ク・ギョファン
インディーズ映画界で俳優・監督として長く活動したのち、『新感染半島』『モガディシュ』、Netflix『D.P. ―脱走兵追跡官―』で一気に広く知られた俳優。独特の間合いと台詞回しで知られ、映画監督イ・オクソプとは長年の創作パートナーでもある。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
浪人の末に入った映画学科
ク・ギョファンは1982年12月14日、ソウルの城北区に生まれた。学生時代はお笑い芸人に憧れたこともあったという。演技学科の入試があることを知らずに映画学科を志し、二浪の末、2003年にソウル芸術大学の映画学科に入学した。俳優志望の彼にとっては回り道にも見える進路だったが、ここで演出・撮影・編集まで映画づくり全般を学んだことが、のちに自ら監督や脚本も手がける独自のスタイルにつながった。2008年の短編映画『아이들(子どもたち)』で俳優として本格的にスクリーンに登場し、その後は長いあいだ商業作品とは距離のあるインディーズ映画の現場を主な居場所としていく。
活動の歩み
インディーズ映画の“アイドル”
2010年代前半のク・ギョファンは、短編や低予算の長編に俳優として出演する一方、『거북이들(亀たち)』や『왜 독립영화 감독들은 DVD를 주지 않는가?(なぜインディーズ映画監督はDVDをくれないのか?)』のように自ら演出も担い、独立映画界では「インディーズのアイドル」と呼ばれる存在になった。2013年の短編『4학년 보경이(4年生のボギョン)』をきっかけにイ・オクソプ監督と組むようになり、二人で制作チームを立ち上げて短編や長編を発表し続けた。2017年の『꿈의 제인(夢のジェーン)』ではトランスジェンダーのジェーンを演じて強い印象を残し、新人俳優賞を相次いで受けたことで、インディーズの外にも名前が届くようになった。
商業作品での飛躍と現在
転機となったのは2020年のヨン・サンホ監督作『新感染半島 ファイナル・ステージ』で、崩壊した半島を支配する部隊のソ大尉を演じて大作映画でも存在感を示した。翌2021年の『モガディシュ 脱出までの14日間』では北朝鮮大使館の参事官テ・ジュンギを演じ、同年配信のNetflix『D.P. ―脱走兵追跡官―』では脱走兵追跡班の上等兵ハン・ホヨルとして、軽妙さと人間的な深みを同時に見せて幅広い人気を得た。その後も『キングダム: アシンの物語』『寄生獣 -ザ・グレイ-』『脱走』などに出演。近年は映画『만약에 우리(もしも私たちが)』、ヨン・サンホ監督と再び組んだ『군체(群体)』、JTBCドラマ『모두가 자신의 무가치함과 싸우고 있다(みんな自分の無価値さと闘っている)』と出演が続き、新作『폭설(暴雪)』も控えている。
エピソード
公私にわたるパートナー
ク・ギョファンを語るうえで欠かせないのが、映画監督イ・オクソプとの関係である。二人は2013年の短編制作を機に交際を始め、2020年に交際を公にした。その後も共同でYouTubeチャンネルや作品づくりを続け、互いの作品に関わり合う創作の相棒であり続けている。インタビューでは、彼女のことを自分を面白く映してくれる人だと語り、競い合うのではなくパートナーとして支え合うことが関係を長続きさせていると話した。2026年10月には、二人が2022年にすでに婚姻届を提出していたことが明らかになり、大きな話題となった。結婚式は挙げていないと伝えられている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ク・ギョファン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 寄生獣 -ザ・グレイ- — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 괴이 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- キングダム: アシンの物語 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- モガディシュ 脱出までの14日間 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- D.P. ―脱走兵追跡官― — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 新感染半島 ファイナル・ステージ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08