チョン・ジンギ
チョン・ジンギは1966年生まれ、全羅北道完州出身の俳優である。演劇から出発し、1992年のテレビデビュー以来、刑事や政治家、検事などの重みある脇役で数多くのドラマ・映画に出演してきた。『ソウルの春』『破墓/パミョ』など大ヒット映画にも名を連ねる。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
金属工学から演劇の世界へ
チョン・ジンギは1966年2月6日、全羅北道完州郡で生まれた。全北大学では金属工学を専攻したが、関心は舞台に向かい、のちに中央大学の大学院で演劇映画学の修士課程を修めた。本来は演劇人として自由に生きたいと考えていたといい、1992年にはKBS『明日は愛』でテレビの世界に足を踏み入れた。仁川専門大学の講師や百済芸術大学放送芸能学科の専任教授を務め、後進の指導にあたった経歴も持つ。
活動の歩み
権力者役で光る名バイプレーヤー
1990年代から『林巨正』『明成皇后』『不滅の李舜臣』などの時代劇に出演し、2000年代以降は出演本数が急増した。とくに2010年代半ばからは議員、検事、部長判事、警察幹部といった権力側の役柄が多く、『ミセン-未生-』ではアン・ヨンイの父、『ミス・ハンムラビ』では部長判事、『補佐官』シリーズでは政治家イ・グィドンを演じた。近年も『グッドパートナー』『宝島』『模範タクシー3』など話題作が続く。映画では『観相師』『ザ・キング』『マルモイ』に出演し、2023年の『ソウルの春』と2024年の『破墓/パミョ』はいずれも観客1000万人を超える大ヒットとなった。
エピソード
対照的な配役と家族の支え
『ソウルの春』と『模範タクシー3』の配役は好対照をなす。前者では粛軍クーデターに加担する将軍ヒョン・チソンを演じたが、後者ではクーデターを企てる側の計画を阻む協力者の立場に回った。私生活では、俳優として今に至るまでの最大の功労者に妻を挙げている。舞台出身の彼がテレビに挑んだ当初、映像向きでない声の出し方や芝居の調子を指摘し、整えてくれたのが妻だったという。もっとも道のりは平坦ではなかった。演劇だけでは生活が苦しかった時期、舞台にしか出ようとしない彼に父親は強く反発し、親子の確執は20年ほど続いた。本人は当時、酔った勢いで妻に離婚を口にしたことさえあったと明かしているが、現在は父とも関係を修復したと語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チョン・ジンギ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 補佐官 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08