ファン・ジョンウム
1984年生まれの女優。ガールズグループSugarのメンバーとしてデビューし、女優に転向。『明日に向かってハイキック』でブレイクし、『秘密』『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』で“ロコクイーン”と呼ばれた。私生活では結婚・離婚や2025年の横領事件でも注目を集めた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
アイドルから女優へ
ファン・ジョンウムは1984年生まれ。芸能界の第一歩は、2000年代初めに活動した4人組ガールズグループSugarのメンバーとしてのデビューだった。グループを離れてからは女優の道を選び、2005年のSBSドラマ『ルル姫』で初めて演技に挑んだ。とはいえ出だしは順調ではなく、アイドル出身者への偏見も重なって、ぎこちない演技がたびたび槍玉に挙げられた。この頃の自分の演技は、後に本人がSNSで笑いの種にしているほどである。流れが変わったのは2009年。当時の恋人キム・ヨンジュン(SG WANNABE)とMBCのバラエティ『私たち結婚しました』に出演し、飾らない明るさで一気に好感を集めた。
活動の歩み
ハイキックから三冠へ
2009年、MBCのシットコム『明日に向かってハイキック』に出演し、本人と同名の役で大ブレイクを果たした。劇中の台詞は流行語となり、着用した服が売り切れるほどの人気で、翌年の百想芸術大賞ではテレビ部門の新人演技賞を受けた。その後も『ジャイアント』『私の心が聞こえる?』『ゴールデンタイム』と話題作が続き、序盤は批判されても回を追うごとに評価を覆す俳優として信頼を築いた。2013年のKBS『秘密』では、愛する人の罪をかぶって服役する女性を熱演してKBS演技大賞の最優秀演技賞を受賞。翌年はSBS、2015年はMBCでも最優秀賞を獲得し、3年連続で地上波3局の最優秀賞を手にした。
ロコクイーンから新境地へ
2015年はキャリアの頂点といえる年で、多重人格を扱った『キルミー・ヒールミー』でチソンと再び組み、続く『彼女はキレイだった』ではパク・ソジュンと共演して「ロコクイーン」の称号を得た。2020年の『サンガプ屋台』では500年生きた幽霊の店主を演じ、2023年には『7人の脱出』でデビュー以来初の悪役に挑戦した。続編『7人の復活』では復讐に燃える母親へと変貌し、演技面で高い評価を受けている。私生活では2016年に一般人男性と結婚して2人の息子をもうけた。2020年に一度離婚調停を申し立てたのちに取り下げたが、2024年に再び離婚手続きに入ったことを明かし、2025年5月に離婚が成立した。
エピソード
役のための徹底した装い
役柄をつかむ手がかりとして、ファン・ジョンウムが特に重視しているのは衣装とメイクである。華やかな衣装で役から浮いてしまう俳優も少なくないなか、彼女は徹底して人物の暮らしぶりに合わせてきた。社会現象になった『彼女はキレイだった』では、美少女から冴えない姿に変わったヒロインを表すため、肌の色をくすませ、頬の赤みやそばかすを描き、きついパーマで髪を縮らせて、ほとんど特殊メイクのような姿で登場した。貧しい娘を演じた『私の心が聞こえる?』では限られた服とバッグを繰り返し使い、『秘密』では色味を抑えた服と薄いメイクを最終回まで通している。500年をさまよう霊を演じた『サンガプ屋台』では眉の形まで変え、場面の相手によって装いを変化させた。勉強や頭の良さには自信がないが、勘だけは持って生まれたと本人は笑う。
横領事件とその後
2025年、自身が全額出資する1人事務所の資金およそ43億ウォンを引き出し、主に暗号資産への投資に充てたとして業務上横領の罪で起訴された。本人は起訴内容を認めて謝罪し、全額を弁済。同年9月、済州地方裁判所は懲役2年・執行猶予4年を言い渡し、判決後に本人は涙を見せて改めて謝罪した。その後はSNSなどで近況を発信しており、2026年には『明日に向かってハイキック』の有名な「チーズバーガー」の場面を17年ぶりに再現して話題を呼んだ。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ファン・ジョンウム — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- あいつがそいつだ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- サンガプ屋台 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 7人の脱出 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08