チェン
チェンはEXOのメインボーカルの一人で、本名キム・ジョンデ。2012年にEXO-Mとしてデビューし、ユニットEXO-CBXやドラマOSTで高音の歌唱力を知られた。2019年にソロデビューし、2024年からはINB100でソロ活動を続けている。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
大田生まれ、始興育ち
チェンは1992年9月21日、大田広域市で生まれ、京畿道始興市の正往洞で少年時代を過ごした。本名はキム・ジョンデ。10代の頃は実用音楽の塾に通い、歌手を目指していた。大学は韓瑞大学に進み、のちにEXOとして活動しながら漢陽サイバー大学の大学院にも籍を置き、広告メディア系のMBA課程で学んでいる。アイドルとして早くから注目されたタイプではなく、歌の実力を磨くことで道を切り開いてきた人物である。
練習生わずか1年弱でデビュー
転機は通っていた実用音楽塾の講師の勧めだった。これをきっかけにSMエンターテインメントのキャスティングにかかり、2011年、19歳で練習生になる。同期の多くが長い練習期間を経ていたなかで、チェンは1年足らずという異例の短さでEXOのメンバーに選ばれた。2011年12月29日に4人目のメンバーとして公開され、同年末の『SBS歌謡大典』でルハン、タオ、カイと並んで初めて公の場に立った。2012年4月、中国語圏向けのEXO-Mの一員として正式にデビューする。
韓国人なのに中国チーム
EXOは韓国向けのEXO-Kと中国向けのEXO-Mに分かれてスタートしたが、韓国人のチェンが配属されたのは中国チームのEXO-Mだった。中国語を一から学びながらの活動で、デビュー当初は「韓国語がやけに上手な中国人メンバー」と勘違いされることもあったという。それでも高く伸びる声はグループの楽曲で欠かせない存在となり、ベクヒョン、ディオと並ぶメインボーカルとして位置づけられていった。
活動の歩み
OSTの名手として
グループ活動と並行して、チェンはドラマ主題歌の歌い手として名を上げた。2014年、同じEXOのディオが出演したSBSドラマ『大丈夫、愛だ』の挿入歌「最高の幸運」で初めてソロ曲を発表し、OST関連の賞も受けた。2016年には歌手Punchとのデュエット「Everytime」がKBSドラマ『太陽の末裔』の人気とともにチャート首位を獲得し、彼の代表曲の一つとなった。その後も『100日の郎君様』の「桜恋歌」や『ブラームスは好きですか?』の「너의 달빛(君の月明かり)」など、作品の顔となる歌を数多く任されている。
ユニットとバラードの道
2014年にはSMのバラードプロジェクトSM the Balladに加わり、f(x)のクリスタルやSHINeeのジョンヒョンとデュエットを披露した。2015年にはミュージカル『イン・ザ・ハイツ』でベニー役を務め、覆面歌唱番組『覆面歌王』にも出演して準優勝している。2016年10月、ベクヒョン、シウミンとEXO初のユニットEXO-CBXを結成し、ミニアルバム『Hey Mama!』でデビュー。EXOの楽曲でも「Ko Ko Bop」「Love Shot」などの作詞に関わり、歌い手としてだけでなく作り手としての幅も広げた。
ソロデビューと兵役
2019年4月1日、初のミニアルバム『四月、そして花』でソロデビューし、タイトル曲「四月が過ぎたら僕たち別れよう」は叙情的なバラードとして支持された。同年10月には2作目『Dear my dear』を発表。2020年10月26日に入隊し、2022年4月25日に除隊した。復帰後は3作目『Last Scene』を2022年10月31日に出す予定だったが、直前に起きた梨泰院の雑踏事故を受けた服喪期間に配慮して発売を延ばし、11月14日に改めてリリースした。
INB100移籍とその後
2023年6月、チェンはベクヒョン、シウミンとともにSMとの専属契約の解除を通告し、精算の不透明さなどを主張した。いったんは同月中に合意が発表されたが、2024年1月にはソロ活動の拠点をベクヒョンの会社INB100に移し、EXOとしての活動はSMで続ける形に整理された。同年5月に4作目『Door』を発表し、初のファンコンサートでアジアを回った。2025年4月に先行シングル「Broken Party」を出し、9月には5作目『Arcadia』を発表、10月にはソウルで初の単独コンサートを開いた。2026年1月にEXOが8作目のアルバム『REVERXE』を出した際は6人体制となり、SM側との対立が続くなかでチェンら3人は参加しなかったと報じられた。
エピソード
メンバーが語る「お人よし」
チェンの人柄を語るとき、メンバーたちがそろって挙げるのは底抜けの優しさである。仲間内では「善良なバカ」と愛情を込めて呼ばれるほどで、年下のメンバーからは、優しすぎるからこそ逆に言葉を選んでしまうという冗談まじりの声も出た。一方で、コンサートでも録音でも準備を欠かさず、練習に中途半端な状態で来ることがないという仕事ぶりを評価する声も多い。チーム内で衝突が起きれば間に入って空気を和らげる役も担い、社交的で明るい性格はファンにもよく知られている。
突然の結婚発表
2020年1月13日、チェンはファンコミュニティに手書きの手紙を掲載し、一般人の恋人との結婚と、すでに子どもを授かっていることを同時に公表した。SMも結婚式は家族だけで非公開にすると発表し、同年4月には第1子が誕生している。現役アイドルとしては異例の告白で、一部のファンからはグループ脱退を求める声が上がるなど大きな波紋を呼んだが、本人はその後も歌手活動を続け、入隊前の2020年10月にはシングル「Hello」を発表した。
声で語る歌い手
チェンの強みは何といってもその声である。2016年にはUNICEFの企画でピアニストのスティーヴ・バラカットと共にジョン・レノンの「イマジン」を歌い、DJアレッソやダイナミック・デュオ、10cm、ヤン・ヒウンといったジャンルの違うアーティストとも次々に共演してきた。ソロ作では自ら作詞にも加わり、『四月、そして花』は世界各地のiTunesアルバムチャートで1位を記録した。華やかなダンス曲の多いグループのなかで、バラードで勝負できる貴重な存在であり続けている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チェン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- April, and a Flower — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- Dear My Dear — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- Last Scene — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09