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キム・ヘス

김혜수Kim Hye-soo
俳優・女優

キム・ヘスは1970年釜山生まれの俳優である。15歳でCMに出演し、翌年の映画『カンボ』で俳優デビューして以来、『タチャ イカサマ師』『10人の泥棒たち』『シグナル』『未成年裁判』など映画とドラマの双方で代表作を重ね、韓国を代表する女優として長く第一線に立っている。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

テコンドー少女、CMで見出される

芸能界への入口になったのは、幼いころから磨いてきたテコンドーだった。1985年、テコンドーの場面が似合う少女を探していたCM監督の目に留まり、15歳でチョコレート飲料「マイロ」の広告に出演したのである。生まれは1970年9月5日、釜山。貿易業を営む父の仕事の関係で、小学3年生のときにソウルへ移った。転校先の小学校では少年テコンドー模範演技団に加わり、女子の団員は彼女ひとりだったという。IOC会長が来韓した際の歓迎行事では花束を手渡す役も任された。好奇心旺盛な子どもで、小学生のころは6つもの習い事を掛け持ちしていた。

10代で大人の役に挑む

その広告に注目したのが映画監督イ・ファンニムで、1986年の映画『カンボ』に彼女を起用した。役どころはナイトクラブで歌う少女歌手で、相手役のパク・チュンフンもこの作品で映画デビューを飾っている。もっとも当時はプロの声優が後から台詞を吹き込む慣行が残っており、スクリーンから本人の声は聞こえない。同じころチョー・ヨンピル『虚空』のミュージックビデオにも出演し、これは韓国初のミュージックビデオとして今も語られる。年齢に見合わない大人の役を早くから任され、KBSのドラマ『사모곡』(思母曲)などで主演を重ねて、10代のうちに新世代スターと呼ばれる存在になった。

活動の歩み

清純派からの脱皮

清純派のイメージを決定づけたのは、1993年のイ・ミョンセ監督『初恋』だった。この作品で青龍映画賞の主演女優賞を受け、同賞の最年少受賞者となる。しかし本人はそのイメージが固定されることを重荷に感じ、やがてMBCの『한지붕 세가족』(一つ屋根の三家族)でスタイルを強調した装いの若妻を演じて世間を驚かせた。テレビでは1996年に『짝』(相棒)でMBC演技大賞の大賞、2003年にはKBSの100話の大作『チャン・ヒビン』で同局の大賞を手にした。一方の映画は、1995年の『ドクター・ボン』で再び青龍映画賞の主演女優賞を得たものの、ヒットに恵まれない時期が長かった。流れを変えたのが2006年の『タチャ イカサマ師』である。賭博場を仕切るチョン・マダムを演じた同作は684万人を動員し、3度目となる青龍映画賞主演女優賞をもたらした。

強い女性像を更新し続ける

その後は『10人の泥棒たち』(2012年)、『観相師』(2013年)と大ヒット作に名を連ね、ドラマ『オフィスの女王』(2013年)では万能の契約社員ミス・キムを演じて10年ぶりにKBS演技大賞の大賞を受けた。2016年の『シグナル』ではベテラン刑事チャ・スヒョンを演じて百想芸術大賞を受賞し、映画『国家が破産する日』(2018年)ではIMF専務理事との英語による交渉場面が高く評価された。2020年代に入っても『ハイエナ』の弁護士、Netflix『未成年裁判』の判事、『シュルプ』の王妃、映画『密輸 1970』の密輸業者と役柄を広げ、2025年にはディズニープラス『トリガー』で報道局のチーム長を演じた。

エピソード

青龍映画賞の顔として

1993年から青龍映画賞の司会を務め、通算30回にわたって授賞式の顔となった。2023年の第44回を最後に司会を退き、長年の貢献をたたえる特別な賞が贈られた。『オフィスの女王』で大賞を受けた授賞式には、華やかなドレスではなく劇中のミス・キムと同じショートカットとスーツ姿で登壇し、役への向き合い方が称賛された。『密輸 1970』の役はこれまで演じたなかで最も品のない人物だったと語り、『トリガー』の撮影中には、全力で走る場面で太ももの筋肉を断裂し、しばらく歩けなくなったことも明かしている。

私生活をめぐる出来事

映画『タチャ イカサマ師』で共演したユ・ヘジンとの交際を公にしていた時期があるが、のちに別れている。修士論文に盗用の指摘を受けた際には、学位を返上する意向を示して公式に謝罪した。2019年には母親が知人らから約13億5000万ウォンの借金をして返していないと報じられたが、所属事務所は、本人は8年前から母と連絡を絶っており、金銭問題には一切関わっていないと説明した。

プロフィール

生年月日
1970年9月5日[1]
出生地
釜山広域市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2022年シュルプAmazonで探す슈룹出演[2]
  2. 2022年未成年裁判Amazonで探す소년심판出演[3]

出典

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  1. キム・ヘス — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. シュルプ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 未成年裁判 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08