ソ・ジヘ
1984年生まれの俳優。高校2年でスカウトされ、2005年の映画初主演作と時代劇『辛旽』で頭角を現した。『パンチ〜余命6ヶ月の奇跡〜』の検事役や『愛の不時着』のソ・ダン役など、主演でも助演でも強い印象を残してきた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
スカウトから倍率1500倍の主役へ
1984年、ソウル生まれ。芸能界に入ったきっかけは、高校2年生のときに街で声をかけられたことだった。高校3年生だった2002年、歌手テムのミュージックビデオに出たのが最初の仕事で、その後しばらくはドラマの端役や助演を地道にこなした。ごく初期には「ソ・ウン」という芸名を使っていた時期もある。転機は2005年に訪れた。1500人に1人という難関のオーディションを突破し、ホラー映画『여고괴담 4 - 목소리』(女子高怪談シリーズ第4作)の主人公ソンミン役で映画デビューを果たしたのである。同じ年にはチョ・スンウと共演したKT&GのCMで「踊りに行きませんか?」と誘う姿が話題になり、一気に顔を知られる存在になった。
活動の歩み
時代劇と日々ドラマで地力を養う
2005年のMBCドラマ『辛旽』では、高麗王妃の魯国公主と、その面影を持つ女性パニャの二役を演じ分け、同年のMBC演技大賞で新人賞を受けた。2010年の『キム・スロ』ではインドから渡来したと伝わる王妃・許黄玉を演じており、外国出身の歴史上の人物を二度任されたことになる。2012年にはKBSの日々ドラマ『별도 달도 따줄게』(星も月も取ってあげる)で主人公を務め、視聴率30%前後を保つヒットとなってKBS演技大賞の日々ドラマ部門優秀演技賞を受賞した。単発ドラマへの出演も多く、同年には単発ドラマフェスティバルの広報大使に選ばれている。
『パンチ』『愛の不時着』で存在感
評価を一段引き上げたのは2014年のSBS『パンチ〜余命6ヶ月の奇跡〜』だ。野心を抱えながらも主人公への義理を貫く検事チェ・ヨンジンは、それまでの明るい役柄から知的な人物への転換となり、本人も役を作り上げる喜びを知った作品だと振り返っている。2016年には『嫉妬の化身〜恋の嵐は接近中!〜』で気の強いアナウンサーを演じ、デビュー以来初めて悪態をつく芝居にも挑んだ。2018年の『胸部外科:心臓を盗んだ医師たち』でSBS演技大賞優秀演技賞を受け、2019〜20年の『愛の不時着』では平壌の令嬢でチェリストのソ・ダンを演じて国外にもファンを広げた。その後も『一緒に夕飯食べませんか?』『Dr.ブレイン』『アダマス 失われたダイヤ』『キス・シックス・センス』と出演が続き、2025年11月に始まったtvN『얄미운 사랑』(憎らしい恋)では新聞社で史上最年少の芸能部長となった女性を演じた。
エピソード
体を張った役作り
2018年の映画『王宮の夜鬼』では、王の側室で占いを担う趙氏を演じ、劇中で怪物「夜鬼」に変わってしまう。キム・ソンフン監督は代役を立てなかったことを明かし、床に何度も顔をこすりつけた撮影の後には毛細血管が切れていたと、その気迫をたたえている。実は水が大の苦手で、『辛旽』の最終回では川に沈められる場面を必死に撮り終えたという。現場ではNGをほとんど出さないことでも知られ、『嫉妬の化身』の監督が台本を一度も間違えないと感心する様子がメイキング映像に残っている。
人柄が伝わる逸話
『キム・スロ』の撮影を終えてKTXの駅で列車を待っていたとき、酔った男性にしつこく付きまとわれている女性を見つけ、自分のそばにいるよう声をかけて一緒に列車に乗った。男性が車内まで追ってきても、毅然とした態度で追い返したという。また、マネージャーががんと闘っていると知ると、手術や入院の費用を本人に知られないよう負担し、2009年にこの話が報じられて広く知られるようになった。2020年のインタビューでは、主演作の成績が振るわず演技が自分に向いているのか悩んだ20代を振り返りつつ、「今のほうがずっと演技が面白い」と語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ソ・ジヘ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- キス・シックス・センス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 愛の不時着 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- アダマス 失われたダイヤ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 一緒に夕飯食べませんか? — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- Dr.ブレイン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08