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ソンミ

선미
Wonder GirlsK-pop歌手

1992年生まれの歌手。Wonder Girlsの最年少メンバーとしてデビューし、2013年にソロへ転向。『Gashina』以降、自作曲中心の「ソンミポップ」で独自の地位を築いた。2025年には初のフルアルバムを発表している。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

家族を支えたいという夢

ソンミは1992年5月2日、全羅北道益山で生まれた。子どもの頃の暮らしは楽ではなく、小学校4年生の頃から父が肺結核の合併症で長く闘病していた。家計が厳しいなか、幼い彼女は父の看病や弟たちの世話を担い、家族の中で大人びた役割を負っていたと伝えられている。歌手を志したのも、芸能人になれば家族を経済的に助けられると考えたことが大きな動機だった。のちにテレビ番組で家族の話をする場面もあり、苦しい少女時代を経て舞台に立ったという経緯は、彼女の人物像を語るうえで欠かせない要素となっている。

練習生時代とデビュー

14歳の頃にJYPエンターテインメントのオーディションに合格し、ソウルで練習生生活を始めた。当時の指導者は、毎月の発表会で4〜5人が並んで歌っても彼女だけは自然と目に入ったと回想し、内に辛い事情を抱えながら常に明るく、一方で非常に芯の強い子だったと語っている。デビューを目前にした時期には、長く闘病していた父を亡くすという悲しみにも見舞われた。そうした中、2007年にガールズグループWonder Girlsの最年少メンバーとしてデビューし、10代半ばで芸能界に足を踏み入れた。グループの中で最も幼かった彼女は、年上のメンバーに囲まれながら歌とダンスの両面で存在感を示していった。

活動の歩み

Wonder Girlsの全盛期

Wonder Girlsはデビュー後まもなく『Tell Me』で社会現象級のヒットを記録し、『So Hot』『Nobody』と続けて国民的な人気を得た。2009年には米国に活動の場を広げ、『Nobody』の英語版が韓国の歌手として初めて米ビルボードHot100に入り、最高76位を記録した。同じ年にはジョナス・ブラザーズの北米ツアーにオープニングアクトとして参加している。しかし2010年、ソンミは学業に専念することを理由にグループ活動を中断した。その後は高校卒業程度認定試験を経て東国大学の演劇学部に進み、しばらく表舞台から離れて学生として過ごした。

ソロ転向と『Gashina』

2013年、JYPからソロ歌手として復帰し、『24時間じゃ足りない』(24시간이 모자라)が各種チャートで上位を占めて再出発に成功した。2014年には初のミニアルバム『Full Moon』を発表し、タイトル曲『満月』(보름달)で妖艶で神秘的なソロ像を固めた。2015年にはWonder Girlsに再合流し、バンド形態となったグループでベースを担当したが、2017年にグループは活動を終える。同年、JYPを離れてメイクアス・エンターテインメント(現アビスカンパニー)に移籍し、8月22日に発表した『Gashina』がキャリアの転換点となった。テディらがプロデュースし本人も作詞に加わった同曲は音楽番組で5冠を達成し、MVの再生回数は1億回を超えた。

自作曲の時代と初のフルアルバム

『Gashina』以降は『主人公』『Siren』『Noir』『LALALAY』(날라리)、2020年の『紫の夜』(보라빛 밤)と、本人が作詞作曲に深く関わる曲でヒットを重ねた。2019年には初のワールドツアー「WARNING」を開催し、北米やアジアを中心に十数都市を回って、海外にも厚いファン層があることを示した。2025年11月5日には、ソロデビューから12年目にして初のフルアルバム『HEART MAID』を発表した。タイトル曲『CYNICAL』を含む全13曲すべての制作に参加しており、自身の音楽世界を一つの作品にまとめ上げた。2026年7月15日にはデジタルシングル『Forever July』を発表し、夏の夕立に突然の恋心を重ねた曲で活動を続けている。

エピソード

「ソンミポップ」という呼び名

『Gashina』以降の彼女の曲は、いつしか「ソンミポップ」という一つのジャンル名で呼ばれるようになった。音数を絞ったサウンドの上で、あの独特の声が夜の誘惑や官能を歌う、というのが多くの評者の見立てである。評論家の中には、彼女をキム・ワンソン、オム・ジョンファ、イ・ヒョリら韓国の女性ソロ歌手の流れ、さらにはマドンナやデュア・リパといった海外のポップスターと並べて論じる人もいる。また、所属事務所内で曲を伏せて選ぶブラインドテストを行った際、彼女の書いた曲が何度もタイトル曲に選ばれたという話も伝えられており、パフォーマーとしてだけでなく作り手としての実力も認められている。

遅れてきた記録と海外の熱気

『Gashina』のミュージックビデオは2019年に再生回数1億回を突破し、デビューから12年目にして彼女にとって初めての「1億ビュー」となった。Wonder Girls時代のヒット曲ではなく、ソロ曲で初めてこの記録に届いたことが注目を集めた。同じ2019年のワールドツアーでは、北米などの公演で現地のファンが韓国語の歌詞を一緒に歌う光景も話題になった。グループの人気に支えられた少女時代を経て、ソロアーティストとして自ら海外の舞台を切り開いたことを象徴する場面である。

心の病を隠さずに語る

ソンミは自身の弱さを率直に語る歌手としても知られる。境界性パーソナリティ障害の診断を受けていることを公に明かし、感情の起伏や憂うつとどう向き合ってきたかを番組やインタビューで語ってきた。華やかなステージのイメージとは異なる告白は大きな反響を呼び、同じ悩みを持つファンから共感と支持が寄せられた。幼くして父の闘病と死を経験し、10代でトップグループの一員として走り続けた経歴を思えば、その率直さもまた彼女の表現の一部といえる。練習生時代の指導者が語った「明るさの裏にある強さ」は、今も彼女の歩みに通じている。

プロフィール

生年月日
1992年5月2日[1]
出生地
益山市[1]
国籍
韓国[1]
職業
K-pop / 歌手[1]
関連グループ
Wonder Girls[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2018年WarningAmazonで探す歌唱[2]
  2. 2021年TailAmazonで探す歌唱[3]
  3. 2021年1/6Amazonで探す歌唱[4]
  4. 2021年You Can't Sit with UsAmazonで探す歌唱[5]
  5. 2021年You Can't Sit with UsAmazonで探す歌唱[6]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ソンミ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. Warning — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  3. Tail — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  4. 1/6 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  5. You Can't Sit with Us — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  6. You Can't Sit with Us — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09