イ・ヨン
独立映画で経験を積み、Netflix『少年審判』で13歳の少年犯を演じて注目された女優。『弱いヒーロー Class 1』『有益な詐欺』を経て、2026年には『21世紀の大君夫人』や主演映画『慶州紀行』で存在感を広げている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
心理学専攻からの転身
本名はチョン・イヨン。1995年ソウル生まれで、大学では相談心理学を専攻した。演劇や映画の専門教育を経ずに演技の世界に入った点は、彼女の経歴の特徴である。2017年の短編映画『音波』を皮切りに、『無名』『コスモス』『蔦(タムジェンイ)』など、映画祭で上映される独立映画や短編に次々と出演して経験を積んだ。2019年には、映画監督パク・ジョンボムが手がけたtvNのドラマステージ『波高(パゴ)』でテレビドラマにデビューし、KBSの単発ドラマ『グッバイ秘苑』では主演も務めている。
活動の歩み
『少年審判』で一躍注目
転機は2022年のNetflixシリーズ『少年審判』だった。演じたのは、声変わり前の男子中学生で、13歳の触法少年ペク・ソンウである。当時20代後半の女性が演じていたと知って視聴者が驚くほどの変身ぶりで、百想芸術大賞のテレビ部門新人演技賞にノミネートされた。同じ年には『弱いヒーロー Class 1』のヨンイ役でも印象を残し、映画誌シネ21が選ぶ「今年のシリーズ新人女優」に両作で選ばれている。
ドラマと独立映画の両輪
その後もNetflix『D.P. ―脱走兵追跡官―』のアン・スジン役、TVING『放課後戦争活動』、tvN『有益な詐欺』などに出演し、『有益な詐欺』で2023年のコリアドラマアワード女性新人賞を受けた。映画ではベルリン国際映画祭でも上映された『キル・ボクスン』に出演し、釜山国際映画祭で上映された『絶海孤島』など作家性の強い作品にも参加し続けている。2026年はMBC『21世紀の大君夫人』でIUが演じるヒロインの首席秘書ト・ヘジョンを演じ、主演映画『慶州紀行』も公開されるなど、活動の幅をさらに広げている。ジャウリムのミュージックビデオに出演したほか、2023年には曲「달빛 창가에서(月明かりの窓辺で)」を発表し、歌声も披露した。
エピソード
体重を増やし、胸に包帯
ペク・ソンウ役のために体重を5kg以上増やし、撮影のたびに胸に包帯を巻いて体形の違いを隠したという。台本が届いたのは、別の作品で修行僧を演じるために頭を丸めていた時期で、女性が男子中学生を演じるという話に最初は戸惑い、監督と面談を重ねたうえで引き受けたと語っている。共演したキム・ヘスに演技をほめられたことが何よりうれしかったそうだ。当時28歳で「誰も信じてくれないだろう」と思っていたが、配信後は本物の少年だと思ったという声が相次いだ。
チョン・ドヨンの手紙とIUとの友情
憧れの俳優はチョン・ドヨンで、『キル・ボクスン』と『イルタ・スキャンダル』で共演が実現した。誕生日にチョン・ドヨンから長い手紙を受け取り、「考え続けることをやめず、悩み続けて良い俳優になってほしい」と励まされた話を明かしている。『21世紀の大君夫人』で共演したIUとは親友となり、2人で一緒にいる姿が目撃されて海外ファンの間で交際説が出たこともあるが、本人は友人同士だと笑い、「今は楽しんでいる」と話した。ファンの呼び名は「恋人」と「芸能人」を掛けた「ヨネイン」で、先輩俳優ウ・ミファが名付け親である。登山が趣味で、スイカアレルギーがあるという。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- イ・ヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 弱いヒーロー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 有益な詐欺 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 放課後戦争活動 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08