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チソン

지성Ji Seong
俳優・女優

1977年ソウル生まれの俳優。路上生活を経て1999年の『KAIST』でつかんだ役から出発し、『キルミー・ヒールミー』と『被告人』で二度の演技大賞に輝いた。妻は俳優イ・ボヨン。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

ダスティン・ホフマンに憧れて

俳優を夢見る原点は、高校時代にスクリーンで見たダスティン・ホフマンだった。『レインマン』の演技に心をつかまれたクァク・テグン少年(本名)は、演技の道に猛反対する父に黙って演劇映画学科を受験するが、合格した学校は一つもなかった。進学の道は閉ざされても諦めきれず、彼は当てもなくソウルへ出る。寝床は地下鉄の駅や公園。昼は放送局に紛れ込んで撮影の様子を眺め、積まれていた台本を盗み読みしては演技を研究したという。最初に得た仕事は再現ドラマの端役で、1998年には『警察庁の人々』で暴走族や主人公の友人を演じている。

電話一本で開いた扉

路上暮らしを終わらせたのは、自分からかけた一本の電話だった。出演を直訴した相手はドラマ『KAIST』の制作会社で、偶然にも新しい登場人物のオーディションが控えていた。「プロフィール写真を持ってくるように」と言われ、その撮り方を聞き返したほどの素人だったが、本番には役柄を徹底的に読み込んで臨んだ。その姿勢に目を留めた脚本家ソン・ジナは、募集していた役とは別の役を彼のために用意したという。上京からおよそ3か月後の出来事である。出演当時はまだ本名で活動していたが、のちにマネージャーの提案を受けて「地成(チソン)」の芸名を名乗るようになった。

活動の歩み

悪役から大賞俳優へ

2001年にはMBCとSBSの両局で新人賞(SBSは当時「ニュースター賞」)を受け、2003年にはイ・ビョンホン主演のSBS『オールイン 運命の愛』(最高視聴率47.7%)で全国区の知名度を得た。当時はウォンビンらとともに「花美男」の一人に数えられたが、演じるのはむしろ主人公とぶつかる強気な人物や憎まれ役が中心だった。そのイメージを変えたのが、2005年6月の現役入隊を挟んで2007年に復帰したMBC『ニューハート』の誠実な医師役である。その後は決定打となる作品に恵まれない時期が続いたが、2013年のKBS『秘密』で評価を取り戻す。2015年のMBC『キルミー・ヒールミー』では7つの人格を演じ分けてMBC演技大賞の大賞を獲得し、2017年にはSBS『被告人』でSBS演技大賞の大賞も手にした。

円熟期の主演作

大賞俳優となった後も主演作は途切れず、tvN『知ってるワイフ』(2018年)、SBS『医師ヨハン』(2019年)、tvN『悪魔判事』(2021年)と話題作を重ねた。2022年のtvN『アダマス』では双子の兄弟を一人で演じ分けている。2024年のSBS『コネクション』では麻薬事件を追う刑事を演じ、最終回で自己最高の全国14.2%を記録。同年のSBS金土ドラマで最も高い数字を残し、年末のSBS演技大賞では大賞候補に挙がったが、受賞には至らなかった。2026年1月から放送されたMBC『判事イ・ハニョン』は『キルミー・ヒールミー』以来11年ぶりのMBC出演作で、権力に仕えてきた判事が10年前に戻って人生をやり直す物語だった。

エピソード

名前と夫婦の逸話

芸名の「地成」は、運勢を占ってもらった際に五行の「土」の気が足りないと言われ、それを補う意味で付けられたものだという。『オールイン』への出演も、主演がイ・ビョンホンでサブ主人公のなり手が見つからないと聞き、自ら監督に連絡して決まったものだった。兵役では当初、視力や脊椎の問題で公益勤務の判定を受けたが、再検査を受けて現役で入隊している。私生活では『最後のダンスは私と一緒に』で出会った俳優イ・ボヨンと6年の交際を経て2013年9月に結婚し、2児の親となった。妻は2013年にSBS演技大賞の大賞を受けており、夫婦そろって大賞を受賞した韓国芸能界でも珍しいカップルとして知られる。『被告人』の劇中でパンを口にする場面は「クリームパン」の映像としてネットで話題になった。

プロフィール

生年月日
1977年2月27日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2024年コネクションAmazonで探す커넥션出演[2]
  2. 2022年アダマス 失われたダイヤAmazonで探す아다마스出演[3]
  3. 2018年知ってるワイフAmazonで探す아는 와이프出演[4]
  4. 2021年悪魔判事Amazonで探す악마판사出演[5]
  5. 2017年被告人Amazonで探す피고인出演[6]
  6. 2019年医師ヨハンAmazonで探す의사요한出演[7]

出典

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  1. チソン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. コネクション — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. アダマス 失われたダイヤ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. 知ってるワイフ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. 悪魔判事 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  6. 被告人 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  7. 医師ヨハン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08