イ・スンヨン
客室乗務員からミスコリア入賞を経て芸能界入りした女優・司会者。1990年代は『初恋』『砂時計』などのドラマと女性名を冠したトーク番組で頂点に立ったが、度重なる不祥事で活動が途切れた。近年は連続ドラマの悪役で存在感を示している。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
空の上から芸能界へ
イ・スンヨンは1968年8月18日、ソウルに生まれた。仁荷工業専門大学の航空運航科を出て大韓航空に入り、国際線の客室乗務員として約2年間勤務している。転機は1992年のミスコリア選抜大会で、「美」に入賞したことをきっかけに乗務員を辞め、同じ年にMBCの芸能情報番組のリポーターとして放送の世界に足を踏み入れた。さらに青春ドラマ『우리들의 천국』(僕らの天国)の第2期出演者に選ばれ、女優としてのキャリアも始まる。乗務員時代に鍛えた発音や受け答えは、のちに司会者として評価される土台になった。
活動の歩み
90年代のトップスター
デビュー後は『폴리스』(ポリス)、『사랑을 그대 품안에』(愛をあなたの胸に)、『砂時計』など話題作に次々と出演し、最高視聴率65.8%を記録したKBSの国民的ドラマ『初恋』ではヒロインを務めた。『シンデレラ』『ウェディングドレス』などにも出演し、後者ではキム・ヒソンと姉妹を演じている。司会者としての評価も高く、1998年にはSBSで自身の名を冠したトーク番組『イ・スンヨンのセイ・セイ・セイ』を担当した。男性司会者の冠番組が主流だったなかで、女性の名前を番組名にしたトークショーは韓国初とされ、番組は人気を集めた。ドラマで身につけたバッグや服のコピー品が街の店に並ぶほどのファッションアイコンでもあり、菓子や百貨店、化粧品など大手のCMにも数多く起用された。
三度の不祥事と悪役での再起
順風満帆の歩みは1998年に途切れる。運転免許を不正に取得したことで刑事処罰を受け、出演予定だった作品も降板した。その後、2001年の『가을에 만난 남자』(秋に出会った男)がじわじわと主婦の支持を集めて20%台に乗り、2003年の『完全な愛』では40%を超える数字を残して第二の全盛期を迎える。ところが2004年に日本軍「慰安婦」をモチーフにしたヌード写真集の企画が強い批判を浴び、謝罪に追い込まれた。2013年にはプロポフォールの違法投与で処罰され、地上波への出演は再び閉ざされる。KBSの出演禁止が解けたのは2016年、MBCは2017年である。2019年のKBS2連続ドラマ『左利きの妻』からは悪役が中心となり、2022年の『秘密の家』、2024年の『勇敢無双ヨン・スジョン』、2025年の『親密なリプリー』と、MBC・KBSの連続ドラマで強烈な敵役を演じ続けている。
エピソード
人柄が伝わる逸話
2007年に2歳年下の一般男性と結婚し、2009年6月に娘を出産してからはタレントとしても活動を再開した。2011年にはケーブル局で『イ・スンヨンと100人の女』の司会を務めている。2020年には甲状腺機能低下症で闘病していることが伝えられ、病気の影響で体重が増えたが、その後減量に取り組んだ。久々にドラマで姿を見た視聴者が本人と気づかないほど印象が変わったことも話題になった。同い年の先輩チェ・ジンシルとは互いの結婚式に出席するほどの仲だった。著名メイクアップアーティストのチョン・セムルは、駆け出しの頃に担当を外されて奮起し、のちに親しい間柄になったと明かしている。2022年のバラエティでは、イ・スンヨンが自分の高い出演料に合わせてスタッフの報酬も上げてくれたおかげで、月給30万ウォンが720万ウォンにまで上がったと感謝を述べた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- イ・スンヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 左利きの妻 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 파고 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- The Devil's Plan, season 2 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 親密なリプリー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09