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パク・ボム

박봄Park Bom
2NE1K-pop歌手

1984年ソウル生まれの歌手で、2NE1のメインボーカル。米国留学中に歌手を志してYGの門を叩き、ハスキーで独特な声色で多くのヒット曲を支えた。天然な言動でも愛される一方、薬物持ち込みをめぐる報道や健康問題による活動中断も経験している。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

マライア・キャリーに魅せられて

パク・ボムは1984年3月24日、ソウルで二人姉妹の妹として生まれた。幼い頃から歌うことが好きで、童謡大会などにもよく出ていたという。小学6年生で米国へ留学し、メイン州の私立高校を卒業する。歌手を志した決定的なきっかけは高校の昼休みにマライア・キャリーの曲を聴いたことで、本人は食事を取らなくてもお腹が空かないと感じるほど夢中になったと振り返っている。ビヨンセの歌唱力とパフォーマンスを両立させる姿にも強い憧れを抱いていた。

親に内緒のバークリー転籍とYG挑戦

大学ではレスリー大学で心理学を専攻していたが、歌手になる夢を諦めきれず、両親に知らせないままバークリー音楽大学へ籍を移した。2002年からYGエンターテインメントのオーディションを受け始めたものの、3年間は不合格が続く。それでも挑戦をやめず、2005年にようやく合格して本格的なトレーニングに入った。2006年には携帯電話「Anycall」のCMシリーズ『Anystar』でイ・ヒョリ、イ・ジュンギと共演し、歌手を夢見る少女を演じて「偽イ・ヒョリ」と呼ばれ話題になった。

2NE1のメインボーカルとして

デビュー前はBIGBANGの楽曲「We Belong Together」「Forever With U」などにフィーチャリングで参加し、2007年にはBIGBANGの全国ツアーにゲスト出演してパク・ジニョン作曲のソロ曲「허수아비(かかし)」を披露した。2009年、BIGBANGと共演した携帯電話のCMソング「Lollipop」で2NE1の一員としてお披露目され、グループのメインボーカルを担うことになる。年齢はメンバー最年長で、長い練習生期間を経てのデビューだった。

活動の歩み

ソロ曲でもチャートを席巻

2NE1は強烈なコンセプトとヒット曲で女性グループの勢力図を塗り替え、彼女はその中心で高音を担った。グループ活動と並行して、2009年10月にソロ曲「You And I」、2011年4月に「Don't Cry」を発表し、いずれも各種チャートの上位を独占した。少しハスキーで厚みのある声は「韓国よりも米国的」と評され、好みは分かれるものの一度聴けば忘れられない個性として知られる。2011年にはMBC『無限挑戦』の歌謡祭でパク・ミョンスとG-DRAGONのユニットの曲にも参加した。

薬物報道と長い空白

2014年6月末、2010年に米国からアンフェタミン成分を含む薬「アデロール」を持ち込もうとして仁川空港の税関で摘発され、検察が立件を猶予していたことが報じられた。所属事務所代表のヤン・ヒョンソクは、幼い頃に親しい友人が事故で亡くなるのを目撃して以来、米国の大学病院で処方された薬を服用してきたと説明し、検察もその記録を考慮したとされる。しかし処分の甘さを疑う報道も続き、彼女は全ての活動を止めて自粛に入った。2NE1は2016年に解散し、彼女もYGとの専属契約を終えている。

ソロ復帰から再結成、そして休養

2018年7月にD-NATIONエンターテインメントと契約し、2019年3月にシングル『Spring』で本格復帰した。元メンバーのサンダラ・パクが参加したタイトル曲「봄(春)」は複数の音源チャートで1位を獲得し、同年はMnet『Queendom』にも出演している。2022年4月にはコーチェラでCLのステージに4人がそろって登場し、2024年10月にはデビュー15周年を記念した2NE1のコンサート「WELCOME BACK」でグループが本格的に再始動した。ツアーはアジア各地を回り、2025年4月のソウル・アンコール公演まで続いた。しかし同年8月、事務所は医療陣の所見により彼女が2NE1の今後の日程に参加できず、休養に入ると発表。2026年6月にはD-NATIONとの専属契約を双方合意で終了したことが伝えられた。

エピソード

「8次元」と呼ばれた天然キャラ

「8次元」というあだ名は、プロデューサーのテディが『2NE1 TV』で「サンダラが4次元なら、パク・ボムは8次元」と口にしたことから広まった。リアリティ番組で素の言動がそのまま流れると、とぼけた受け答えやおっとりした話し方が受けて熱心なファンを一気に増やし、一時はメンバーの中で最もバラエティ向きと見なされた。ところが本人は笑わせようとしたことは一度もないといい、放送を見て初めて、クールなつもりだった自分のイメージが崩れていくのに気づき、悔しくて泣いたこともあると明かしている。それでも姉によれば、画面の中の姿は家での彼女とまったく同じなのだという。

ステージと素顔のギャップ

強いコンセプトの衣装やメイクとは裏腹に、素顔は人見知りで繊細だ。口数が少ないために「お高くとまっている」と誤解されることが悩みだったと、SBS『ルームメイト』の初回で打ち明けている。同番組では共演者に「天使みたいだった」と言われただけで目を潤ませ、撮影現場を訪れた共演者の母親から励まされた時にも涙を流した。こうした人柄はグループ内でも知られており、CLは、年の離れたメンバー同士が仲良くいられたのは姉二人が純粋だったからだと振り返っている。2019年の『Queendom』では出演者で唯一の第2世代アイドルという最年長の立場だったが、先輩風を吹かせず後輩たちに気さくに接し、視聴者の好感を集めた。

サンダラ・パクとの絆

2019年の復帰作でフィーチャリングを頼んだ際、サンダラ・パクは二つ返事で引き受けたという。ショーケースで彼女は、サンダラを「義理堅い人」と呼び、緊張しないで全部やっつけてしまえと物騒な言葉で背中を押してもらったと明かして笑いを誘った。同年には二人で「첫눈(初雪)」も発表しており、グループ解散後も変わらない関係が、のちの2NE1再集結の土台の一つとなった。ファンの間でも、二人の掛け合いは今なお特別なものとして語られている。

プロフィール

生年月日
1984年3月24日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
K-pop / 歌手[1]
関連グループ
2NE1[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2019年SpringAmazonで探す歌唱[2]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. パク・ボム — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. Spring — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09