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チェ・ヒソ

최희서Choi Hee-seo
俳優・女優

大阪と米国で少女時代を過ごした語学堪能な俳優。長い無名期を経て『金子文子と朴烈』で大鐘賞の新人賞と主演女優賞を同時受賞し、新人賞を計11回獲得。近年は短編の監督や舞台、米国映画にも活動を広げている。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

大阪、アメリカ、そして延世大へ

チェ・ヒソは1986年12月24日にソウルで生まれた。本名はチェ・ムンギョンで、芸名は母と相談して決めたものだという。銀行員の父の赴任に伴い、小学生時代の約5年を日本の大阪で、中学・高校時代を米国で過ごした。11歳で海外生活が始まった頃に頭痛に悩まされ、急に外国語を学ぶとそうなることもあると教師に言われたと本人は振り返っている。帰国後は延世大学で新聞放送学と英語英文学を学び、3年生のときに交換留学生として米UCバークレーへ。そこで公演芸術を副専攻として修め、2008年には同校の公演芸術功労賞も受けた。大学の演劇サークルで芝居に目覚め、卒業制作のドキュメンタリーがKBSの映像公募展に選ばれて放送されたこともある。

活動の歩み

100本の下積みから『朴烈』へ

映画デビューは2009年の『キングコングを持ち上げる』で、重量挙げ部の少女ソ・ヨスン役だった。その後の約8年間、独立映画や演劇、ドラマの端役など100本近い作品に出演して経験を積んだ。流れを変えたのは2016年、イ・ジュニク監督の『空と風と星の詩人 〜尹東柱の生涯〜』である。日本人女性クミを流暢な日本語で演じて観客を驚かせ、翌2017年には同監督の『金子文子と朴烈』で初主演を果たす。朴烈の同志であり恋人でもあった金子文子を、日本語と片言の韓国語を使い分けて演じ、「日本の俳優ではないか」と言われるほどだった。この役で第54回大鐘賞では史上初めて新人女優賞と主演女優賞を同時に受け、さらに青龍映画賞、翌2018年の百想芸術大賞などでも新人賞に輝き、新人賞は計11回という異例の記録になった。2017年にはポン・ジュノ監督の『オクジャ/okja』にも通訳役で出演している。

ドラマ、監督業、海外へ

その後は2018年の釜山国際映画祭で上映された主演作『アワ・ボディ』(2019年公開)で同映画祭の「今年の俳優賞」を受け、『ただ悪より救いたまえ』(2020年)にも出演。ドラマではOCN『ミストレス』、tvN『秘密の森2』、SBS『今、別れの途中です』(2021年)、TVINGの『良くも悪くも、ドンジェ』(2024年)などに出た。2021年には俳優たちが短編を手がけるオムニバス『アンフレームド』で、シングルマザーと幼い娘を描いた「バンディ」の脚本・監督を担当。2022年には散文集『奇跡かもしれない』を出版した。舞台では2023年の『木の上の軍隊』、2024年の『桜の園』『善き人のためのソナタ』の舞台版などに立っている。2026年にはソン・ソックと共演した米国映画『ベッドフォード・パーク』で、韓国系米国人の女性オードリーを演じて主演を務めた。作品はサンダンス映画祭でプレミア上映され、同年の釜山国際映画祭でも上映された。

エピソード

地下鉄で始まった大逆転

無名時代を象徴する逸話が「地下鉄キャスティング」である。稽古場へ向かう地下鉄3号線の車内で演劇の台本を感情を込めて練習していたところ、向かいに座っていた『空と風と星の詩人』の製作者兼脚本家の目に留まり、名刺を渡された。履歴書に日本語が話せると書いていたことが、日本人役への起用につながったという。一方、栄光の舞台となった2017年の大鐘賞では、新人賞の受賞スピーチ中に、制作陣のものとみられる苛立った声や暴言が中継に乗ってしまう放送事故が起きた。主催側と中継局は「客席の雑音だった」と説明したが、その釈明がかえって疑問視され、批判を浴びた。2019年9月には結婚を突然発表し、同月28日に挙式している。親しい友人には俳優シン・ヒョンビンがおり、シン・ヒョンビンのSNS写真の多くを撮っているのはチェ・ヒソで、「専属フォトグラファーに任命して」とコメントを残したこともある。

プロフィール

生年月日
1986年12月24日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2021年今、別れの途中ですAmazonで探す지금 헤어지는 중입니다.出演[2]

出典

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  1. チェ・ヒソ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. 今、別れの途中です — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08