ホ・ナムジュン
1993年生まれ、江原道横城の農家に育った俳優。音楽の道で挫折して演技に転じ、2019年に映画デビューした。『YOUR HONOR~許されざる判事~』の悪役で頭角を現し、『その電話が鳴るとき』『100番の思い出』を経て、2026年の『素晴らしい新世界』で主演俳優の地位を固めた。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
名を残したかった農家の長男
ホ・ナムジュンは1993年6月9日生まれ。二卵性双生児の兄で、父は江原道横城郡で米作りを営んでおり、幼い頃は父について田に肥料をまき、コンバインで稲刈りをした経験もある。幼稚園の書き取りで「人は死んで名を残す」という言葉に出会って強く心を動かされ、それ以来、有名人になって名前を残すことが夢になったという。高校時代は実用音楽に打ち込み、友人と遊ぶときでさえ練習室に呼ぶほどだったが、3年間誰にも認められず、どれほど努力しても越えられない壁を感じた。音楽を学んでいた場所で知人に勧められたのが演技で、少しずつ褒められる喜びにのめり込んでいった。
演技科への遠回り
本人は後に、音楽は「絶対に壊れない硬い壁に頭をぶつける感覚」、演技は「壁が少し揺れる感覚」だったと振り返っている。一浪の末、2013年に成均館大学の演技芸術学科へ入学し、入試の特技には舞踊を選んだ。在学中の2015年から2017年まで陸軍で兵役を務め、ミサイル部隊で満期除隊している。俳優になる前には日雇いの肉体労働も経験し、3か月間一日も休まず働いたが、力を使えばその分だけ報酬がもらえることが新鮮で楽しかったと語っている。
活動の歩み
端役から『YOUR HONOR』へ
2019年の映画『첫잔처럼』(最初の一杯のように)で端役デビューし、短編や独立映画で主演も経験した。テレビでは2020年のOCN『ミッシング~彼らがいた~』、2021年のJTBC『スノードロップ』と出演を重ね、2023年のKBS2『혼례대첩』(婚礼大作戦)とNetflix『Sweet Home』シーズン2の軍人役で注目を集め始めた。転機は2024年のENA『YOUR HONOR~許されざる判事~』で、悪役キム・サンヒョクを演じて高い評価を受け、第61回百想芸術大賞の新人演技賞候補に名を連ねた。同年のMBC『その電話が鳴るとき』でも存在感を示し、MBC演技大賞の男性新人賞を受賞している。
ロマンスの主役へ
2025年はtvN『星がウワサするから』に出演し、IUのリメイクアルバム『꽃갈피 셋』のタイトル曲「Never Ending Story」のミュージックビデオでは叙情的な姿を見せた。続くJTBC『100番の思い出』では初めて単独の男性主演を担い、年末にはSBS演技大賞の司会も務めた。2026年のSBS『素晴らしい新世界』では、冷酷な財閥3世チャ・セゲと別の人物の1人2役に挑み、ロマンティック・コメディの主演として大きな反響を呼んで、第53回韓国放送大賞の最優秀演技者賞を受けた。同年8月にはデビュー後初のファンミーティングをソウルで開き、日本公演も予定されている。2027年にはtvN『고래별』(クジラの星)などの主演作が控えている。
エピソード
筋トレと料理と「健康マン」
大の運動好きで、大学時代から空き時間のたびにジムの1日券を買って体を鍛えてきた。「運動は趣味ではなく仕事」と笑って語ったことがある。料理の腕も評判で、家族に振る舞う前に3回ほど作って友人に味見させるというこだわりぶり。バラエティ『우리 마을 똥강아지』(うちの村の子犬たち)では海鮮チヂミや冷製スープを手際よく作り、農家育ちらしく大型コンバインの運転まで披露した。ファンへのサインや挨拶には「健康でいてください」という言葉をよく添えている。本人は将来の目標として家庭を持つことを挙げ、早く結婚したいと話している。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- ホ・ナムジュン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- YOUR HONOR~許されざる判事~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- その電話が鳴るとき — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 星がウワサするから — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 100番の思い出 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 素晴らしい新世界 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09