チェ・ジョンウォン
1950年生まれの俳優。炭鉱の町から演劇の道に入り、映画やテレビで老獪な権力者を数多く演じてきた。2010年には国会議員に当選し約2年間政界に身を置いたのち、俳優業に戻った。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
炭鉱の町から舞台へ
1950年、現在の江原道太白市にあたる炭鉱地帯で、8人きょうだいの末息子として生まれた。父は炭鉱の鉱業所長で、本人も工業高校の鉱山科を出たあと地元の炭鉱で石炭の分析技師として1年ほど働いている。しかし演技への思いは捨てきれず、ソウル演劇学校に進んで1974年に卒業。舞台で経験を積み、1983年には東亜演劇賞の男子主演賞を受けた。
活動の歩み
名脇役から国会へ
映画では1993年の『トゥー・カップス』など、短い出番でも忘れがたい顔と声で強い印象を残し、『永遠の帝国』で大鐘賞の助演男優賞を受けた。1998年の『王と妃』の韓明澮役以降は、『大王世宗』の河崙、『六龍が飛ぶ』の李仁謙、『ミスター・サンシャイン』の興宣大院君と、時代劇の策士役が定番となった。2010年の補欠選挙で故郷の選挙区から民主党公認で当選したが、2012年総選挙の党内予備選で敗れて俳優に復帰。近年も『D.P. -脱走兵追跡官-』シーズン2や『北極星』に出演している。
エピソード
政治との数奇な縁
政治との縁は1997年の大統領選にさかのぼる。金大中候補のテレビ応援演説者の名簿に名を連ねたことで、予定していた出演や広告の仕事が次々と取り消されたが、金大中の当選翌日から再び声がかかるようになったと語っている。議員時代の2011年には、国政監査の期間中に通信大手の役員から高級クラブで接待を受けたと報じられ、本人は親しい後輩たちとの私的な酒席だったと釈明したが批判を浴び、検察は起訴猶予処分とした。一方、1990年代には独特の声色を生かした広告でも知られ、1996年にはイム・チャンジョンと即席麺のCMに出演している。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- チェ・ジョンウォン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ミスター・サンシャイン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08