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パク・ミョンホン

박명훈Park Myung-hoon
俳優・女優

パク・ミョンホンは、大学路を中心に15年以上舞台に立ってきた遅咲きの俳優である。独立映画での酔っ払い演技がポン・ジュノの目に留まり、『パラサイト 半地下の家族』の地下室の男グンセ役で一躍世界に知られた。その後は『愛の不時着』など映像作品で個性派として活躍している。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

長い舞台生活と無名時代

1975年、ソウル・銅雀区に生まれた。オサン大学で行政学を学び、陸軍で兵役を終えている。俳優としての出発は2001年のミュージカル『소시민의 칠거지악(小市民の七去之悪)』とされ、以後15年あまり、大学路を中心に小劇場の舞台に立ち続けた。年収が100万ウォンに届かない年もあり、公演ポスターを自ら貼って回るような日々だったと本人は振り返っている。のちに『パラサイト』で夫婦役を演じるイ・ジョンウンとも、舞台『ライアー』ですでに共演していた。

独立映画が開いた扉

映像の世界との縁は独立映画から生まれた。2015年、パク・ジョンボム監督の『산다(生きる)』で注目され、続いて『스틸 플라워(スティール・フラワー)』『재꽃(再びの花)』と、低予算の作家映画に出演を重ねる。『재꽃』を観たポン・ジュノ監督は、酔いの度合いを10段階に分けたように演じ分ける彼を「酔っ払い演技の達人」と評したという。この評価が、のちに世界的なヒット作へ招かれるきっかけとなった。

活動の歩み

『パラサイト』の秘密の男

2019年の『パラサイト 半地下の家族』で演じたのは、豪邸の地下に長年隠れ住んでいた家政婦の夫オ・グンセである。存在そのものが物語の核心に関わるため、本人も守秘契約を結び、公開前は試写会などの公式行事にも姿を見せられなかった。撮影の1か月前からセットの地下室で過ごし、閉ざされた空間に慣れることで役をつかんだという。グンセについては奇怪な怪物としてではなく、社会になじめず地下へ追いやられたごく平凡な小市民として捉えたと語っている。公開後は公の場にも姿を見せるようになり、アカデミー賞の授賞式にも出席した。この演技で釜日映画賞の助演男優賞と百想芸術大賞の映画部門新人演技賞を受賞し、出演者の一人として米国の映画俳優組合賞のキャスト賞も手にした。

映像作品で広がる役柄

『パラサイト』以降は映像作品の出演が一気に増えた。2019〜2020年のtvN『愛の不時着』ではコ・ミョンソク役を務め、2022年はNetflix『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』、映画『警官の血』『梟―フクロウ―』などに出演。2023年の『ノリャン―死の海―』では日本の武将役も務めた。2026年もtvN『취사병 전설이 되다(炊事兵、伝説になる)』やKBS『문무(文武)』といったドラマに加え、舞台『ヴェニスの商人』でランスロットを演じるなど、映像と舞台の双方で活動を続けている。

エピソード

目元と眼鏡とそっくりさん

2023年の旅バラエティ『テントの外はヨーロッパ』スペイン編では、度の強い眼鏡をかけた姿が話題になり、普段はコンタクトレンズを使っていると明かした。トレードマークともいえる大きな目元は強い近視のためではないかとも言われている。また、元アナウンサーのユ・ジョンヒョンやお笑い芸人のファン・ジェソンに似ているという声が多く、映画の場面に一瞬映った彼をファン・ジェソンと勘違いしたコメントが寄せられたこともある。私生活では2014年に結婚し、同年に息子が生まれている。

プロフィール

生年月日
1975年5月28日[1]
出生地
韓国[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2022年ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪えAmazonで探す종이의 집: 공동경제구역出演[2]
  2. 2019年愛の不時着Amazonで探す사랑의 불시착出演[3]
  3. 2019年パラサイト 半地下の家族Amazonで探す기생충出演[4]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. パク・ミョンホン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 愛の不時着 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. パラサイト 半地下の家族 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08