ヤン・イクチュン
ヤン・イクチュンは1975年生まれの韓国の俳優・映画監督である。脚本・監督・主演を一人で担った長編『息もできない』で国内外の注目を集め、Netflix『地獄が呼んでいる』のチン・ギョンフン役でも知られる。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
端役の時代
1975年10月19日、ソウルに生まれた。公州映像大学(現・韓国映像大学)で演技を学び、2002年の映画『품행제로(品行ゼロ)』で商業映画に顔を出すようになる。もっとも、インディーズ映画の世界では早くから一目置かれる存在だった一方、商業映画で回ってくるのは数場面で終わる端役ばかりで、一般の観客にはほとんど名前を知られていなかった。陰のある芝居が持ち味とみなされたこともあり、演じるのはチンピラや悪役、どん底で生きる人物が中心だった。
活動の歩み
『息もできない』と、その後
転機は2009年公開の『息もできない』である。もともと監督志望ではなかったが、家庭内暴力の連鎖を描くこの作品で脚本・監督・主演を兼ね、ロッテルダム国際映画祭のタイガー賞をはじめ国内外の映画祭で数多くの賞を受けた。とりわけ日本での評価が高い。以後はドラマ『괜찮아, 사랑이야(大丈夫、愛だ)』『세상 어디에도 없는 착한 남자(優しい男)』などにも出演し、2017年からはSBSのバラエティ『불타는 청춘(燃える青春)』にもたびたび登場した。2020年からは韓国映像大学演技科の教授として後進を指導している。2021年のNetflix『地獄が呼んでいる』では刑事チン・ギョンフンを演じ、久しぶりに国内外で大きな話題を呼んだ。
エピソード
命を削った撮影と素顔
荒々しい役柄の印象とは裏腹に、本人は几帳面な性格で、家の掃除を隅々まで完璧にこなすのが好きだと語っている。『息もできない』の現場は資金も日程も苦しく、一人で思い悩むあまり一日にたばこを4箱吸った時期もあったという。公開から1年ほどすると頭の違和感が続き、総合病院の精密検査で脳血管の疾患が見つかった。重症ではなかったため、医師の指示どおり仕事を減らして薬物治療を受け、回復したと明かしている。2025年2月には、前年12月に自身が経営する酒場で後輩の映画スタッフを暴行したとして告訴され、警察が事件を検察に送致したと報じられた。本人は主演映画の試写会の場で、事実と異なる話が誇張されて伝わっていると反論した。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ヤン・イクチュン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 地獄が呼んでいる — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 리-러브 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- The Killers — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09