キム・ファンヒ
2002年生まれの俳優。子役として2008年にデビューし、2016年の映画『哭声/コクソン』で主人公の娘ヒョジンを演じて大鐘賞新人女優賞を受賞。『天気がよければ会いにゆきます』などを経て、大人の俳優としての道を歩んでいる。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
1歳の写真から始まった
キム・ファンヒが芸能界に入るきっかけは、本人も覚えていない1歳の記念写真だった。撮影した写真館がその一枚をモデルコンテストに応募し、それを見た子役専門の演技スクールから、なんと4年後に連絡が来たのだという。試しに習ってみると演技が楽しくてたまらず、かつて俳優を夢見ていた母親も背中を押した。2008年、SBSドラマ『不汗党』でイ・ダヘ演じる主人公の娘役として本格デビューを果たす。その後は『サランヘ、泣かないで』『恋愛を信じます』などのドラマや映画『波瀾万丈』『全国のど自慢』に途切れることなく出演し、2011年の『あなただけよ』ではKBS演技大賞の青少年演技賞を受けた。『応答せよ1997』ではチョン・ウンジ演じるソン・シウォンの子ども時代も演じている。
活動の歩み
『哭声』の衝撃
名前を一躍広めたのは、ナ・ホンジン監督の2016年作『哭声/コクソン』である。クァク・ドウォン演じる警官の娘ヒョジンとして、何かに取り憑かれていく少女を全羅道の方言で演じ、劇中の「뭣이 중헌디(何が大事なんだ)」は流行語になった。この演技で大鐘賞新人女優賞を受け、青龍映画賞でも新人女優賞にノミネートされた。2018年の映画『女子中学生A』では主人公チャン・ミレを演じ、映画の主演を担った。同年『私たちが出会った奇跡』で再びKBS演技大賞の青少年演技賞を受賞している。
子役から大人の俳優へ
その後は学校暴力を題材にしたJTBCの『美しい世界』(2019年)でパク・スホを、『天気がよければ会いにゆきます』(2020年)でイム・フィを演じ、10代後半の役柄を重ねた。2021年にはMBCの単発ドラマ『目標ができた』で主演を務め、MBC演技大賞の単幕劇部門優秀演技賞を受けている。同じ年に漢陽大学演劇映画学科に入学し、学業と並行して映画『こんにちは』(2022年)、『自分だけの部屋』(2024年)などに出演、2026年に約5年をかけて卒業した。2026年にはENAドラマ『案山子』に出演し、同年7月からはSBSの女子サッカーバラエティ『ゴールを決める女たち』でFCアクショニスタに加入して、新たな顔を見せている。
エピソード
撮影の裏側
『哭声』の体をねじ曲げる場面のため、撮影前の半年間、振付師のもとに週2〜3回通って柔軟性を鍛えたという。演じている間に苦しさは感じなかったが、公開後に劇場で観たときは音があまりに怖く、父親の胸に抱かれて耳をふさぎながら震えていたと明かしている。友人と観直してもやはり怖かったそうだ。ナ・ホンジン監督は青龍映画賞で監督賞を受けた際、彼女に「君が『哭声』を救った」と声をかけ、その言葉に涙ぐむ姿が中継された。ただ本人は2018年のインタビューで、ヒョジンの印象に感謝しつつも、次の作品のためにはそこから抜け出すのが自分の課題だと語っている。
等身大の素顔
『哭声』撮影当時は小学6年生から中学1年生で、身長は134cmと同年代よりかなり小柄だったが、現在は164cmまで伸びた。『女子中学生A』の撮影時は役と同じ中学3年生で、身長まで役と同じだったという。アイドル好きでも知られ、トーク番組でBTSのVのファンだと明かして同席したEXOのメンバーを落胆させたが、後にそのEXOのスホと『女子中学生A』で共演し、現場ではアイドル談義に花を咲かせた。最近はバラエティで俳優の仕事がなかなか来ないと率直に語り、『ゴールを決める女たち』の初試合では途中出場でシュートの好機を逃し、チームの敗戦に涙を流した。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・ファンヒ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 天気がよければ会いにゆきます — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 美しい世界 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08