ファンウ・スルヘ
ファンウ・スルヘは1979年ソウル生まれの女優である。2008年の映画『ミスにんじん』で本格デビューし、『愛の不時着』のト・ヘジ役など、どこか浮世離れした愛嬌のある脇役で知られる。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
本名ファン・ジニ、宇宙を冠した芸名
本名はファン・ジニで、1979年8月10日にソウルで生まれた。建国大学で映画を専攻している。「ファンウ」という二文字の姓に見えるが、実際は姓が「ファン」、名が「ウスレ」という構成で、「宇宙の中で賢く知恵深い人になれ」という意味を込めて作名所で付けてもらった芸名である。ちなみに韓国に「ファンウ」という姓は存在しない。最初に画面に映ったのは2007年のKBSドラマ『魔王』で、チュ・ジフン演じる弁護士の事務所の女性職員という、ほんの数場面の端役だった。
『ミスにんじん』で映画界へ
公式のデビュー作とされるのは、2008年公開のイ・ギョンミ監督作『ミスにんじん』である。同じ年には大ヒット作『過速スキャンダル』で幼稚園の先生を演じ、翌2009年にはパク・チャヌク監督の『渇き』にも顔を出した。デビュー当初は、独特の雰囲気を面白がる映画ファンの間で知られる存在にとどまっていたが、2010年のKBS単発ドラマ『少しエッチな私たちの恋愛』(原題)に出演するなど、少しずつテレビにも活動の場を広げていった。
活動の歩み
コミカルな脇役で存在感
2010年代はドラマを中心に出演を重ねた。『愛を信じます』『天女が必要だ』『いい日』などを経て、2016年のtvN『ひとり酒男女』では本名と一字違いのファン・ジニ(황진이)役を演じた。2017〜18年のTV朝鮮のシットコム『君の背中にスマッシング』(原題)ではパク・スルヘ役でレギュラー出演し、2019〜20年はMBC『欠点ある人間たち』(原題)とtvN『愛の不時着』に続けて出演した。『愛の不時着』ではユン・セリの次兄の妻ト・ヘジを演じ、日本の視聴者にも顔を覚えられるきっかけとなった。
映画とドラマを行き来する近年
映画では2018年『レスラー』、2019年の家族コメディ『サンキスト・ファミリー』(原題)、2020年『ヒットマン エージェント:ジュン』に出演し、『サンキスト・ファミリー』では2021年の黄金撮影賞で審査委員特別賞を受けた。ドラマは2021年のTV朝鮮『アンクル』、2022年の『美男堂の事件手帳』『カーテンコール』、2024年のtvN『仮釈放審査官イ・ハンシン』(原題)で女優チェ・ウォンミを演じた。2025年には続編『ヒットマン2』と映画『BOSS』(原題)が公開され、2026年にはショートドラマにも出演している。2025年9月からはVASTエンターテインメントに所属する。
エピソード
年齢と恋愛を笑いに変える
顔立ちだけでなく声や話し方まで若々しく、『愛の不時着』の現場では彼女をよく知らない関係者が、3歳年下のソン・イェジンより若いと思い込んでいたという。実はデビュー後しばらくは1982年生まれとして活動しており、本当の年齢を明かしたのはMBC『私たち結婚しました』で2歳下の俳優イ・ソノと仮想夫婦になったときだった。この番組で一般の視聴者にも名前が広まり、以後は年齢がたびたび笑いの種になった。『SNLコリア』で懐かしのグループに詳しすぎる様子を見せると、シン・ドンヨプに「僕より年上?」とからかわれている。私生活では2018年に一般男性との交際が報じられたが、同年秋に破局が伝えられた。2025年1月にはYouTube番組で年下の恋人がいることを自ら明かし、「周りのいい人はみんな結婚してしまった」と笑ってみせた。熱心なSechs Kiesファンとしても知られる。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ファンウ・スルヘ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 愛の不時着 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08