韓国芸能人wiki
バインダーに戻る

イ・ジア

이지아Lee Ji-ah
俳優・女優

イ・ジアは韓国の俳優。2007年の『太王四神記』で本格デビューし、『ベートーベン・ウィルス』や『ペントハウス』シリーズで知られる。2011年には歌手ソ・テジとの過去の結婚と離婚が明るみに出て、大きな騒動となった。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

ソウル生まれ、米国育ち

1978年8月6日、ソウル(現在の松坡区)に生まれた。本名はキム・ジア。ソウルで小学校を卒業したあと中学校を途中でやめ、十代で米国へ渡ってカリフォルニア州の高校を卒業した。続いてアート・センター・カレッジ・オブ・デザインに進みグラフィックデザインを専攻したが、こちらも中退している。長い米国生活のおかげで英語は母語話者並みとされる。後に本人は、18歳で自立して以来、親から金銭的な援助を受けたことは一度もないと明かしている。

CM出演から大作の新人へ

芸能界との最初の接点は2004年のLGテレコムのCMだったが、この時は次の仕事につながらなかった。それから3年後の2007年、MBCの大作『太王四神記』でペ・ヨンジュンの相手役スジニ(前世のセオとの二役)に抜擢され、正式にデビューする。経歴のほとんど知られていない新人が大役を担ったことで注目を集め、その年のMBC演技大賞で新人賞・人気賞・ペ・ヨンジュンとのベストカップル賞を獲得。翌2008年の百想芸術大賞でもTV部門の女性新人演技賞に選ばれた。素性を語らない姿勢から、以後長く「神秘主義の女優」と呼ばれることになる。

活動の歩み

デビュー直後の出演作

2008年の『ベートーベン・ウィルス』では、市役所に勤めながらアマチュア楽団でバイオリンを弾くトゥ・ルミを演じ、役名の「トゥルミ」は今もファンの間で愛称として使われている。2009年はSBS『スタイル』でファッション誌の記者イ・ソジョンを演じ、日韓合作映画『내 눈에 콩깍지』(「恋は盲目」の意)では主演を務めて劇中歌にも参加した。2010年から翌年にかけては、スパイアクション『アテナ~戦争の女神~』で国家機関の要員ハン・ジェヒを演じている。

騒動後の復帰と脇役での評価

2011年の騒動から半年足らずで、イ・ジアはMBC『私も花!』の主演に立ち、巡査チャ・ボンソンを演じた。しかし同じ時間帯のライバル作に視聴率で大きく水をあけられ、放送は予定より短縮されている。評価を立て直したのは、脚本家キム・スヒョンと組んだSBS『3度結婚する女』(2013〜2014年)だった。結婚と離婚を経て自分の生き方を探す元ショーホストのオ・ウンスは、作品名そのものを背負う初めての役であり、作家からも演技を高く買われた。2016年にBHエンターテインメントへ移ると、2018年には対照的な二つの役が続く。tvN『マイ・ディア・ミスター』では夫を裏切って不倫関係を続ける弁護士カン・ユニ、KBS2『今日の探偵』では赤いワンピースをまとった生霊ソヌ・ヘである。後者では主人公たちを追い詰める不気味な悪役として、強い印象を残した。

『ペントハウス』での飛躍

大きな転機は、キム・スノク脚本のSBS『ペントハウス』(2020〜2021年)である。高級マンションに暮らす上流階級の女性シム・スリョンを演じ、シーズン2では瓜二つのナ・エギョになりすまして動く展開となり、ひとつの回で実質4通りの人物を演じ分けて話題を集めた。2020年のSBS演技大賞では中長編ドラマ部門の最優秀演技賞を、2021年には大韓民国文化芸能大賞のドラマ部門大賞を受賞している。この成功を機にバラエティにも積極的に出るようになり、『ランニングマン』『オン・アンド・オフ』『マンナムの広場』などで気取らない姿を見せた。

2023年以降の主演作

2023年のtvN『パンドラ:操作された楽園』では記憶を失った主人公ホン・テラを演じたが、『ペントハウス』に似た刺激的な設定ばかりが目立つと受け止められ、視聴率は伸び悩んだ。2024年のJTBC『ラブソリューション ~愛の解決策、教えます~』では離婚専門の事務所を率いるキム・サラ役で、久しぶりに明るいキャラクターに挑戦した。同年はクーパンプレイ『SNL コリア』のホストを務め、親しい後輩キム・ゴウンとの旅番組『주로 둘이서』(主に二人で)にも出演。年末のMAMA AWARDSではプレゼンターとして登場し、イ・ヨンジとのステージで自作のラップを披露して注目を浴びた。

エピソード

ソ・テジとの結婚と2011年の騒動

2011年4月、イ・ジアが歌手ソ・テジを相手取って慰謝料と財産分与を求める訴訟を起こしていたことが報じられ、二人がかつて夫婦だった事実が初めて世に知られた。報道によれば、二人は米国で出会って1997年に結婚し、2000年頃から別居、2006年にイ・ジア側が米国で離婚手続きを取ったとされる。徹底して伏せられていた結婚だっただけに韓国中が騒然となり、当時交際を公表していた『アテナ』の共演者チョン・ウソンとも、この騒動の後に別れることになった。訴訟は同年7月、双方の合意によって終結している。

祖父をめぐる批判と謝罪

2011年の騒動の最中、イ・ジアの家が解放前からの資産家だとする報道が出ると、祖父キム・スンフンが『親日人名辞典』に収録された人物であることが指摘され、批判を招いた。ただし当時、本人はこの件に言及しなかった。この問題は2025年2月、父親と親族との土地をめぐる法的紛争が報じられたことで再び注目された。イ・ジアは所属事務所を通じて声明を出し、親とは10年以上縁を絶っており紛争には関わっていないと説明。祖父の行為について「いかなる理由でも正当化できない」と述べ、問題の土地が親日行為で得た財産であれば国に返還されるべきだとして、14年を経て初めて公式に謝罪した。祖父は自分が2歳の時に亡くなっており、2011年の記事で初めて事実を知ったとも説明している。

飾らない素顔

「神秘的」と言われ続けたイメージとは裏腹に、素顔は気さくだ。2020年にtvNのバラエティ『On & Off』で初めて日常を公開した際には、行きつけの店でホルモンを頬張る豪快な食べっぷりを見せ、「笑える役もやってみたい」とコメディへの意欲も語った。酒好きを自認しており、SBS『맛남의 광장(おいしい広場)』では、料理に合わせて酒の種類を変えると明かしている。自宅にはベースギターが置かれ、2009年にはハードコアバンドのドクター・コア911の公演に特別ベーシストとして登場した。宇宙や異星人への関心も強く、宇宙関連の本を集め、食事中も宇宙の動画を見るほどで、同番組ではUFOの出没地とされる場所に行ったことがあると明かした。2024年には米ネバダ州の「エリア51」を訪れた写真をSNSに投稿している。

プロフィール

生年月日
1978年8月6日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2018年マイ・ディア・ミスターAmazonで探す나의 아저씨出演[2]
  2. 2024年ラブソリューション 〜愛の解決策、教えます〜Amazonで探す끝내주는 해결사出演[3]
  3. 2020年ペントハウスAmazonで探す펜트하우스出演[4]
  4. 2023年パンドラ:操作された楽園Amazonで探す판도라: 조작된 낙원出演[5]
  5. 太王四神記Amazonで探す[1]
  6. ATHENA -アテナ-Amazonで探す[1]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. イ・ジア — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. マイ・ディア・ミスター — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. ラブソリューション 〜愛の解決策、教えます〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. ペントハウス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. パンドラ:操作された楽園 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08