ユ・オソン
強烈な存在感で知られる韓国の俳優。1990年代末に脇役から一気に主演級へ躍り出て、映画『友へ チング』で人気の頂点に立った。興行の浮き沈みを経た後はテレビドラマを中心に役柄の幅を広げ、長く第一線で活動を続けている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
記者志望から演技の道へ
江原道寧越の出身である。学生時代に目指していたのは俳優ではなく記者で、マスコミ系の学科を志望していたが、進路を考え直して漢陽大学の演劇映画科へ進んだ。そこから舞台を中心に経験を積み、映画『ビート』の不良仲間テスなど脇役で顔を知られるようになる。転機は1998年のMBCドラマ『明日に向かって撃て』(原題「내일을 향해 쏴라」)で、同じ時間帯に大作がぶつかるため有名俳優が出演を避けたことから、新人同然の彼に主演が回ってきた。芸能界の裏側を描いたこの作品が予想外のヒットとなり、一躍主演級の俳優となった。
活動の歩み
『チング』の栄光と再出発
ドラマの人気を追い風に映画『スパイ リ・チョルジン』で初主演を果たし、群像コメディ『アタック・ザ・ガス・ステーション!』の大ヒットで映画スターの仲間入りをした。2001年にはクァク・キョンテク監督の『友へ チング』で慶尚道方言を操る極道ジュンソクを演じ、作品は社会現象となる。しかし同監督と再び組んだボクサー伝記映画『チャンピオン』、2004年の『도마 안중근』(安重根を描いた作品)は興行的に振るわず、空白期を迎えた。2006年にKBSドラマ『透明人間チェ・ジャンス』で余命わずかな男を演じて再評価され、以後はテレビを主な舞台に悪役から純愛ものまでこなす。2023年には『サムダルリへようこそ』にも出演した。
エピソード
監督との対立と和解
2002年の『チャンピオン』では、予告映像がスポーツ用品の広告に無断で使われたとして彼が肖像権侵害を訴え、制作側も損害賠償を求めて提訴するなど、クァク監督側との関係は法廷闘争にまで発展した。それでも約10年後の2013年、続編『친구2』で再びタッグを組み、撮影現場の取材では過去の不和を認めつつ「もうそうではない」と語って和解を印象づけた。また、ドラマ『バリでの出来事』の主演は当初彼に内定していたが、撮影日程が先約の映画と重なり断念したと本人が明かしている。2008年には漫画原作の映画のために半年かけて体を作ったが、予算不足で企画自体が白紙になる不運も味わった。妻とは『スパイ リ・チョルジン』の現場で出会ったという。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ユ・オソン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- サムダルリへようこそ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08