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スエ

수애Soo Ae
俳優・女優

1979年生まれの女優。端役からキャリアを始め、『あなたは遠いところに』などで映画賞を重ね、ドラマでは『千日の約束』『野王〜愛と欲望の果て〜』で存在感を示した。落ち着いた低めの声と気品ある佇まいで知られる。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

歌手志望から女優へ

スエは1979年、ソウル市冠岳区の生まれで、本名はパク・スエである。最初に目指したのは女優ではなく歌手で、4人組ガールズグループのラップ担当としてデビューを準備していた。その間に雑誌モデルを務め、ドラマ『学校2』にもいじめられ役の端役で顔を出している。ところが所属事務所の社長から演技に専念するよう勧められてグループの話は立ち消えとなり、歌手の夢は女優の道へと切り替わった。2002年、MBCの単発ドラマ枠『ベスト劇場』の一編「片思い」で本格的に演技を始め、往年の人気女優チョン・ユニを思わせる清楚な容姿と、低く落ち着いた声で業界の目を引いた。

活動の歩み

新人賞から映画女優の頂点へ

2003年にMBCミニシリーズ『ラブレター』で初主演を果たし、『回転木馬』とあわせて同年のMBC演技大賞新人賞を得た。2004年には初主演映画『家族(原題:가족)』がヒットし、青龍映画賞や百想芸術大賞などの新人女優賞を次々と獲得している。同じ年に始まったKBS大河ドラマ『海神-HESHIN-』では、品のある令嬢ジョンファを演じて人気を集め、ソン・イルグクとともにベストカップル賞も受けた。2006年にはイ・ビョンホンと共演した映画『夏物語』に出演し、韓国内での興行は伸び悩んだものの日本で好評を得た。キャリアの頂点とされるのが2008年の映画『あなたは遠いところに』で、以後、大鐘賞・青龍映画賞・韓国映画評論家協会賞という主要映画賞で主演女優賞を手にした数少ない女優の一人となった。

ドラマでの代表作と長い空白

映画と並行してドラマでも主演作を重ねた。2011年の『千日の約束』では大御所脚本家キム・スヒョンが久々に手がけたミニシリーズの主演に抜擢され、同時間帯首位を保った。2013年の『野王〜愛と欲望の果て〜』では野心のために手段を選ばないチュ・ダヘ役で強烈な悪女像を見せ、物語が進むほど視聴率が上がる展開となった。その後も『仮面』『我が家に住む男』、映画『FLU 運命の36時間』『上流社会』などに出演したが、作品選びが話題作に結びつかないという声も出た。2022年のJTBCドラマ『공작도시(クジャク都市)』以降は新作がなく、2026年にはSNSの開設や新しいプロフィール写真の公開で近況を伝え、復帰への期待が高まっている。

エピソード

共演者と演出家が認めた声

スエを語る際によく挙げられるのが声の力である。『夏物語』で共演したイ・ビョンホンは、映像がなくても音だけで観客の感情を揺さぶる声だとして彼女を絶賛した。2010年の映画『深夜のFM』では深夜ラジオのDJ役を演じ、その長所が物語の核になっている。この作品では全編をほぼ一着の衣装で通したが、本人は観客が服やメイクに気を取られず演技に集中できたと前向きに受け止めた。『あなたは遠いところに』の監督は、一度も会わないまま彼女をキャスティングし、感情を抑えた中間のトーンを保ち続けられる珍しい女優だと評している。

ファッション騒動と涙の打ち上げ

『千日の約束』の放送中には、彼女の衣装が役柄に似合わない高級ブランドばかりだという指摘が出た。これに対して脚本家のキム・スヒョン本人が反論を公表し、問題視されたのはバッグ一つだけで、ほかは国内ブランドの手頃な品だったと説明したうえで、スエを誠実で真剣な俳優だと擁護した。一方『野王』では、悪役への非難が役者本人にまで及ぶほどの反響を浴びた。打ち上げの席では「たくさん悪口を言われ、危機も多かった」と振り返りながら涙を流し、共演のクォン・サンウも、後半のドラマを引っ張ったのは彼女だったとその苦労をねぎらった。2026年のインタビューでは、4年間作品が途切れた理由について、縁がなく企画が次々と流れたためで、今も編成を待っている作品があると語っている。

プロフィール

生年月日
1980年7月25日[1]
出生地
韓国[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優・女優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2016年我が家に住む男Amazonで探す우리집에 사는 남자出演[2]
  2. 2020年FLU 運命の36時間Amazonで探す감기出演[3]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. スエ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. 我が家に住む男 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  3. FLU 運命の36時間 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09