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パン・ミナ

민아Bang Min-ah
Girl's Day歌手俳優・女優

Girl's Dayのメインボーカルとして2010年にデビューし、『Something』などのヒットでグループの全盛期を支えた歌手・俳優。ドラマ『美女コン・シム』の主演を機に俳優としての評価を固め、2025年に俳優オン・ジュワンと結婚した。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

仁川で育った歌好きの少女

パン・ミナは1993年5月13日、仁川広域市に生まれた。歌うことが好きだった彼女に転機が訪れたのは高校生のころで、ソウル・明洞の街頭で開かれた歌のイベントに参加したところ、のちにGirl's Dayを手がける事務所の代表の目に留まり、スカウトされた。このとき明洞の路上で歌った姿は、デビュー前の映像としていまもファンの間で知られている。デビュー前には歌手・作詞家として知られる人物が運営するボーカルスクールにも通い、発声の基礎を鍛えている。

17歳で準備し、18歳でデビュー

本人の言葉を借りれば、練習を始めたのは数え17歳、デビューは18歳だった。Girl's Dayは2010年7月9日、シングル『Girl's Day Party #1』を発表し、タイトル曲『갸우뚱(首をかしげて)』でKBS『ミュージックバンク』のステージに立ってデビューした。パン・ミナは結成時の5人のうちの一人である。ところがデビューから数か月のうちにメンバー2人が脱退し、代わってユラとヘリが加入するという大きな入れ替えを経験する。グループの顔ぶれさえ定まらない不安定な時期を、パン・ミナは10代の身で過ごすことになった。

活動の歩み

Girl's Dayの躍進を支えた歌声

Girl's Dayは『キラキラ(반짝반짝)』で少しずつ知名度を上げ、2013年の『期待して(기대해)』で一躍人気グループの仲間入りを果たした。翌2014年初めの『Something』では大人びたセクシーなコンセプトに転じて音楽番組1位を重ね、その後も『Darling』『Ring My Bell』などのヒットを連ねた。パン・ミナは高音域を担うメインボーカルとして楽曲の聴かせどころを任され、生歌の安定感にも定評があった。SBS『人気歌謡』のMCを務めた経験もある。

ソロデビューと『美女コン・シム』

2016年にはミニアルバム『私も女です(나도 여자예요)』でソロデビューを果たした。同じ年、SBSドラマ『美女コン・シム』でナムグン・ミンとともに主演を務め、これが俳優としての大きな転機となる。容姿にコンプレックスを持つ主人公を演じるため、アイドルとしてのイメージを捨てるような濃いメイクとかつらで登場し、当初は驚かれたが、ドラマが進むにつれて愛嬌のある演技が好評を集め、視聴率も上昇した。

事務所移籍と俳優業の深化

2019年、Girl's Dayのメンバーは前事務所との契約を終え、それぞれ別の道に進んだ。パン・ミナはウリム・エンターテインメントに移り、同年のSBSドラマ『絶対彼氏。』でヨ・ジングとロマンティック・コメディを演じた。2021年には10代の少女たちの危うい日々を描いたインディー映画『최선의 삶(最善の人生)』で主演を務め、アイドル出身の枠を超えた表現力を示した。2023年には幽霊が見えるタクシー運転手と組むファンタジーコメディ『デリバリーマン』で記憶を失った幽霊の役を演じ、軽妙なやり取りで作品を引っ張ったほか、ミュージカルの舞台にも立っている。

結婚と新たな出発

私生活では、『美女コン・シム』で共演した俳優オン・ジュワンと2021年のミュージカル『그날들(あの日々)』で再会したのを機に交際に発展し、2025年7月に結婚を発表した。同年11月、インドネシア・バリで家族や親しい人だけを招いた式を挙げている。二人は交際を一度も公にしないまま結婚を発表したため、ドラマの共演者が現実の夫婦になった経緯は大きな話題を呼んだ。2026年にはミュージカル『어쩌면 해피엔딩(もしかしたらハッピーエンド)』の舞台に立ち、同年10月には新事務所ソニュラボと専属契約を結んで、新しいプロフィール写真とともに活動の再スタートを告げた。

エピソード

「崖っぷちに立っていた」10代

華やかに見えたアイドル時代について、パン・ミナは後年のインタビューで、当時の自分は前にも後ろにも進めない崖の上でただ必死に踏ん張っているような心境だったと打ち明けている。グループ生活そのものがつらかったわけではなく、楽しい思い出も多かったとしたうえで、10代ゆえに心が不安定だったのだと説明した。そして「Girl's Dayは今でも本当に愛している」と語り、約10年を捧げたグループを人生の一部だと位置づけている。いまは「アイドル出身」という壁を気にしなくなったとも話しており、その言葉には時間をかけて自分を受け入れてきた歩みがにじむ。

『최선의 삶』に挑むまでの迷い

映画『최선의 삶』の出演は、本人の中ではほぼ心が決まっていたものの、アイドル出身の俳優に向けられる視線が気になり、最後まで踏み切れなかったという。周囲の励ましより、自分自身を信じられるかどうかが問題だったと振り返る。撮影では3週間かけて準備した場面が編集で丸ごと削られる悔しさも味わったが、監督とともに感情の限界まで向き合ったその時間には意味があったと語っている。

コン・シムがくれたもの

『美女コン・シム』の撮影当時、パン・ミナはグループ活動と演技を並行する過密な日程から心身ともに疲れ果て、スランプに近い状態だったと明かしている。それでも自分を飾らず、不器用でも懸命に生きる主人公を演じるうちに、嫌いだった自分自身をいたわれるようになったという。当時は「공심이(コン・シム)のおかげで人生をたくさん学んだ」とも語っている。のちにこの作品の共演者と人生を共にすることになったのも不思議な縁である。父親を亡くした際にはオン・ジュワンが葬儀の間ずっと付き添っていたことも、結婚発表後に報じられて話題になった。結婚発表の際には、ファンカフェに自筆の手紙を載せ、ファンを「私の時代であり、私の人生」と呼んで感謝を伝えた。

プロフィール

生年月日
1993年5月13日[1]
出生地
仁川広域市[1]
国籍
韓国[1]
職業
歌手 / 俳優[1]
関連グループ
Girl's Day[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2023年デリバリーマンAmazonで探す딜리버리 맨!出演[2]
  2. 2019年絶対彼氏。<完全版>Amazonで探す절대 그이出演[3]

出典

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  1. パン・ミナ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. デリバリーマン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 絶対彼氏。<完全版> — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08