キム・セビョク
釜山出身の女優。20代半ばで上京して演技を始め、独立映画で頭角を現した。『はちどり』の講師ヨンジ役で百想芸術大賞の助演女優賞を受け、近年は『クイーンメーカー』などドラマにも活動を広げている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
衝動的な上京から
1986年に釜山で生まれた。俳優の道を選んだのは20代半ばになってからで、思い立つとすぐに故郷を出てソウルへ移った。きっかけについて本人は、自分のことが好きになれず別の誰かになりたいという思いを、演じることで晴らせるかもしれないと感じたのだろうと振り返っている。上京後に演技学院で学んだ期間は3か月ほどにすぎず、ほどなく短編映画に出演する機会を得た。なおキム・セビョク(「夜明け」の意)は自ら名付けた芸名で、本名はキム・ジヨンである。
活動の歩み
独立映画の顔として
『ロマンス・ジョー』の端役でスクリーンに登場し、2012年公開の長編『啐啄同時』の順姫役で初めて主要な役を担った。小規模公開ながら異例のヒットとなった『ひと夏のファンタジア』で広く名前が知られ、以後はホン・サンス監督の『それから』『草の葉』『逃げた女』などにも出演している。2019年の『はちどり』では主人公の少女に寄り添う講師ヨンジを演じ、2020年の第56回百想芸術大賞で映画部門助演女優賞を獲得した。テレビでは『ホームタウン』のほか、2023年のNetflix『クイーンメーカー』、2024年の『LTNS』『秘密はない』と出演が続いている。KBSの単発ドラマ枠にもたびたび起用され、映画とドラマの両方で着実に存在感を示している。
エピソード
受賞歴の積み重ね
『はちどり』では百想のほかにも、2018年のソウル独立映画祭で特別賞、2019年の韓国映画評論家協会賞などを受け、海外の映画賞でも助演女優賞に選ばれた。『草の葉』でも2019年の野の花映画賞で助演賞を受けており、主演・助演を問わず独立映画の現場で評価を重ねてきた女優である。端役から出発し、作品ごとに少しずつ信頼を積み上げてきた歩みは、遅いスタートを切った彼女らしいものといえる。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・セビョク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- クイーンメーカー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08