ユン・ゲサン
1999年にgodのメンバーとしてデビューし、国民的グループの一員として人気を集めた。2004年に脱退して俳優に転じ、『犯罪都市』の凶悪犯チャン・チェン役で強烈な印象を残した。2014年にはgodに復帰し、歌手と俳優を並行している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
ロック志望がダンスグループへ
ユン・ゲサンは1978年、ソウルで生まれた。芸能界の扉を叩いたのは父親に背中を押されたからで、本人はロックを歌うつもりでデモテープまで準備してオーディションに臨んだ。ところが受かってから分かったのは、それがダンスグループのメンバー選考だったという事実である。思い描いた道とは違ったが、彼は仲間と約2年の練習生生活を送り、1999年1月13日に5人組godの一員としてデビューした。結成当初のgodは、メインボーカルのキム・テウを除くと全員がラップを担う編成で、歌の層の薄さが課題だった。ユン・ゲサンはソン・ホヨンと並ぶビジュアル担当であると同時にサブボーカルを務め、活動を重ねるなかでキム・テウの歌を下支えする声として存在感を増していった。
活動の歩み
god脱退と俳優への転身
godが絶頂期にあった2004年、ユン・ゲサンは突然グループを離れた。同年、映画『발레교습소(バレエ教習所)』で主演を務め、スクリーンデビューを果たしている。その後、2004年末に入隊し、2006年に除隊した。復帰後は『비스티 보이즈(ビースティ・ボーイズ)』『풍산개(豊山犬)』など陰のある役柄に挑み、アイドル出身という先入観を少しずつ崩していった。2016年のドラマ『グッドワイフ』では弁護士ソ・ジュンウォンを演じ、大人の俳優としての評価を固めた。決定打は2017年の映画『犯罪都市』である。凶悪な犯罪組織のボス、チャン・チェンを冷酷に演じ、それまでの柔らかなイメージを一変させた。
godへの帰還と近年の仕事
俳優として地歩を固める一方、2014年にはgodの15周年プロジェクトに合流し、脱退から10年ぶりにグループへ戻った。同年発表の8集は大ヒットとなり、再結成後のコンサートも各地で多くの観客を集めた。俳優業では映画『マルモイ ことばあつめ』のほか、ドラマ『クライム・パズル』『誘拐の日』などに出演している。2025年にはSBSの『트라이: 우리는 기적이 된다(トライ〜僕らは奇跡になる)』でラグビー部の型破りな監督を演じ、同年末には『犯罪都市』で共演したチン・ソンギュと『UDT: 우리 동네 특공대(UDT:町内特攻隊)』で再びタッグを組んだ。2026年8月には、SBSの新ドラマ『피라밋(ピラミッド)』への出演が報じられている。私生活では2021年に一般人の女性と婚姻届を提出し、2022年に挙式した。
エピソード
8年越しに明かした脱退の真意
「俳優になりたくてgodを抜けた」というのが長年の通説だった。その見方を本人が覆したのは、脱退から8年が過ぎた2012年のことである。ホストを務めていた料理トーク番組『윤계상의 원테이블(ユン・ゲサンのワンテーブル)』の最終回で、ゲストに迎えたgodのメンバーを前に、本当は芸能活動そのものから身を引くつもりだったと明かしたのだ。当時それを口にすれば、批判がメンバーやグループにまで及ぶおそれがあったこと、そして成り行きで始めた演技に面白さを見いだしていたのも本当だったことから、黙っているしかなかったと説明している。実際、映画デビュー作『발레교습소』も、事務所に促されて脚本も読まないまま監督との顔合わせに出向いたのが始まりで、出演を前提に来たと思っていたピョン・ヨンジュ監督の怒りを買ったという話が残っている。この夜の告白でメンバーとの長年の誤解が解け、2年後の再結成への道が開かれた。
プロフィール
作品
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出典
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