チェ・スンユン
チェ・スンユンは1989年生まれの韓国の俳優・舞踊家である。バレエ出身の身体表現を武器に、カナダ映画『Riceboy ライスボーイ』で母親ソヨンを演じ、マラケシュ国際映画祭で女優賞を受けた。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
踊りから始まった表現者
チェ・スンユンの出発点は演技ではなくバレエである。5歳でバレエを習い始め、芸術系の名門・仙和芸術高校の舞踊科を経て梨花女子大学でも舞踊を専攻した。踊り手として身体で感情を伝える訓練を積んだことが、のちの俳優活動の土台になっている。カメラの前に立ったのは2015年、ウェブドラマ『두여자(二人の女)』シーズン1への出演が最初で、ここから舞踊と映像の両方にまたがる活動が本格化した。
活動の歩み
ミュージックビデオから長編映画へ
初期の彼女を印象づけたのはミュージックビデオである。2017年のシン・ヘギョン「모두 주세요」、2019年のホ・ガク「이별은 늘 그렇게」に出演し、2023年にはNCTの「Golden Age (Orchestra Ver.)」、2024年にはBTSのRMによる「Come back to me」にも起用された。台詞に頼らず動きで物語を運ぶ映像との相性のよさがうかがえる。並行して2018年のウェブドラマ『dxyz』、2020年にはtvNのバラエティ『ローラーコースター・リブート』内のドラマコーナー『가족의 초상(家族の肖像)』などにも出演した。2019年には映画『아이 바이 유 바이 에브리바디』で自ら監督と主演を兼ね、作り手としての顔も見せている。
『Riceboy ライスボーイ』での飛躍
転機となったのは、カナダに移民した韓国人母子を描く『Riceboy ライスボーイ』(原題『라이스보이 슬립스』)である。彼女は異国で息子を育てる母ソヨンを主演として演じ、2022年の第19回マラケシュ国際映画祭で女優賞を獲得した。舞踊家として培った抑制の効いた身振りが、言葉の壁に直面する移民女性の孤独を表現するのに生きたと言える。2026年には映画『훈련사(訓練士)』にハヨン役で出演するなど、スクリーンでの活動を続けている。
エピソード
作品が結んだ縁と素顔
私生活では、『Riceboy ライスボーイ』の監督であり俳優でもあるアンソニー・シムと結婚している。二人はこの映画の制作を通じて出会ったとされ、作品が仕事と人生の両方で大きな節目になった。踊りの指導者としての一面もあり、ソウル・鍾路区でバレエのクラスを開いていたことがある。趣味は書道で、インドネシアの即席麺ミーゴレンが好物という意外な素顔も伝えられている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チェ・スンユン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- Riceboy ライスボーイ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09