テギョン
テギョン(オク・テギョン)は1988年生まれの歌手・俳優で、2PMのメインラッパーである。米国留学中にオーディションでスカウトされ2008年にデビュー。俳優としても『ヴィンチェンツォ』や『ハンサン』などで存在感を示し、2026年に結婚した。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
ソウル生まれ、ボストン育ち
テギョンの本名はオク・テギョン(玉澤演)で、1988年12月27日にソウルで生まれた。幼いころには釜山で暮らした時期もある。小学6年生の頃に家族で米国へ移り、ボストン近郊で中学から高校の途中までを過ごした(高校はのちに韓国の永東高校を卒業)。本人いわく当時は勉強ばかりしている学生で、成績優秀者の団体に所属し、高校2年でマサチューセッツ大学の入学許可を得ていたと報じられている。芸能界とはほとんど縁のない、いわゆる優等生だった。
付き添いのつもりが合格
芸能界入りは本人にとっても予想外の出来事だった。2006年、SBSとJYPエンターテインメントが組んだオーディション番組『スーパースター・サバイバル』のモデル部門に、友人に付き添う軽い気持ちで書類を出したのが始まりである。プロのようにポーズを決める参加者たちに気後れし、ただ歩いてピースサインをして終えたのに、なぜか一次予選を通ってしまったと本人は振り返る。続く二次予選でリズムに乗ってラップを披露すると、その映像がJYPのキャスティング責任者の目に留まった。当人は合格するはずがないとボストンへ帰るつもりでいたが、出国直前に空港で呼び止められ、そのまま韓国にとどまることになった。
練習生から2PMへ
番組本選には約6,500人の応募者から12人が進んだが、テギョンは初回で姿を消した。それでも事務所は彼の見た目と存在感を買って練習生として迎え入れ、2回目で脱落したチャンソン、そして番組の優勝者ジュノも同じくJYPに入った。ジュノは後に、二人が落ちたときは泣くほど悔しがったのに、自分が事務所に入ると既に二人がいて驚いたと語っている。英語が堪能なテギョンは練習生時代、事務所の通訳や外国人練習生の通訳役も任されていた。およそ2年半の練習期間を経て、3人は2008年9月4日にシングル『Hottest Time of the Day』で2PMのメンバーとしてそろってデビューした。
活動の歩み
「野獣系アイドル」の看板
2PMは『10点満点中10点』『Again & Again』『Heartbeat』などで、アクロバットを取り入れた力強いパフォーマンスを打ち出し、テギョンは長身と低音ボイスでその象徴的存在となった。担当はメインラッパーで、2013年の正規3集『Grown』では収録曲のうち6曲のラップメイキングを手がけ、以降もグループのラップ作りを主に担っている。2009年から2010年にかけてはSBS『人気歌謡』のMCを務めた。チョー・ヨンピルの『Hello』日本語版ではラップで客演し、2017年1月には日本でソロアルバム『TAECYEON SPECIAL ~Winter 一人~』を発表している。
俳優としての歩み
演技デビューは2010年のKBS『シンデレラのお姉さん』で、翌2011年の『ドリームハイ』でも主要キャストを務めた。同年には日本のフジテレビ『僕とスターの99日』に出演し、キム・テヒと共演して日本語の台詞もこなした。その後もtvN『Who Are You』(2013年)、映画『結婚前夜 ~マリッジブルー~』(2013年)、KBS『참 좋은 시절(いい時代)』(2014年)、tvN『싸우자 귀신아(戦え幽霊よ)』(2016年)、OCN『구해줘(救ってくれ)』(2017年)と、青春ものからスリラーまで出演作を重ねた。2018年1月にJYPとの契約を終え、同年7月から俳優ソ・ジソプらが所属する51Kに移籍したが、2PMの活動は続けると明言した。
除隊後の飛躍
兵役を終えた後の代表作は、2021年のtvN『ヴィンチェンツォ』である。序盤は気弱なインターンに見えながら、実は財閥グループの真の黒幕だったという役どころで、その反転ぶりが大きな話題を呼んだ。2021年には2PMとして5年ぶりの正規7集『MUST』を全員そろって発表し、2022年には映画『ハンサン ―龍の出現―』で日本側に潜り込む朝鮮の密偵を演じた。2023年のKBS『가슴이 뛴다(胸が高鳴る)』ではヴァンパイア役で主演、2024年には木村拓哉主演の日本映画『グランメゾン・パリ』に出演し、2025年もKBSのロマンス時代劇に主演するなど、韓日両国で活躍を続けている。
エピソード
「キャプテン・コリア」と呼ばれた軍生活
兵役をめぐっては、腰の椎間板ヘルニアなどで当初は現役以外の判定となったが、治療を経て現役で入隊したと報じられた。2017年9月4日、奇しくも2PMデビュー9周年の日に陸軍第9歩兵師団へ入隊し、新兵教育隊の助教として服務した。2018年の国軍の日の式典では未来型戦闘装備「ウォリアー・プラットフォーム」のデモに登場し、披露後に大統領へ敬礼したのも彼だった。体力検定で特級戦士に選ばれ、表彰も多数受けたことから「キャプテン・コリア」の異名が付いた。一方、後輩のTWICEが面会に来ようとした際、部隊への影響を考えて断っていたことが後に明かされ、笑い話になった。
優等生ぶりと意外な素顔
大学は檀国大学で経営学を専攻し、アイドルとして多忙な時期にも授業や試験に出続けた。2009年にはステージ衣装のまま期末試験を受けたという逸話が残る。2012年にはTOEIC満点の成績表をSNSで公開し、その後高麗大学の国際大学院にも進んだ。一方で、強面の外見とは裏腹に、バラエティでは平気で崩れ役を引き受ける。2014〜15年のtvN『三食ごはん』旌善編ではおっとりした姿から「オクビング(おとぼけのオク)」というあだ名が定着し、ファッションセンスのなさもたびたびネタにされてきた。練習生になる前から描いてきた緑の猫「オクキャット」をキャラクター商品にしており、オクキャットの公式アカウントからは「社長」と呼ばれている。
腕相撲の傷跡と結婚
左腕には大きな手術痕がある。2012年5月、日本での仕事の合間にメンバーのジュノと左手で腕相撲をした際、力を込めた瞬間に上腕の骨が折れてしまったためで、帰国後に手術を受けた。報告を受けたパク・ジニョンが、腕力自慢のチャンソンの仕業だと早合点して声を荒らげたという笑い話も伝わり、腕相撲はいまも2PMの「禁句」とされている。私生活では、2025年2月にパリで一般人の恋人にひざまずいて指輪を贈る写真が出回り、結婚説が報じられたが、所属事務所は誕生日を記念したイベントでプロポーズではないと説明した。その後、同年11月1日に自筆の手紙で長年交際した一般人女性との結婚を発表し、2026年4月24日に家族と親しい知人のみを招いて式を挙げた。2PMではチャンソンに続く2人目の既婚者となった。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- テギョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ハートビート — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ヴィンチェンツォ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ブラインド — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08