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キム・ジェウク

김재욱Kim Jae-wook
俳優・女優

幼少期を日本で過ごした経験を持つ俳優。モデル活動を経て2002年にデビューし、『コーヒープリンス1号店』で注目された。『ボイス』の冷酷な殺人犯から『彼女の私生活』のロマンスの相手役まで、型にはまらない役柄で存在感を示してきた。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

日本語が先だった少年時代

子ども時代の大半を日本で過ごしたため、最初に覚えた言葉は日本語だった。小学校入学の頃に韓国へ帰国した時点では韓国語がほとんど話せなかったといい、この経験はのちに『コーヒープリンス1号店』や映画『ラスト・プリンセス』での流暢な日本語の台詞、通訳を介さずに進める日本のファンミーティングにつながっている。本人は、二つの国の言葉と文化の両方が自分を形づくったと語っている。10代でモデルの仕事を始め、ソウル芸術大学で実用音楽を学ぶなど音楽にも傾倒した。演技の世界への入口となったのは2002年のMBCドラマ『勝手にしやがれ(네 멋대로 해라)』である。

活動の歩み

“ワッフル王子”と異色の20代

広く名前を知られたのは2007年の『コーヒープリンス1号店』で、ワッフル作りが得意な店員ノ・ソンギ役は放送終了後も長く語り継がれた。イ・ユンジョン監督は長髪にアイラインという彼の当時のスタイルを気に入り、そのままの姿での出演を望んだという。続く2008年の映画『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』では同性愛者の天才パティシエを、2010年の『バッドガイ』では空虚さを抱えた財閥の後継者を演じた。2011年には初ミュージカル『ヘドウィグ』で女装を伴う主役にも挑戦。『メリは外泊中』『感激時代~闘神の誕生』、映画『ラスト・プリンセス -大韓帝国最後の皇女-』など、20代は一般的な二枚目像から外れた役を選び続けた。

悪役で再発見、ロマンスの主演へ

評価を一変させたのが2017年のOCN『ボイス』である。紳士的な外見の下に残虐さを隠したサイコパスの殺人犯モ・テグを演じ、主人公をしのぐ存在感で「悪役の新たな基準」と称された。同年の『愛の温度』、2018年の『客 -ザ・ゲスト-』と話題作が続き、後者では冷徹なエクソシストの神父チェ・ユンを演じてキム・ドンウクとの掛け合いが評判を呼んだ。2019年の『彼女の私生活』で初めてラブコメディの主演を務め、パク・ミニョンとともに出演者話題性ランキングの1・2位を占めた。3年の空白を経て2022年の『クレイジーラブ』で復帰し、2025年にはNetflix『メロムービー』などに出演。2026年4〜5月のtvN『은밀한 감사(秘密の監査)』では財閥グループの副会長チョン・ジェヨルを演じた。

エピソード

役作りと作品選びの流儀

モ・テグを演じる際には、学生時代に同級生を自分より下に見ていた人物を思い浮かべ、優位に立つことを楽しみながら罪悪感を持たない人間像を研究したと明かしている。低予算映画や独立映画への出演も多く、大衆に消費されるイメージよりも自分なりの基準で役を選びたいという考えを語ってきた。2015年の釜山国際映画祭で上映された主演作『다른 길이 있다(別の道がある)』は公開まで2年かかったが、企画段階から公開まで関わった思い入れの深い作品だという。2018年には舞台『アマデウス』で初めて演劇に挑み、モーツァルトを演じた。

バンド活動と兵役時代の友情

俳優業と並行して、ソウル芸術大学の実用音楽科の同期と組んだバンド「ウォルラス(Walrus)」でボーカルとギターを担当し、2011年にはシングルも発表した。兵役では国防広報院の広報支援隊に所属し、そこで歌手パク・ヒョシンと音楽談義を通じて親しくなった。ふざけて取っ組み合いをしているうちに、パク・ヒョシンの肋骨にひびを入れてしまったという逸話も残る。自身の出演作で一番好きなのは『コーヒープリンス1号店』だと公言しており、2024年のトーク番組では、撮影後に監督から「一番生意気だったのが良かった」と起用の理由を聞かされたと明かしている。

プロフィール

生年月日
1983年4月2日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優・女優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2017年ボイスAmazonで探す보이스出演[2]
  2. 2017年愛の温度Amazonで探す사랑의 온도出演[3]
  3. 2018年客 The GuestAmazonで探す손 the guest出演[4]
  4. 2022年クレイジーラブAmazonで探す크레이지 러브 (드라마)出演[5]
  5. 2023年もうすぐ死にますAmazonで探す이재, 곧 죽습니다出演[6]
  6. 2025年呑金/タングムAmazonで探す탄금出演[7]
  7. 2026年秘密の監査 -Filing for Love-Amazonで探す은밀한 감사出演[8]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. キム・ジェウク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. ボイス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  3. 愛の温度 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  4. 客 The Guest — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  5. クレイジーラブ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  6. もうすぐ死にます — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  7. 呑金/タングム — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  8. 秘密の監査 -Filing for Love- — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09