン・ソヒョン役は特別出演扱いで、その後も『神と呼ばれた男』『広告の天才イ・テベク』『きれいな男』などで脇を固めた。映画『グッドモーニング・プレジデント』などもヒットには結びつかず、一時はシカゴで休養している。その間に目を向けたのが中国で、現地のドラマや映画では主役を務めた。2024年6月に始まったKBS2『スキャンダル』では制作会社の代表ムン・ジョンインを演じ、初めて平日帯の連続ドラマ(日日ドラマ)に挑戦。欲望のためなら手段を選ばない継母という、それまでの華やかなイメージとは正反対の悪役で話題を集めた。
エピソード
「バービー人形」の素顔
人形のような容姿から「バービー人形」と呼ばれてきたハン・チェヨンだが、バラエティー番組ではそのイメージとの落差で親しまれてきた。2017年にはKBS『姉さんたちのスラムダンク』シーズン2に出演し、ガールズグループ結成プロジェクトに挑戦。おっとりした天然ぶりや、不慣れなダンスに懸命に取り組む姿が新鮮に受け止められた。美容バラエティー『化粧台をお願い』(原題『화장대를 부탁해』)でMCを務めるなど、ファッションと美容のアイコンとしても長く支持されている。舞台では、チャン・ジン脚本・演出の演劇『不器用な人々』にリュ・スンリョンと共演したこともある。『スキャンダル』の悪役について本人は、単なる悪人ではなく愛情や人間らしさを抱えた人物として演じたと語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ハン・チェヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- スキャンダル (2024年のテレビドラマ) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09