チェ・ソン=ウン
1996年ソウル生まれの俳優。韓国芸術総合学校在学中の2019年、映画『시동』のヒロイン役で商業映画デビューし、新人賞を獲得した。ドラマ『怪物』やNetflix『アンナラスマナラ - 魔法の旋律 -』を経て、映画を中心に存在感を高めている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
兄の後押しで選んだ道
チェ・ソン=ウンはソウル出身で、幼い頃は人見知りの激しい内気な子どもだったという。初めて舞台に立ったのは小学校のミュージカル部で、当時はただテレビに出てみたいという程度の気持ちだったという。俳優を目指すと決めたとき、両親は安定した職業を望んで反対したが、兄が両親を説得してくれたおかげで道が開けた。進学先に桂園芸術高校の演劇映画科を選んだのは、尊敬する俳優チョ・スンウの出身校だったからだと明かしている。高校で本格的に演技に触れてその面白さに目覚め、韓国芸術総合学校の演劇院演技科に進学した。在学中の2018年には大学生向け雑誌の表紙モデルに起用され、ショートカット姿が「韓芸総の女神」と話題を呼んで、世間に名前が知られるきっかけとなった。
活動の歩み
デビュー作で新人賞、ドラマで飛躍
2019年の映画『시동(始動)』でボクシングに打ち込む少女キョンジュを演じ、初めての商業映画でいきなり主演級の役を得た。新鮮な存在感が評価され、2020年の春史映画祭で新人女優賞を受けている。同年にはMBCのSFオムニバス『SF8』の一編「宇宙人チョアン」で主人公を務め、地上波ドラマに初出演した。2021年のJTBC『怪物』ではシン・ハギュン、ヨ・ジングと共演し、ユ・ジェイ役で確かな演技を見せ、百想芸術大賞TV部門の新人演技賞候補となる。独立映画『십개월의 미래(10か月の未来)』では第31回釜日映画賞の新人女優賞を受賞し、百想の映画部門でも新人賞候補に名を連ねた。
Netflix作品と映画で広がる活躍
2022年のNetflixドラマ『アンナラスマナラ - 魔法の旋律 -』ではチ・チャンウク、ファン・インヨプと並んで主演を務め、原作ウェブ漫画のヒロイン、ユン・アイを演じて原作のイメージをよく表現したと評された。ミュージカル形式の作品で、劇中歌も自ら歌っている。同年末には映画『ジェントルマン』に出演し、2024年にはNetflix映画『ロ・ギワン』でマリ役を演じ、同作で大韓民国文化芸能大賞の映画部門最優秀演技賞を受けた。同じ年の独立映画『힘을 낼 시간(力を出す時間)』では全州国際映画祭の俳優賞を受けている。2025年にはKBS 2TVのドラマ『마지막 썸머(ラスト・サマー)』に出演し、2026年3月公開の映画『매드 댄스 오피스』ではヨム・ヘランとの共演を果たした。
エピソード
役への執念と素顔
役作りへの打ち込み方は徹底している。『시동』では約5か月にわたってアクションスクールとジムでボクシングを鍛え、地方ロケの合間にもソウルへ戻ってジム通いを続けた。キックボクシングは今も趣味として楽しんでいる。『アンナラスマナラ』では歌の場面のため約1年間、毎日のように練習室に通ってレッスンを受けたという。作品を通じて観客と向き合いたいとの考えから個人SNSを持たずにいたが、『アンナラスマナラ』公開直前に事務所運営のアカウントを開設している。近年は短編映画『시온』で自ら監督も務め、作り手としての顔も見せている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- チェ・ソン=ウン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- アンナラスマナラ - 魔法の旋律 - — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08