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イム・ジヨン

임지연Lim Ji-yeon
俳優・女優

イム・ジヨンは1990年ソウル生まれの女優である。韓国芸術総合学校在学中に短編映画で経験を積み、2014年の映画『情愛中毒』で新人賞を総なめにした。2022年の『ザ・グローリー』で悪役パク・ヨンジンを演じて大ブレイクし、その後も主演作を重ねている。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

自分で学費をためて芸大へ

イム・ジヨンはソウル市城東区の出身である。人前に出るのが好きな子どもで、学校の行事に進んで参加し、教会ではピアノの伴奏も担当していた。娘の気質を見抜いた母親は、演劇やミュージカルを観に連れて行くなど舞台への関心を育てた。ただし芸術系の中高に進む希望はかなえられず、通ったのは普通科の高校である。演技の道を諦めなかった彼女は、高校2年からアルバイトで受験費用を自分でまかない、両親を説き伏せて準備を重ねた。その努力が実ったのが2009年で、韓国芸術総合学校の演劇院演技科に入学している。在学中は同校映像院の学生作品に数多く出演し、2011年の短編『재난영화』(災難映画)でデビュー。『9월이 지나면』(9月が過ぎれば)など独立映画や舞台で地道に経験を重ねた。

活動の歩み

『情愛中毒』の鮮烈な登場

転機は2013年、キム・デウ監督の映画『情愛中毒』のオーディションだった。主人公チョン・ガフンに抜擢され、2014年5月の公開で長編・商業映画デビューを果たす。演じたのは1960年代末の軍官舎を舞台に、夫の上官である大佐と許されない関係に落ちていく人妻で、華僑出身という影のある設定と大胆な描写が注目を集め、大鐘賞、釜日映画賞、韓国映画評論家協会賞の新人賞を受賞した。翌2015年には、短編映画祭で彼女に目を留めていたミン・ギュドン監督の『背徳の王宮』に出演し、同年のSBS『上流社会』でドラマにも進出。2016年には時代劇『テバク~運命の瞬間~』、脱北者を演じたMBC週末ドラマ『불어라 미풍아』(吹け、ミプンよ)で初のタイトルロールを担った。2019年のMBC『ウェルカム2ライフ』では髪を短くして刑事役に挑み、平行世界の一人二役でMBC演技大賞の最優秀演技賞を受けている。

ヨンジン役で迎えた黄金期

2022年はTVING『薔薇マンション』で姉の失踪を追う主人公を演じ、Netflix『ペーパー・ハウス・コリア』パート2ではオリジナルキャラクターのソウル役を担った。そして同年12月公開のNetflix『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』で、学校暴力の主犯パク・ヨンジンを演じる。デビュー以来初めての悪役だったが、加害の過去を悪びれもせず生きる人物を憎々しく演じ切り、2023年の百想芸術大賞でテレビ部門の助演女優賞を受賞した。その後も、家庭内暴力に苦しむ妊婦を演じた『庭のある家』、サイバー捜査隊の警部補を演じた『国民死刑投票』と役柄の幅を広げた。2024年の映画『リボルバー』を経て、同年11月からのJTBC時代劇『옥씨부인전』(玉氏夫人伝)では、身分を偽って生きる女性を主演し、最高視聴率13%台を記録した。2025年にはtvN『얄미운 사랑』(憎らしい愛)、2026年にはSBS『멋진 신세계』(素晴らしき新世界)と主演作が続いている。

エピソード

憎まれ役への覚悟

『ザ・グローリー』の撮影に臨むにあたり、イム・ジヨンは台本を受け取った瞬間から「世界中の人がヨンジンを憎んでほしいと思った」と語っている。ヨンジンが悪いほど主人公ドンウンの復讐が痛快になる、という計算だった。この役で一気に知名度を上げた一方、作品で共演した年下の俳優イ・ドヒョンとの交際が2023年4月に双方の事務所から公式に認められ、大きな話題となった。その後イ・ドヒョンが兵役に就いた期間も含め、二人の関係は続いていると伝えられている。結婚説はたびたび取り沙汰されてきたが、正式な発表はない。

ジャージャー麺の名場面

『庭のある家』では、乱れた髪にすっぴんという外見の変化に加え、暴力的な夫が死んだ後に参考人聴取を終え、中華料理店でジャージャー麺をかき込む場面が話題を呼んだ。解放感と虚しさが入り混じる演技に、視聴者の食欲までそそられたと評判になった名シーンである。『옥씨부인전』は高い視聴率と話題性を誇ったものの、2025年の百想芸術大賞でテレビ部門の最優秀演技賞の候補から漏れたことには(映画部門では『リボルバー』で助演賞候補に挙がった)、ファンを中心に意外だとする声が多く上がった。バラエティでも活躍し、2015年には『ジャングルの法則』に参加、2015年から2017年にかけてはMBC『セクションTV芸能通信』の進行役を務めている。

プロフィール

生年月日
1990年6月23日[1]
出生地
韓国 / ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2022年バラマンションAmazonで探す장미맨션出演[2]
  2. 2024年オク氏夫人伝 偽りの身分 真実の人生Amazonで探す옥씨부인전出演[3]
  3. 2022年ザ・グローリー~輝かしき復讐~Amazonで探す더 글로리出演[4]
  4. 2022年ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪えAmazonで探す종이의 집: 공동경제구역出演[5]
  5. 2023年国民死刑投票Amazonで探す국민사형투표出演[6]
  6. 2023年庭のある家Amazonで探す마당이 있는 집出演[7]
  7. 2019年ウェルカム2ライフ~君と描いた未来~Amazonで探す웰컴2라이프出演[8]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. イム・ジヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. バラマンション — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. オク氏夫人伝 偽りの身分 真実の人生 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. ザ・グローリー~輝かしき復讐~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  6. 国民死刑投票 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  7. 庭のある家 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  8. ウェルカム2ライフ~君と描いた未来~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08