ヘンリー
ヘンリーは1989年カナダ・トロント生まれの歌手、マルチ演奏家。バイオリンの腕を武器にSMのオーディションを通過し、2008年にSUPER JUNIOR-Mでデビュー。ソロ活動とバラエティで人気を得た後、2018年に独立し、2026年には初のワールドツアーに乗り出した。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
音楽漬けの少年時代
ヘンリー(ヘンリー・ラウ)は1989年10月11日、カナダのトロントで生まれた。父は香港系、母は台湾系で、幼いころから英語・中国語に囲まれて育っている。ピアノ教師だった母の影響もあって幼いころからピアノとバイオリンを習い、地元の音楽コンクールで上位に入るほどの腕前になった。運命を変えたのは高校生だった2006年、SMエンターテインメントがトロントで開いたグローバルオーディションである。友人に勧められて参加した彼は、ダンスとバイオリンの演奏で審査員の目を引き、数千人の応募者の中から合格を勝ち取った。トロント大学の音楽系学科への進学も決まっていたが、彼は韓国で練習生になる道を選んだ。
活動の歩み
SUPER JUNIOR-Mからソロへ
2008年、SUPER JUNIOR初の中華圏向けユニットSUPER JUNIOR-Mのメンバーとして正式にデビューした。中国語を話せることと、楽器を自在に操る音楽性は、中華圏での活動にうってつけだった。2013年には初のソロミニアルバム『Trap』を発表し、ピアノとバイオリン、ダンスを組み合わせたパフォーマンスでソロ歌手としての個性を確立する。音楽以外ではMBCの軍隊体験バラエティ『本物の男』や、一人暮らしの日常を見せる『私は一人で暮らす』に出演し、飾らない人柄と屈託のない笑顔で「愛されキャラ」として広く親しまれるようになった。
独立と世界ツアー
2018年、約10年在籍したSMとの契約を終え、自身の会社を拠点にした独立アーティストとして再出発した。以降は音楽に加え、YouTubeや映画・ドラマ出演など活動の場を国境を越えて広げていく。韓国よりも中国をはじめとする海外での仕事が増えていった。2026年にはユニバーサルミュージックから英語シングル「ENJOY THE SHOW」を世界配信し、同じタイトルを掲げたキャリア初のソロワールドツアーを8月にマカオから開幕させた。ただし11月に予定していた北米5公演は、制作・運営上の問題を理由に全公演中止が発表されている。
エピソード
「親中」批判と広報大使騒動
中華圏での活動が長いぶん、韓国では彼の言動が「親中的」だと批判されることもあった。南シナ海をめぐる中国の主張を支持するようなSNS投稿や、五星紅旗に「中国を愛している」と書かれたマスクの着用、自身のYouTubeで中国批判のコメントだけを削除しているという疑惑などが、ネット上で繰り返し取り沙汰されてきた。2022年3月にソウル麻浦警察署の学校暴力予防広報大使に任命されると、これらへの反発が一気に噴き出し、警察署の掲示板には任命撤回を求める書き込みが殺到した。本人がSNSに「自分の血のせいで不快に思う人がいるなら、どうすればいいのかわからない」という趣旨の文章を載せると、つたない表現がかえって火に油を注いだ。事務所は、カナダで育ち音楽一筋だった本人が誤解を早く解こうと焦ったと釈明し、コメント削除についても未成年の視聴者を守るため有害な書き込みを内容を問わず消してきただけで、中国批判だけを狙ったものではないと反論した。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ヘンリー — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- Journey (Henry EP) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09