リュ・ヘヨン
ソウル出身の俳優。高校時代から短編・独立映画に出演し、2013年の『잉투기』で独立映画界の注目株となった。2015年の『応答せよ1988』の長女ソン・ボラ役で全国的な人気を得て、『ウンジュの部屋』『ロースクール』などで主演を務めている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
「3年も我慢できない」
1991年、ソウルに生まれた。姉は俳優のリュ・アベルである。中学時代は学年上位に入る優等生だったが、人生で一番楽しいはずの学生時代を勉強だけで過ごしたくないと考え、「高校の3年間は我慢して大学で好きにすればいい」という周囲の説得を振り切って、啓園芸術高校の演劇映画科に進んだ。親は当初反対したものの、往復5時間かけて通い、睡眠を削っても楽しそうに通う姿を見て認めてくれたという。高校1年のとき、韓国映画アカデミーの学生が制作した短編『여고생이다』(女子高生だ)のオーディションに合格して主演し、この作品がソウル国際女性映画祭で最優秀賞を受けたことで、そのまま俳優としての歩みが始まった。撮影の合間にスタッフが集まってハンバーガーを食べながら話す光景に、初めて幸せを感じたと振り返っている。
活動の歩み
独立映画のスターから『応答せよ1988』へ
建国大学映画学科に進んだ後も短編映画に出演を重ね、オム・テファ監督とは『ハートバイブレーター』『森』と組んだ。同監督の長編デビュー作『잉투기』(2013年)では、ネットの「モッパン」配信で寂しさを紛らわす女子高生ヨンジャを演じ、独立映画としては異例の1万8千人を動員して釜山映画評論家協会賞の新人女優賞を受けた。この演技が評価され、所属事務所のないまま2014年の商業映画『私の独裁者』に起用され、青龍映画賞の新人女優賞候補にも挙がる。当時は滞在先のアメリカからビデオ通話でオーディションを受けたという。2015年の『応答せよ1988』では、妹の髪をつかんで喧嘩する一方で周囲を黙って気遣う眼鏡の長女ソン・ボラを演じ、一躍全国区のスターとなった。
長い休息と主演作の積み重ね
『応答せよ1988』終了直後に映画『特別市民』への出演が決まったが、その後は長い休息期間に入った。2018年のOlive『ウンジュの部屋』で3年ぶりにドラマへ戻り、デビュー後初めてタイトルロールを務めている。2021年のJTBC『ロースクール』ではヒロインのカン・ソルAを演じ、終盤の鍵を握る一人二役もこなした。長回しで撮られた失神シーンでは、カットの声のあと監督の称賛と共演者の拍手を受けたという。その後再び休息期に入ったが、2024年のDisney+『江南Bサイド』を皮切りに活動を本格化させ、2025年にはtvN『瑞草洞』で弁護士ペ・ムンジョン、JTBC『착한 사나이』(善良な男)でパク・ソッキを演じた。2026年秋には映画『인턴』(インターン)、『암살자(들)』(暗殺者たち)が相次いで公開され、主演作『킬링타임』(キリングタイム)の公開も控えている。
エピソード
『私の独裁者』を呼んだ渡米
『잉투기』で注目を集めていた時期、演技が少しずつ楽しくなくなっていくことに怖さを感じ、新しい環境で暮らしてみたいと突然アメリカへ渡った。到着から1か月ほどで『私の独裁者』の話が舞い込み、当初は戸惑って断ったが、現地で脚本を手に入れて読み、役に惹かれて再び演技への意欲が戻ったという。同作で共演したソル・ギョングの推薦で初めて事務所に所属したことも知られている。2026年8月には『私は一人で暮らす』に出演し、『応答せよ1988』で共演した大学の同窓生コ・ギョンピョとの親密な様子から交際説が広がったが、本人は16年来の友人だと説明した。「いつもときめく」と口にしたことも話題になったが、背が高くて格好いいからであって恋愛感情とは違うとしている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- リュ・ヘヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ロースクール — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08